エアガンはやりすぎ!ジャニーズ事務所、過激なファンへの警告文掲載にネットドン引き
2017年9月13日に、ジャニーズ事務所が公式HP「Johnny's net」に、マナー違反を続けるファンに対しての警告文を掲載した。
「大切なお願い」と題された文章には、これまでタレントが移動する際の追跡行為は絶対にやめてほしいとお願いしてきたが、過激で迷惑な行為が依然として継続されていることを報告。
飛行機や新幹線での移動でタレントの近い席を確保し、撮影したり、故意にぶつかって抱き着く行為。注意する警察官やスタッフの声を無視して追跡を繰り返し、エアガンを発砲する行為など、実際に行われている迷惑行為をいくつか紹介。このままでは、一般の方への迷惑が嵩み、コンサートの中止、公共交通機関ができなくなってしまう可能性があり、大きな事故にもなり兼ねないとして、追跡行為を絶対にしないでほしいというお願いが書かれている。
男性アイドルが多く所属するジャニーズ事務所が、一部のファンに向けての警告文を掲載したことに、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
エアガン?犯罪じゃないの?
ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。
「エアガン?!?!そんなことする人がいるの?」
「エアガンの奴、被害届け出して捕まえなよ。犯罪じゃん」
「本当にそんなことする人がいるの?成人して犯罪行為やってる人は警察に突き出せばいい」
「幼稚で凶暴だね。一番関わりたくないタイプだわ」
「追っかけがいることは知ってたけど、ここまでひどかったのか……」
ジャニーズ事務所が、迷惑行為の具体例をあげていることから、過激な行為に驚いているコメントが多い。人気がある芸能人に追っかけという存在があることを知っているひとは多いが、エアガンを撃つまでにエスカレートしているとは……驚くのも無理はない。
犯罪行為であり、警察に通報するべきだという声も多いが、ジャニーズ事務所も見過ごしているわけではないだろう。相手がファンであることや、年齢的な面で躊躇する部分があるかも知れないが、大きな事故に至る前になんとか解決できないものだろうか。
マナーを守るファンがかわいそう……アイドルとファンの信頼関係は?
一部のファンの過激な迷惑行為が明かされたことで、ほかのファンへの同情や、アイドルとファンとの関係についても意見が集まっている。
「ライブが出来なくなるからやめて。一部の人のせいで、これだからジャニオタは……って思われて可哀想」
「男ファンが女性アイドルにしたら即逮捕なのばっかりなのに、ジャニーズもよく許してるね」
「アイドルがファンを嫌いになっても仕方ないわ。ファンサービスもらえなくても文句言えない」
「そりゃタレントも脱退、退所したくなるわ。でも退所しても追っかけは続くのか……」
「嫌われても憎まれてもいいから、記憶に残りたいんだよね」
過激な迷惑行為を繰り返す一部のファンのせいで、マナーを守っているファンまで一括りにされて、ジャニーズのファンはマナーが悪いとされてしまうことは、本当に不憫である。このままでは、ジャニーズのファンだということが憚られて、素直にすきだといえなくなってしまうかも知れない。
アイドルは小さな仕草、表情までも注意深くみられている。笑顔が少なかったり、ファンサービスが減ると、態度が悪い、調子に乗っているなどとバッシングを受けることもある。しかし、自分を応援してくれるはずのファンから、過激な迷惑行為を受ければ、笑顔でいられるはずもないだろう。
嫌われても憎まれてもいいから相手の記憶に残りたいなどは、言い訳にもならない。アイドル側もファンを上手く誘導できればよいのだが、ファンが意識を変えないことには安全な芸能活動は保障されないと思われる。過激な迷惑行為を繰り返す一部のファンには、ぜひともすきになった頃の気持ちを思い出し、応援するとはどういうことか、いちファンとしてどうあるべきか、ということを考え直してほしいと思う。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。