DJあおいの「だからあなたは結婚できない」～尽くすだけの女から脱するには？〜

愛し合うということは 『愛する』 ということを話し合い続けることである。

こんばんは、コラムニストのDJあおいです。

このコラムでは恋愛に迷える子羊様たちを救い、

幸せに導くべく独自の恋愛哲学をご紹介していきます。

 今回は、こちらのお悩みです。

尽くすだけの女から脱するには？

 

30歳女性です。
私は、よく周りから「従順だよね」「犬みたいだよね」と言われます。

彼氏に対しても同じなので、「なにしても逃げない」と思われているのか、独占欲をかりたてないのか、とにかく優位に立たれがちです。

でも、やっぱり好きな人の言うことは聞いてあげたいし自分に貫き通したい意志やほかに優先したいこともないので、従順になってしまいます。

若い時はそれでもかわいいと思われていたかもしれませんが、三十路になってまでそれはさすがにキツイのでは、と思い始めました。

どうすれば男性を翻弄できるような女になれるでしょうか。

 

DJあおいからの回答 

恋愛はバランス感覚が大事です。

どちらか一方の負担が大きいとバランス感覚を欠いて長続きしないというデータがあります。

いつも自分ばかりが会いに行っていたり、

いつも自分ばかりが連絡をしていたり、

いつも自分ばかりが尽くしているような恋愛ではうまくいかないということですね。

人には助けた人を好きになるという心理作用があります。

助けられた人ではなく、助けた人を好きになる傾向の方が強いんです。

 

人は自分の行動に矛盾が生じるのを嫌う傾向があり、その行動に整合性のある理由を後付けするんです。

好きではない人を助けた場合、その行動に矛盾が生じてしまうので　『好きだから助けた』　と思い込み、

その行動に整合性を持たせるわけです（認知的不協和理論）。

 

恋愛においても尽くされる側より尽くす方が好きになっていく傾向があります。

一方的に尽くしている関係だと、尽くしている方の恋愛感情だけが盛り上がり、

もう一方はその気持ちの差を重く感じて冷めてしまうケースが多いんですよ。

だから尽くしすぎる女性は病的に恋愛に夢中になってしまうわけです

 

恋愛というものはお互いの恋愛感情が　『5×5』 が最高得点

『6×4』　と　『7×3』 は及第点、 『8×2』 で注意報、　『9×１』 で警報。

 

そして一方だけが10尽くしているとその関係は　『10×0』 になってしまい0点になってしまうということですね。

尽くすことも大事ですが、それと同じように尽くしてもらうことも大事。

お互いが助け合いながらお互いの恋愛感情を維持管理していかないと、どれだけ尽くしても悲恋にしかならないので注意してください。

 

ひとつ愛したらひとつ甘えること。

上手に甘えて助けてもらい、彼の恋愛感情を自分と同じくらいの熱量にコントロールしてあげましょう。

とくに尽くしすぎる女性は甘えるのが下手くそな傾向にありますので、そこら辺は意識して彼に甘えてください。