元・KAT-TUN田口、写真集が不発?ソロ活動がいまいち盛り上がらない理由とは
2017年7月上旬、歌手の田口淳之介(31)の写真集が発売されたものの、7月3日にオリコンが発表した写真集ランキングによると、初週の推定売り上げ部数は1,279冊と、あまり売れていないという状況になっているようだ。
田口淳之介は2006年にアイドルグループKAT-TUNのメンバーとしてデビュー。アイドルとして音楽活動を行う一方で、俳優としても人気ドラマに多数出演するなどして活躍。2015年11月24日に出演した音楽番組で2016年春にKAT-TUNを脱退して、ジャニーズ事務所を退社することを発表。2016年9月に個人事務所を立ち上げソロ歌手としての活動を開始して、今年4月にはメジャーソロデビューシングルを発売している。
先月23日に発売した写真集『田口淳之介写真集 On the Moon』(宝島社)には、貴重な入浴ショットが収められていたり、イベントの抽選券がついていたが、想定よりも売り上げが伸びていないようだ。
田口の写真集の売れ行きが伸び悩み、いまいち盛り上がりに欠ける事態になっているのはなぜだろうか。
グループが好きだった……ソロには興味がない?
ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。
「KAT-TUNファンの私でも写真集発売してたこと知らなかった。田口は今何をやってるの?」
「なんで?このタイミングであえて発売するの?見たいと思わない……」
「ジャニーズブランドは大きかったよ。グループに属しているから売れていたと思う」
「写真集なんて出してたんだ。発売されてるの今知った」
「なんだかんだジャニーズの田口が好きって事だよね」
「現メンバーのファンです。頼むから元メンバー大人しくしてて」
KAT-TUNの田口を応援していたが、ソロになってから興味を失くしてしまったという声が目立つ。長年応援していたファンでさえ、田口のソロ活動を把握していないようだ。
既にグループを脱退していることから、個人活動を行うことは自由であるが、田口の脱退からKAT-TUNが活動休止になっており、また、5月に元KAT-TUNのメンバーが不祥事を起こしていることから、ファンが敏感な時期であることも原因なのかも知れない。
どうしてソロ?田口は裏切り者?
田口のソロ活動が歓迎されていない理由についても意見が集まっている。
「結局なぜ脱退したの?現メンバーが気の毒過ぎるわ!」
「今思えば特番で発表したのも凄いことだよね。皆、お通夜みたいな顔してた」
「やっぱりファンあってのアイドル、歌手だよね」
「メンバーを裏切って自分勝手に脱退した結果」
「グループを充電に追い込んでからのソロデビューにはドン引き」
2006年に6人組でデビューしたKAT-TUNは、デビュー直後から絶大な人気を獲得した。人気とは裏腹に不安定な部分もあり、2010年には赤西仁(32)が脱退。2013年には度重なるルール違反があったとして田中聖(31)が脱退している。ファンはメンバーの脱退に胸を痛めつつも、辛いのはメンバーも同じこととし、残った4人を見守り、応援するムードになっていた。
4人のKAT-TUNが、やっと定着したと安心した矢先の田口の脱退。脱退を発表した際の、他メンバーらの憔悴したような表情を忘れられないファンも多い。芸能界を引退するのであれば仕方がないが、歌手として活動するのであれば、どうしてグループに留まってくれなかったのかと思うひとがいても無理はない。
自分の人生をどう生きていくのかは、他人が口出しするようなことではない。しかし、グループに属していた以上、責任を全うしてほしかったとファンが願うことを、否定できない。
長年アイドルとしてファンと接してきた田口が、ファンの想いをくみ取れないとは思いたくない。色んな覚悟を決めての活動であると思われる。残念なことに裏切り者のイメージがついてしまっているようだが、田口にはマイナスな意見を覆すような活躍を期待したい。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。