渡辺麻友、卒コン特別席に3万円は高額過ぎ?ネット評価割れる

29日、アイドルグループ・AKB48の公式サイトが「渡辺麻友卒業コンサート~みんなの夢が叶いますように~」のチケット先行発売を発表した。
10月31日(火)にさいたまスーパーアリーナで開催予定の卒業公演では、特別席「むちちプレミアムシート」(3万円)が611席用意されることも併せて発表した。
渡辺麻友(23)のイラストキャラクター「むちち」の名を冠したシートで、アリーナの良い席が約束され、さらにプレミアム特典として「卒業コンサート限定みやげ」が付くという。
AKB48の運営スタッフからは、「ぜひ良席から心ゆくまで、あなたの目線をまゆゆに注いでやってください!」とファンにお知らせしている。
アリーナ席3万円は高い?
おみやげが付くとはいえ、舞台と大して距離が近くない普通のアリーナ席である。
そこに3万円は高いのではないかという意見が、女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」でも多く寄せられている。
「611席って普通に多いな。全く特別感なし」
「かぶりつき席っていうから、めっちゃ近くで見れる席かと思った」
「まゆゆ推しのオタからしたら安いもんなのかな」
「最後くらいタダで卒業公演見せてあげなよ。今までどんだけ費やしてきたオタク達かわかってんでしょ」
「卒業さえも金儲けに使われる。最後の最後まで搾り取られるんか……」
握手券のためにCDを何枚も買ってきたファンであれば、最後の姿を良い席で観られるなら、3万円ぐらい安いと思う人が多くても不思議ではない。
ファンからのお祝い金との見方も
その一方で、YAHOO!ニュース掲示板では、最後の公演で特別な席であれば、3万円はそこまで高くないのではないかという意見もある。
「間違いなく激戦だろう。アリーナが確定なら正直安過ぎるよ」
「アリーナ席の同伴転売して何十万って額で売る悪い奴がわんさかいるんだから、もっと早くやるべきだったよ」
「個人的には賛成。コンサートってなぜ統一料金なの?一番前と一番後の値段が同じなんておかしくない?スポーツ(の試合)はエリアで料金が違うのに?」
「大きなスキャンダルを起こすことなく、長年にわたってAKBを支えてきたというご祝儀みたいなものなんだろうな」
今年のAKB総選挙では、電撃的な卒業発表をしたにもかかわらず、その前に行われた須藤凜々花(20)の結婚発表によって水を差されてしまったことで、同情的な意見が多く集まっていた。
また、主演ドラマだった『サヨナラ、きりたんぽ』は、秋田県の名物のイメージが悪くなるとの苦情から、タイトルを『サヨナラ、えなりくん』(テレビ朝日系)に変えたというゴタゴタもあり、渡辺には不運なイメージが付いてしまっている。
かつて出演した『情熱大陸』(TBS系)では、「(AKBは)まじめな子が損をするような世界でもある」と語った渡辺。
高額のチケットに対して、思ったほど批判的な意見が挙がっていないようだが、今までスキャンダルがなく、まっとうに活動してきたことが評価されているからかもしれない。
真島リカ(まじまりか)
ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。