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『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』ネットで酷評の声集まる

出典元:『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』オフィシャルサイト

2017年8月18日(金)より公開されたアニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』に対して酷評が集まっており、ネットで話題となっている。

同作はもともと90年代にフジテレビで放送されたテレビドラマ作品であり、1995年には映画化されている。今回公開されたものは、それらを原作としたアニメ映画。

広瀬すず(19)や菅田将暉(24)、宮野真守(34)といった人気俳優・声優を起用しているだけに、公開前から注目を集めていたのだが、公開と同時にネットに寄せられた感想は決して良いものとは言えなかった。

劣化版『君の名は。』?

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』に寄せられた感想の中には、昨年大ヒットを記録した映画『君の名は。』と比較しているものも多い。

女性向け掲示板「ガールズちゃんねる」でも同作に対して否定的なコメントが目立った。

「予告見たら『君の名は。』感満載」
「炎上商法?」
「この手のアニメ映画嫌いなんだよねー」
「こういう系は『君の名は。』と比べられるだろうね。」
「去年はアニメ映画凄かったもんね」
「どうしても二番煎じのような気がしてしまう」
「主題歌はいい曲だから、気になっていたのに残念」

コメントでも見られたが、確かに昨年2016年はアニメ映画の「当たり年」と言えるだろう。興行収入250億円越えと一大ブームを巻き起こした映画『君の名は。』の他にも、『聲の形』や『この世界の片隅に』など、注目を集めた作品が多い。

それらの作品と比べると、見劣りしてしまうのも無理のないことかもしれない。

主演の広瀬すずにも批判が……

その他にも、同作の主演を務める広瀬すずに対し批判の声が集まっている。

「広瀬すずの喋り方苦手」
「声が聞き取りにくい……」
「どうせ広瀬すずと菅田将暉使うなら、普通に実写でやればよかったのに」
「広瀬すず声優って時点で見たくない」
「CM見たけど声の演技下手すぎない?」
「広瀬すず好きだけど、声優は下手だと思う」

中には彼女が声優として出演した作品『バケモノの子』での評価も含め、その演技の稚拙さを指摘しているユーザーも。

もちろん原因は他にもあるのだろうが、映画レビューサイト「映画.com」における『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の評価は2.2となっている。決して高い数字とは言えない。

Twitterでは評価するコメントも

一方でTwitterでは「『打ち上げ花火』は『打ち上げ花火』であって、『君の名は。』ではない。」「考察モノとしては面白い」など、同作を擁護するコメントも見られた。

「思ったのとは違ったけど、絵も音楽もよかった」
「予告に騙された(笑)けどよかった」
「『君の名は。』感覚で見るものではないな」

確かに公式サイトやCMなどを見ると、観客側としては『君の名は。』のような作品を期待してしまうかもしれない。今回酷評が集まってしまったのは、そういった宣伝方法に問題があったからとも言えるだろう。

中には「レビューが酷すぎて逆に気になりすぎる」といった声もある。確かに、制作側にとっては不本意な形ではあるが、ネットを中心に話題になっているのも事実。

良くも悪くも、しばらくは話題作として注目が集まりそうだ。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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