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セカオワ「結婚後も共同生活」常識はずれでも女性から羨ましがられるのはなぜ?

出典:Saori(SEKAINOOWARI)(@saori_skow)

何かと世間を賑わしているバンド・SEKAI NO OWARI。今回、そのメンバーであるSaori(30)が俳優の池田大(30)と、Nakajin(31)が一般女性との結婚を発表した。

このW結婚にメンバーやファンからも祝福の声が上がったが、メンバーが全員で住んでいる一軒家「セカオワハウス」はどうなるの?といった疑問の声も。

それに対し所属事務所は「SaoriとNakajinは結婚相手と現在同居はしていない」「今後もセカオワハウスと新居を行き来する生活をしていく」と説明した。

シェアハウス継続にネット唖然…

これを受けてネットは騒然。特に結婚を経験している人たちからは「結婚はそんなに甘くない」と非難の声が相次いでいる。

「結婚する意味ある?」
「セカオワハウス続行?それはさすがに無理があるんじゃ?」
「結婚してるのに同居しないで、男ばかりのセカオワメンバーと暮らすって、旦那の親はどう思うんだろ」
「結婚すると実家や結婚相手の家族との付き合いを優先させる機会が増えると思のだけど…」
「自分が結婚相手だったら、異性も出入りするシェアハウスと自宅を行き来するのは嫌だなぁ」 
「結婚してもこんな変わった生活ができるなんて、自分たちって心底アーティストだわーって酔ってると思う」
「こんな生活、なかじんの嫁さんは内心嫌がってそう…」
「結婚したら二人で家族なんだからさ、まずは二人で暮らして足場を固めておかないと」
「ビジネスで言ってるんじゃなくて、もし本気で週末婚するつもりなら結婚なんてするなよと言いたい。慣れ親しんだ生活から離れる事も出来ないなら、この先の結婚生活でいっぱい壁にぶち当たるよ」

結婚はお祭りごとではなく、”二人で共に助け合って生活をしていく”ということ。今では週末だけ一緒に過ごすという「週末婚」なんていう言葉もあるが、実際に上手くいくのはごく一部だろう。

多くのことを犠牲にしなければいけないのが結婚。30歳にもなって”楽しいことだけをしよう”としているように見えるセカオワを「現実はそんなに甘いもんじゃない」と叱咤する人が多いのもうなずける。

セカオワハウスはただの職場?

一方で、セカオワハウスの地下がスタジオになっているということもあって、セカオワハウスはただの「職場」と考えることもできる。そうなると「逆にうらやましい」と思う人もいるようだ。

「行き来って言っても職場の事務所みたいなイメージで通うだけで新婚だし家に帰ると思うよ」
「昼間職場(セカオワハウス)にいて、夜は家に帰る。仕事忙しくて終電逃して会社泊もあるよ。って感じかな」
「セカオワの世界観守るために言ってるだけで、ちゃんと新居に住んで、仕事するためセカオワハウスに通うだけでしょ?」
「夫婦喧嘩したら仲間の所に逃げれるね」 
「実家にときどき帰る感覚なんじゃない?」
「もしサオリに子供ができても、職場がこういう感じなら無理せず続けられそう。そういう意味では良い職場かなとは思う」
「むしろ子供が出来たときこそセカオワハウスあったら便利なんじゃない?職場に子供連れていけるってことだし」

最近の働くママが抱える悩みは深刻だ。子どもを保育園に預けて働きたいと思ってもなかなか入れる保育園が見つからない、保育園に通わせていてもしょっちゅう呼び出しがかかって、職場に迷惑が掛かる……。そんな悩みを抱えているママさんたちからは、職場に自由に子供を連れていけて、なおかつ子供を面倒見てくれる人がいる、という環境はうらやましい限りだろう。

確かに結婚は甘いものではない。特に女性の場合は、仲の良かった友人や同僚とも疎遠になってしまったり、姑や親戚の目を気にしなければいけなかったり……。今回のセカオワの事務所の説明だけでは、結婚を楽観視しすぎていると思われても仕方がない。

そんな批判されてもおかしくない生活スタイルも、セカオワハウスのような職場だったら、子育ても楽なんだろうな……と羨む女性が多いということは、それだけ日本が改善していかなければいけない問題は肥大化しているということではないか。

セカオワハウスのように「子育てもできる職場」が当たり前になれば、女性の社会進出ももう少し楽になるかもしれない。

 

文・加藤パンダ(かとうぱんだ)

ライター / バーテンダー。芸能関係者の知り合いが多く、エンタメ記事を得意とする。趣味はネットサーフィン。話題の芸能ネタはもちろん、世の中のリアルな声を拾い独自のスタイルで報筆活動を行っている。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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