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失礼?当然の罰?日刊ゲンダイの「ミスチル桜井ハゲ報道」にネット賛否両論

7月5日、結成25周年を迎えた日本を代表するロックバンド、Mr.Children(通称ミスチル)のライブが大阪・京セラドームにて行われた。

ミスチルといえば、ボーカルの桜井和寿さん(47)の人気ぶりが顕著だ。優しげな顔立ちに変幻自在の歌声。世代を超えて人々を魅了する桜井さんだが、最近、そのルックスに変化が起きていると日刊ゲンダイが報じている。

大ショック……桜井さんの「オッサン化」にファンから悲鳴

ミスチルライブが行われた京セラドームは、円形のフィールドが特徴の多目的スタジアム。収容人数は36477人で、国内の5大コンサート会場のうちのひとつだ。
デビューから25年経っても愛され続けるミスチル、もとい桜井さん。しかし日刊ゲンダイによると、この日ファンからは桜井さんのルックスに対する失望の声があったという。

「1曲目の『センターオブユニバース』が流れて桜井さんが出てきた時、大歓声とともに女性ファンからのヒャ~ッ! という悲鳴が同時に上がりました。桜井さんの髪形が、頭頂部の髪を全部前に持ってきていて、スプレーか何かでガチガチに固められていたからです。以前から薄毛の噂はありましたが、まさかあんなに進んでいたとは……。(芸人の)アンガールズの田中(卓志)さん(41)と同じ状態を必死に固めて隠してる感じでした」

ライブ中、桜井さんは飛んだり跳ねたり激しい動きを繰り返していたというが、どれほど汗だくになっても「髪は一ミリも動くことがなかった」という。
日刊ゲンダイの取材に対し、ファンはこう続ける。

「桜井さんがサラサラの髪をかきあげるしぐさが好きだったんですが、髪に触ることもありませんでした。なんだか悲しい気持ちになってしまい、ミスチルが仲の良いスピッツのロビンソンを歌うなどせっかく盛り上がるいいライブだったのに、髪が気になってイマイチ耳に入ってきませんでした」

日刊ゲンダイの報道を受け、女性向け掲示板「ガールズちゃんねる」には桜井さんを小馬鹿にするコメントが寄せられている。桜井さんは1997年2月に不倫が発覚、2000年5月に前妻と離婚している、いわば「ゲス不倫」の元祖。今回の「ハゲ報道」と無関係ではあるが、不倫騒動を知る人たちからは「不倫の祟り」というような辛辣な声も聞こえてくる。

「仕方ないもうオッサン」
「お金あるんだから植毛とかすればいいのに」
「それ以前にいろいろガッカリだけどね」
「不倫の罰」
「昔はすきだった。桜井さんも曲も。不倫してからダメ」

思わぬかたちで、20年近く前の不倫劇を責められることになってしまった桜井さん。とはいえ、その不倫劇、単なる火遊びではなく、正妻となった元・不倫相手との間に現在3人の息子をもうけているという。当時の元妻の心痛は計り知れないが、「今更」外野に責められなければならないことだろうか?

長寿バンドとして時代の流れに抗い続けてほしい

一方「ガールズちゃんねる」には、日刊ゲンダイの報道、および同掲示板内の一部意見を真っ向から批判する声もある。

「男の髪を女がイジんなよ。 仕方ないじゃん」
「50近いおじさんの毛髪に何を期待しているのやら」
「ファンだけど、ハゲとかどうでもいい。くだらなすぎ」
「そりゃ好きなアーティスト出てきたら嬉しくて黄色い悲鳴あがるよ。髪型のせいじゃないと思うけど。ミスチルファンて桜井さんの頭ばっか見てんの?」

桜井さんは今年47歳。ロボットでもない限り、身体の様々な箇所に変化が訪れて当然だろう。
それにしても、桜井さんのような若々しい47歳はなかなかお目にかかれないのではないか?
今夏のミスチルライブは、9月9日、熊本県民総合運動公園陸上競技場で幕を閉じる予定だ。倍率の高いチケットをせっかく当てたのなら、ぜひとも桜井さんの「老い」ではなく「進化」に着目してほしい。

 

文・蒼井トマト(あおいとまと)
フリーライター。趣味は映画鑑賞、読書、バドミントン。 「憂鬱でなければ仕事じゃない」を座右の銘としているが、文章を書くことは好き。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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