KAT-TUNを辞めて1年……ソロデビューの田口淳之介にネットでは身勝手の声が続出!
昨年3月末にジャニーズ事務所を突然退社した、元KAT-TUNの田口淳之介(31)が約1年ぶりに本格的な芸能活動を再開。5日発売のシングル「Connect」でソロ歌手としてメジャーデビューした。
日刊スポーツの取材に応じ、解散後から1年間の生活やこれからの活動などについて語った。
今までの活動を否定?
「なぜグループ及び会社を辞めたのか?」という問いに対しては、「30代に入り今が人生の岐路と考え、組織とは違う方向に行く決意をした。自分の好きな音楽や得意なダンスで、表現者として求めてくれる人に伝えたい」と答えた。
また「脱退せずにソロ活動をするという選択はなかったのか?」という問いに対しては、「単純にソロでやりたいからという理由で辞めたわけではない」と答えたものの、うがった見方をすれば、グループ活動では表現者として伝えられないために、KAT-TUNを辞めたとも捉えらえる。
このインタビュー記事に対し、女性向けのネット掲示板「ガールズちゃんねる」でも、ほとんどの意見が批判的である。
「自分勝手な人なんだね」
「”オレは悪くない”感がスゴイ」
「まだ残ってるメンバーは、いい気しないだろうね」
「なんか…この人応援してもらってたファンの人達に申し訳ないとか思わないんですかね?」
「ジャニーズの看板がなきゃ輝けないと思う」
「お前に需要はない」
ジャニーズで独立騒動と言えば、やはりSMAPの件が思い起こされるが、この時は事務所がメンバーの自由意志を束縛したという印象が強く、その後グループは解散となってしまったが、個々のメンバーに対する応援はより強まることとなった。
そうなると、今回の独立した田口に対しファンは応援しそうなものだが、今回のケースは単なる自分の身勝手で辞めたとの印象が強いため、ほとんどが批判的な意見になってしまった。
一方、KAT-TUNは活動休止状態……
KAT-TUNは2001年に結成した当時は6人組だったが、まず2010年に赤西仁(32)が独立した後、田中聖(31)が2013年に度重なるルール違反で契約解除となってしまったために、現在は3人しかおらず、昨年5月から活動休止の状態となってしまっている。
グループの存続が危ぶまれている中で田口は脱退したとなれば、ファンが怒りを覚えるのは当然である。
「KAT-TUNってデビューした時の勢いすごかったよね。第2のSMAP的な、次世代のスターみたいな感じだったのに」
「活動休止は3人が選んだことって…周りがまったく見えてないんだね。田口がやめなかったら休止なんてしてないよ」
「グループ愛はなかったってことね」
「KAT-TUNの活動休止の理由は明らかに田口の脱退なのに、こいつは他人事みたいに語っててほんと腹立つ」
ジャニーズ事務所を辞めた後に芸能界で活躍し続けることはかなり厳しい(別の大手事務所に所属する場合は除く)のは周知の事実だが、それでも根強いファンが居れば、地道に活動を続けていくことはできるだろう。
アイドル的人気よりもアーティスト志向を優先したということだろうが、かつてのファンをも裏切って芸能活動を続けることはできるのだろうか。大いに疑問が残る。
文・真島リカ(まじま りか)
ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。