鈴木砂羽パワハラ騒動、訴えた側が突然の終結宣言に後味の悪いと意見多数
女優の鈴木砂羽(44)が主演・初演出する舞台『結婚の条件』の開幕直前、女優の鳳恵弥(36)と牧野美千子(52)が降板し、その原因が鈴木のパワハラによるものだとされた問題について、降板側から突然の終結宣言が飛び出した。
降板した2人が所属する事務所の関口忠相社長が『スポーツニッポン』の取材に応じ、関口氏は納得いかない様子ながらも、「はっきり言えば、私の中では収拾はついた」と騒動の終結宣言をした。
また、今回の問題の発端となった、2人が土下座させられた時には「私は現場に居合わせてはいなかった」ために、今回の騒動の原因は「双方の見解の相違ということもある」と推測した。
2人の女優の今後については、「仕事のスケジュールは入っているし、気分を一新して次に向かってくれている」とし、「気持ちの整理はほぼついている」と現在の様子を説明した。
さらに、プロデューサーの江頭美智留氏からは「満額のギャラを払う」と打診されたことを明かしたが、「ギャラとしてなら受け取るつもりはない」と答えたという。
降板したのに満額のギャラ提示?
関口氏は、プロデューサーの江頭美智留氏から「満額のギャラを払う」と打診されたことを明かしたが、「ギャラとしてなら受け取るつもりはない」と答えたという。
女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」では、降板した女優に対してギャラを払おうとした行為について、舞台制作側に落ち度があったことを認めているのではないかという意見が寄せられている。
「降板女優に満額ギャラって、出てないのにヘンだね。そこまで払うミスが制作側にあったということになるじゃん」
「話を聞いていくと、江頭先生と降板女優との意志疎通が問題なだけで、鈴木砂羽はあんまり関係ない感じなんだよね。名前使われただけって感じ」
「今でも、『ギャラとしてならいただきません』って、他の形なら受け取る気満々だし」
ギャラとしては受け取る気はないのであれば、お詫びとしてなら受け取るという意味にも取れ、今後に含みを持たせているようにも思える。
急に訴えを取り下げた原因は?
また、特に進展があった訳ではないにもかかわらず、急に訴えを取り下げたことについては疑問が残る。
鈴木が舞台初日に自ら釈明したことによって同情の声が集まった上、開幕直前に舞台を降板することはプロとしてあるまじき行為ではないかという批判の方が高まってしまったことで、事務所側のもくろみが外れたからではないかという意見が多い。
「事務所側の思惑が外れただけなんじゃない?」
「鈴木砂羽の土下座強要より、2日前に降板した女優の方が問題視されてるから、このままだと事務所に仕事にこなくなると思って引いたんだろうね」
「病気以外の理由で辞めた2人は、チケット買ってるお客さんの事は考えてない」
「鈴木砂羽も降板女優も江頭さんも、登場人物全員のイメージが悪くなって終わった」
結局、本当に土下座があったのかが不明であり、もし土下座が無かった場合はなぜ訴えたのかも分からないという状況。
双方がこれ以上変に騒動を広げたくないと考えれば、このまま事態は収束に向かうものと思われ、後味の悪い結果になってしまいそうだ。