監督と編集部・東が女子トーク!映画『バチェロレッテ』ヘッドランド監督に直撃インタビュー
2月22日(金)に公開される映画『バチェロレッテ ―あの子が結婚するなんて!』。
公開に先立って、編集部・東がレスリー・ヘッドランド監督を直撃! 国境を越えた熱~いガールズトークを繰り広げました。
女子なら見るべき!映画『バチェロレッテ ―あの子が結婚するなんて!』ってどんな話?
本作品は、訳ありの独身女性(バチェロレッテ)が、友人の結婚式前夜に繰り広げる騒動を描いたコメディ。主人公は、誰しもが心当たりのありそうな「完璧を求めすぎ女子」「元彼引きずり女子」「すぐHしすぎ女子」の3人組。
ある日、不細工で太った同級生のベッキーが結婚すると聞き、衝撃を受ける3人。結婚式に出席するためニューヨークへ集まった彼女らだったが、結婚式前夜のパーティで騒ぎすぎ、花嫁のドレスを破ってしまう・・・。
友情破綻という前代未聞の危機をどう乗り越えるのか? 3人にも幸せが訪れるのか? 女子なら誰もが楽しめる新作ムービーです。
監督も女子!レスリー・ヘッドランド監督に東が直撃
レスリー・ヘッドランド監督は1980年生まれの女子。ロサンゼルスに拠点を置き、劇作家、脚本家として活躍。本作品は監督としてのデビュー作なんです。
作品を見させていただいた私・東。女子として、かな~り共感の強かった作品! どんな人が監督なんだろう~と、直撃デス!
(東)
今回の作品たいへん面白かったです。私も主人公達のように、結婚する友だちに嫉妬したりしますよ。それって万国共通の感情なんでしょうか?
(監督)
そうだと思う! 実際私もそうなの。ある程度の年齢になったら、結婚して子どもを生んで・・・というのが、世間的な常識になっちゃうじゃない?
実はこの物語を書き始めたとき「果たして共感してくれる人はいるのだろうか・・・?」とちょっと不安だったの。でも女性たちがみんな共感してくれたわ。そう思ってたの私だけじゃないんだ~って。これってオンナ特有の感情よね!
(東)
わかります、とても(笑)。この映画には、結婚するベッキーのいないところで、3人が思いっきり悪口を言う場面がありましたよね。日本人だと、そういう嫉妬は隠しがちになったりするけど・・・、アメリカの女子ってそうなんですか?
(監督)
どこの国とかではなくて、世代によるんじゃないかしら? 私たちの世代は「セックス・アンド・ザ・シティ」や「ゴシップガール」が流行ったし、人に対して強くものを言うカルチャーがあるのかも。私はそこにオンナのパワー“Female
ower”を感じるわ。
女性が自分の不満を口に出せるのは、今の世代ならでは。私だって、言い過ぎて「私って最低オンナ“Ass Hole”?」って心配しちゃうときあるし!(笑)
(東)
わかるわかる。私もそうです!
(監督)
共感してくれる? アリガトー!
(東)
今まで日本に来たことはある? 日本の女子たちの印象ってどう?
(監督)
日本に来たのは初めてよ。だからイマイチまだつかみきれてないわ。ただ、アメリカと比べてエナジーが違う感じ。ニューヨークでは、路上やタクシーに乗っただけでも、乱暴な言い合いがあったりするわ。でも日本は全然違う感じがする。
ニューヨークの女子は恋バナが大好きよ! 「ねえねえ、あの彼とどうなった?」「『セックスしよう』とか言ったらドン引きされてさ~!」みたいなカンジ。女同士だと強い口調でものを言って、ケンカになることもあるわ。
男の人の前だと、私もそうだけど、最初は控えめよね。だってグイグイいくと引かれちゃうんだもん! ま、そんな男、クソ野郎“F・ck You ”ってカンジなんだけどね(笑)。日本はどう? ニューヨークと何か差があるのかしら?
(東)
日本の女子もそう! あまり差はないと思う!
(監督)
そうなの!? ウレシイ!
今の女性の恋愛スタイルはちょっと残念なところもあると思う。せっかく自分らしくいられる時代になったのに、自分をおさえこんでしまうと思わない?
この映画でもそうだけど、体重とかセックスとか結婚とか“ブロージョブ”とか、そんなちっぽけなことに全力を注いじゃうのよ。ちょっと勿体無いわ。それだけじゃないもの、人生って!
(東)
なるほど、確かに「結婚」「結婚」って思いつめちゃうと、自分を見失ってしまって勿体無いかも・・・。
今日は楽しいお話を聞かせてくれて、ありがとうございました。最後に、女子に一言!
(監督)
是非私の作品を見て欲しい。日本の女子たちが、どんな反応をするかがと~っても気になるわ!
女子同士で映画『バチェロレッテ―あの子が結婚するなんて!』を見よう
2月22日公開!
この映画は、女同士で見に行くのがオススメです。女子ならば、きっと共感できるところがあるはず。是非みなさん見にいってみて!
■公開:2/22(金)から、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー
■監督:レスリー・ヘッドランド
■出演:キルスティン・ダンスト(『マリー・アントワネット』)、リジー・キャプラン(『127時間』)、アイラ・フィッシャー(『お買いもの中毒な私!』)、ジェームズ・マースデン(『魔法にかけられて』)ほか
■配給:ギャガ
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コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。
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