連載「となりのビッチちゃん」~第11回:処女ちゃん
皆さん、結婚したいですか?それなのに、気が付くと何年も恋をしていないという方はいますか?結婚のためには恋愛やときめきは不可欠、そして恋愛で大切なのがセックスです。心もカラダもさらけ出す行為は、愛を深めるためには欠かせません。
今回は「性を楽しむビッチちゃん」になる手前の、恋愛から遠のいてしまった人に考えてほしいケースです。
AV会社なのに!?アラサー処女ちゃん
名前:処女ちゃんこと、スタッフ服部
年齢:25歳
さて、今回紹介するのは、GIRL’S CHのスタッフの服部です。
サイト内でもカミングアウトしているのですが、服部は処女です。
処女がアダルトビデオの会社で働いているということに驚く方もいるかと思いますが、我々の会社で働く人は、いたって普通です。ヤリマンもいれば処女もいるし、ヤリチンも童貞もいるんですよ。
みなさんのまわりで、処女はいますか?
あるいは、処女の読者さんはいますか?
処女ってどんなイメージを持っているでしょう?
服部に関して言えば、見た目はいたって普通の女の子です。というより、むしろかわいいです。
おしゃれが好きなのでファッションセンスもよく、品もあります。少しコンサバな雰囲気はありますが、決してモテない女性というふうには見えません。
おっとりしてはいますがコミュニケーションもとれるし、性格に難があるというわけでもありません。サブカルに詳しいので少々オタクっぽいところはありますが……。
そんな服部は、なぜアラサーになってまで処女なのでしょうか。
田口「単刀直入に、なんで処女なの?」
服部「たまたまそういう機会に恵まれなかっただけです。私も彼氏がほしいし、恋愛したいし、いつか経験してみたいとは思ってます」
田口「ずっと処女でいるのはやっぱり嫌なんだ?」
服部「そうですね……。このまま年を重ねて、恋愛やセックスの経験がないのは、人としてどうなんだろうというのが不安で……。もちろん、セックス自体に全く興味がないわけではないのですが、『ヤってみたい』『気持ちよくなってみたい』というよりは、まわりの人の目が気になるという思いが強いです」
田口「でも、見た目や性格に致命的な問題があるわけではないし、普通に出会いもあるだろうし、付き合うこともできるんじゃないかと思うんだけど」
服部「婚活カフェとか、出会いの場に行ってみたりもしています。連絡先を交換したり、デートをしたこともありましたが……恋愛関係に発展することは今のところないです」
田口「なんで?」
服部「それがわかれば、この歳まで処女ではないんですが……」
ドキドキしてる?臆病な毎日をぬけ出すヒントをくれた彼女
GIRL’S CHでは「処女活 いつか卒業する前に!」という、処女の方をターゲットに、初体験のときに活かせるセックステクニックをご紹介するハウツー動画を配信しています。
その中で、処女3人による座談会というのをやってみたことがあります。(そのうちひとりは服部なのですが)
3人の中でも服部のように、「できれば経験しておきたい」という意見もあれば、「一生処女でも構わない」という意見もあり、処女といえど三者三様です。
ですが、彼女たちに共通することとして、すごく臆病だなと感じました。臆病と言っても、日常生活の中でとても簡単なことができていないというべきでしょうか。特に、
「ドキドキする」
「ワクワクする」
「いつもと違うことをしてみる」
ということが、彼女たちはすごく苦手なように感じました。
緊張したり、怖い思いをしたり、反対にとてつもない喜びを得たり。心拍数があがることをしなければ、日常というのはとっても平坦です。
言い換えれば、とても過ごしやすいかもしれません。
自分のペースで何もかも進められるのですから。
でも、もし恋愛やときめきを手に入れたければ、その過ごしやすさから脱却しなければいけないはずなのです。
なぜなら、恋愛をしていない人にとって、恋愛は「非日常」だから。
恋愛をしていると相手のペースに巻き込まれることもあるし、心を乱すこともたくさんあります。それは、恋愛をしていない日常には起きないことかもしれませんよね。
自分のペースで、同じことだけを繰り返していては、平坦な毎日から抜け出すことはできません。
これは私の提案なのですが、恋愛したいなら、そして処女を卒業したいなら、逆に、自分自身を「ドキドキさせて」みるのはどうでしょうか?
あえて「ドキドキする」「心拍数をあげる」というようなことを日常的にして、それが楽しくなってくれば、非日常に飛び込むことへの怖さはなくなってくるのではないでしょうか?むしろ、非日常が日常に変わるはずです。
たとえば、スリルを味わうような体験をしてみるとか。
ちょっと手荒な方法だと、お酒を目一杯飲んでみるとか。
どんなことでも構いません。恋愛からしばらく遠のいてる人は、少しずつ「ちょっと非日常」をしてみる練習をしてみてはいかがでしょうか。
GIRL'S CHプロデューサー。
2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。営業、マーケティング等の部署を経て、2012年よりGIRL'S CHの立ち上げに携わる。以来現在まで、GIRL'S CHの現場リーダーとしてサイト運営をしつつ、オリジナル動画ではレポーター出演等をすることも。
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