哀川翔の娘・福地桃子、映画の主役抜擢に哀川ファンから失望の声
俳優・哀川翔(56)の次女で女優の福地桃子(19)が、2018年下半期公開予定の『あまのがわ』で映画デビューにして、主役を務めることが分かった。
福地は同作への出演にあたり、「新たな挑戦ということで嬉しい気持ちや楽しみな事も沢山ありますが、初めての事だらけで正直、今は不安な気持ちでいっぱいです。(中略)この作品を通して成長できるように頑張りたいです」とコメントしている。
二世だから主役になれた?
映画のデビュー作品でいきなり主役に抜擢されたが、これはオーディションにより勝ち取ったものであるという。
しかし、有名俳優の2世ということが原因からか、女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」では、辛らつな意見が並べられている。
「何で初出演でいきなり主演?ほんとに今の女優って演技力なんかどうでもいいんだね」
「七光りカードも回数制限あるからね。実力がないと生き残れないよ」
「かわいらしいけど、まったくオーラを感じない」
「映画初出演で初主演は確実にコネだけど、この前テレビで見た時可愛い子だな~って思ったよ。美人ではないけど、愛嬌のある顔だった」
福地はデビュー時には哀川翔の娘であることは公表せず、父親とは異なり、新垣結衣(29)などが所属する事務所から昨年2月にデビューした。
しかし、今年の5月に『良かれと思って!』(フジテレビ系)に哀川と親子共演をするのにあたり、娘であることを公表したのだという。
このように、決して初めから二世を利用して活動してきたわけではないのだが、現時点では二世だから主役に抜擢されたと言われても、やむを得ない状況である。
父親に対し失望の声が多く
一方、父親の哀川翔に対しては、さらに批判的な意見が集まっている。
「哀川翔ならこんな筋の通らない抜擢でデビューさせないと思ってたのにガッカリ」
「哀川翔はそういうタイプじゃないのかな?って勝手に思ってたけど、娘と一緒にテレビに出たり、意外と他の芸能人の親と変わらないのね」
「芸能人ってこの仕事は甘くない!とか言いながら、子供ホイホイ送り込むよね」
「芸名 哀川翔子でいいじゃん。ただの二世なんだし」
娘が女優の道に進むを反対するといったような職業選択の自由を制限するわけにはいかないが、今回のようにいきなり映画の主役の話が決まったのなら、辞退させるべきだろうという意見が多い。
哀川がVシネマの帝王と言われ、実力で地位を勝ち取ってきたというイメージが強いだけに、自分の娘に対しては甘いのではないかという批判が起こりやすいと言える。
昔は知名度の点で有利なため、活躍しやすいと言われた二世俳優だが、あまり実績が無いのにドラマなどに出演できることが批判されたり、他の二世俳優や二世タレントの不祥事によりイメージが悪くなってしまうなど、今やマイナス面に働くことが多くなってきている。
これらの前評判を吹き飛ばすには、大変なプレッシャーをはねのけて、映画での高評価を得るしかない。
真島リカ(まじまりか)
ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。