あなたは賛成?反対?「カラコン絶対主義」の女子アナにネットで議論勃発
女性がメイクの際に使用する人気アイテム・カラーコンタクトレンズ、通称カラコン。黒目を大きくし、表情を可愛らしく若々しくすることができるものだ。
十代〜二十代の女性に広く浸透しているアイテムだが、テレビ朝日「マツコ&有吉 かりそめ天国」の番組内で35歳の女性アナウンサーが「必須」だとカミングアウトしたことで、ネット中が議論を展開する騒ぎとなっている。
黒目の大きさは重要? 正直な意見が続出
発端となったのは、4月からスタートしたテレビ朝日系バラエティ番組「マツコ&有吉 かりそめ天国」だ。
前身の番組から一貫して、タレントのマツコ・デラックスさん(44)と有吉弘行さん(42)が「耳にした話」を元にトークを繰り広げているもので、19日の放送では、トークテーマとなった「カラーコンタクトレンズ」に対し進行役の久保田アナが積極的な肯定姿勢を見せたことで、ふたりの毒舌が炸裂した。
番組中、久保田アナのカラコンに気がついたマツコは「もう歳なんだからやめた方が良いよ」とバッサリ。しかし久保田アナが「黒目が小さくてこれを取ると別人になるんです」と応戦すると、「マツコ&有吉がドン引き」する結果となった。
「30歳を超えてカラコン入れてるオバサンのアナウンサーっている?」ふたりの反応に対し、ネット上では久保田アナへの擁護が殺到した。
「別に良くない? テレビ映りを気にする職業なら外見上のコンプレックスを隠したいこと自体は自然でしょうし」
「35歳でババア扱いされて可哀想だった」
「女は辛いな。35歳、たった5年10年で男からの扱いが180度変わってしまう」
一般的に「ケバい女性」は好まれないと言うが、かくいうマツコさんも主張の強いつけまつげを常に装着した華やかなメイクで、現在の地位を確立して久しい。
「メイク上手」と評判の高いマツコさんなら、「やめとけ」と突き放すのではなく「カラコンよりこういうアイメイクの方が似合うよ」とアドバイスすることもできそうだが…。
正しい使い方を守って
「結構みんな入れてます!」と主張していた久保田アナ。しかし「裸は見せられても、コンタクトを取った姿は見せられない」と頑なな姿勢に、ネットでは疑問の声も上がっている。
「アナウンサーはまずルックス、という姿勢が嫌」
「アナウンサーなら勝負するとこそこだけじゃないよね?」
「本人が満足ならいいんじゃない。でも心の中では「この人の目気持ち悪い」と思われてることもあるよ、ってことを知っててほしい」
さて、タイムリーなことに筆者は近視のためコンタクトレンズデビューをしたばかりだ。ここで眼科医にアドバイスされたことをご紹介したい。
- レンズをつけたまま寝てはならない
- レンズを外したらしっかりと洗浄する
- 期限の切れたレンズは着用しない
- 装用時間は半日以内が望ましい
- 定期的に医療機関を受診する
レンズの便利さ故「ずっと付けていたい」気持ちは同感だ。しかし間違ったレンズの使い方が原因で眼障害を起こすケースは珍しくないという。「カラコン 失明」と検索すると見ることができる強烈な症状写真からも、そのおぞましさは明らかだ。
瞳は替えのきかないもの。「華やかな目元」は確かに魅力的だが、「澄んだ瞳」はそれよりも美しいものではないだろうか。
あくまでレンズは装備。決して自分自身になってはくれない。
文・蒼井トマト(あおいとまと)
フリーライター。趣味は映画鑑賞、読書、バドミントン。 「憂鬱でなければ仕事じゃない」を座右の銘としているが、文章を書くことは好き。