DJあおいの「だからあなたは結婚できない」～別れた彼女のことが忘れられません。諦める方法はありますか？〜

コラムニストのDJあおいです。

このコラムでは恋愛に迷える子羊様たちを救い、

幸せに導くべく独自の恋愛哲学をご紹介していきます。

今回は、こちらのお悩みです。

別れた彼女のことが忘れられず、迷惑だと分かっていても連絡したい

自分は別れてからも「復縁、友達関係はダメか」と聞いて無理と言われた元彼女がいます。

別れてから、たくさんひどいことを言われました。

それでも他の人と比べるとその人が最高だと思うし特別かわいいってわけじゃないけどね自分の中では一番可愛いし、まだ好きって気持ちが残ってます。

そんな時ネットで復縁を調べて、

彼女はいまの自分が嫌いなんだ、マイナスの印象をいまは持たれてるから少し距離を置いてマイナスの印象を除いて自分磨き、魅力的な男になればきっとまた復縁できるってでてきました。

そのために自分は頑張って生活してますが、どうしてもあの人の声を聞きたいし、すごく何してるか気になってしまいます。

連絡を取ってみたいって思っても相手にしたら迷惑かなっと思いなんとか我慢してます。

しかしとても我慢ができそうになくなってきました。

本当にその人を超える人はいないと思うくらいその人が特別なんです。

やはり、まだ距離を置いて2週間もしてないのに連絡をするのはダメですよね？

忘れたくても忘れることができません。

ひどいこと言われてもやられてもあの人が好きなんです。

どうか諦められる方法とか逆にアドバイスとか復縁の時の相手の気持ちだったり知りたいです。

性別：男性

相談者ペンネーム：どうモンキー

DJあおいからの回答

ストーカーというのは　『元カレ』　という立場の男性に多いです。

特徴としてはまず恋愛経験が少ない男性。

『ここで諦めたらもう二度と恋愛はできないんじゃないか？』　という恐れ

その恐怖心が執着心となり、

その執着心を愛情だと勘違いして、元彼女を執拗に追いかけてしまうというケースですね。

次は交友関係が少ない男性、または恋愛に没頭するあまりに他の人間関係がなくなってしまった男性です。

他の人間関係がないということは、恋人と別れてしまうと孤独になってしまうわけですから、

失恋の痛みにプラスされて孤独の痛みも味合わなければならないんです。

失恋で救いになってくれるのは多くの場合は友達ですからね、

孤独になってしまうと復縁に救いを求めるしかなくなってしまい、復縁に異様に固執してしまうというわけです。

恋愛という非常に狭い世界が唯一の自分の世界になってしまうと、人はストーカー化しやすくなってしまうんですよ。

次は嫉妬深い男性。

嫉妬心とは独占欲から生じるものであり、独占欲と愛情は相反するものです。

愛情は相手の主張を尊重するようにできていますが、独占欲は自分の主張を優先しようとします。

彼女が　『別れたい』　と主張するのならそれを受け入れてあげるのが愛情であり、

彼女の主張を無視して　『やり直したい！』　と自分の主張を押し通そうというのが独占欲なんです。

独占欲が強い人ほど感情的であり、愛情深い人ほど理性的なのが特徴ですね。

だから愛情深い人は復縁も望まないで綺麗に身を引くものなんですよ。

最後は自己陶酔が強い人。

自己愛も行き過ぎると自己陶酔になってしまい、

自分の世界に引きこもり、外部からの意見は聞き入れなくなってしまいます。

客観が失われ主観しかない状態なので、自分の都合のいいように現実を歪曲して見てしまうようになるんです。

彼女が自分を避けていても、『きっと何か訳があるに違いない』　と思いこみ、

『そんな彼女を救えるのは自分しかいない』　と思いこみ、

的外れで非現実的な使命感に駆られて、元彼女につきまとってしまうというパターン、本人はそれを純愛と思っているから尚更たちが悪い。

脳内でただの失恋を劇場型の失恋に書き換えてしまう人に多い傾向です。

誰でもストーカーになり得る資質は持っているものなのですが、失恋後はとくにそれが出やすくなってしまいます。

後に　『いい思い出』　として残るであろう恋愛を、

失恋後のみっともない行動で　『二度と思い出したくない黒歴史』　に変えてしまう人も多いんですよ。

こんなときだからこそ自分を見失わず、綺麗に身を引く方向で自制するように。

いつか彼女の中で　『いい思い出』　として登場させてもらえるように。

いつか街で偶然出会ったとき、お互いが目を伏せてスライドするような関係にならないように。

最後くらいは　『これぞイケメン！』　というカッコいい引き際を見せつけてやってください。

少年よ、凹んだときほどイケメンであれ。

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