亀梨和也、問題続発の「KAT-TUN」を守り続ける姿勢に再評価の声も
現在活動休止中のグループKAT-TUNのメンバー・亀梨和也(31)が『スポーツ報知』の取材に応じ、グループの活動休止や今後の再開についての心境を語った。
解散の危機が続くKAT-TUN
KAT-TUNは2001年に結成したが、2005年に『ごくせん(第2シリーズ)』(日本テレビ系)で亀梨と赤西仁の人気が爆発。
2006年のデビュー曲『Real Face』は、いきなりのミリオンヒットを達成するなど、今後の活躍がかなり期待された。
YAHOO!ニュース掲示板では、デビュー当初の勢いについて語るコメントがあがっている。
「色々メンバー脱退でこうなったけど、もし今も6人でいたらジャニーズの屋台骨は間違いなくKAT-TUNだったとおもう。それだけに勿体ないとつくづく思う」
「デビュー前に東京ドームコンサート開催やデビュー曲でいきなりのミリオン達成など、当時はとんでもねぇ黄金ルーキーが出てきたなと、小学生ながら思ってた」
しかし、本人の希望やルール違反によるメンバーの事務所退所が相次ぎ、現在は3人となってしまい、2016年からは無期限の休業となっている。
インタビューで亀梨は、「充電を認めてくれた事務所には感謝です。いろんなプロブレム(メンバー脱退など)も、何か僕の中ではその当時は納得というか理解できないことも正直ありましたが、一つ一つの出来事が今の自分を作ったとも思います」と語った。
グループの再開を熱望
亀梨は「グループ存続は今となっては僕の美学です。15、6歳から続けていることで、その意味でプライドというか崩したくないモノです」と語り、グループの存続のために何ができるかを考えているという。
今後の活動再開については、「強い何かを持ってまた集まれたらいいと思っています」と語った。
「このグループは問題がありすぎ。それでもグループを支え続け美学と言い切る亀梨さんは格好いい」
休業の後、このまま解散してしまうのではないかという予想もあるが、20日放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)では、現在もメンバーとメッセージのやり取りをしていると語っており、解散の心配はなさそうだ。
奮闘する亀梨をあらためて高評価する声も
今回のインタビューについて、亀梨を再評価する声が多い。
「チャラい外見からか昔はあまり好きではなかったが、30を超えてもなお筋が通ってる感じがして今は好感が持てる」
「意外とって言ったら失礼だけど、すごくしっかりしていて好感が持てる」
「他のメンバーとはプロ意識が違うなと思ってた。それはナルシストのようにも映ったわけだけど、後々仕事に対する真摯な姿勢の表れだとわかった」
「彼からは昔から男気を感じてるし、野球選手達へのリスペクト感も凄い伝わってくる」
かつては『ごくせん2』(日本テレビ系)の役柄などからか、チャラチャラしたイメージが強かったからようである。
しかし、『Going!Sports&News』(日本テレビ系)で野球に対する真摯な態度により、考えが変わったという人は多い。
また、8月26日、27日放送の『24時間テレビ40 愛は地球を救う』(日本テレビ系)では、メインパーソナリティーを務めたが、その中の企画「阿久悠 時代を作った名曲メドレー」に出演。
当時の沢田研二(69)と同じ格好で『勝手にしやがれ』を歌った際には、ツイッターなどでは多くの称賛コメントを得るなど、こちらも高い評価を得ていた。
復活を望む声は多く
現在、KAT-TUNは休止中であるが、テレビでの活動で言えば、中丸雄一は情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)の出演に加え、10月からは『天才キッズ全員集合~君ならデキる!!~』(テレビ朝日系)のMCを務める。
上田竜也は得意の運動神経を生かして、『炎の体育会系TV』(TBSテレビ系)にレギュラー出演と、個々の活動が充実してきている。
KAT-TUNが活動再開となる時期は未定だが、一回り大きくなって3人が戻ってくることをファンは待ち望んでいる。
真島リカ(まじまりか)
ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。