DJあおいの「だからあなたは結婚できない」~彼を心から信じるにはどうすべき?~
愛し合うということは 『愛する』 ということを話し合い続けることである。
こんばんは、コラムニストのDJあおいです。
このコラムでは恋愛に迷える子羊様たちを救い、
幸せに導くべく独自の恋愛哲学をご紹介していきます。
今回はこちらのお悩みです。
彼を心から信じるにはどうすべき?
21歳の社会人2年目の女子です。私には36歳の彼氏がいます。
元々は既婚者で最近離婚をして彼氏になりました。
彼はとても優しくて、普段から相談に乗ってくれたりするのですが、優しすぎて今一つ信じられない自分がいるのも確かです。
私は、過去の恋愛が悲惨で、浮気されまくったり、やり逃げをされたことがあったり、借金を負わされたことがありました。
その為かどんなに優しくされても、好きだからこそ余計信じられない自分がいるのですがどうしたら信じられるようになりますでしょうか?
DJあおいからの回答
自分が本当に愛されているのか不安になる
これは感受性のひとつで『拒絶感受性』と言います。
誰もが持っている感受性ですが、
この拒絶感受性が強い人ほど恋愛は長続きしないと言われています。
実際にそういうデータもあるようです。
拒絶感受性が強い人は敏感すぎて何気ない言動にもネガティヴな反応をしがちで、
相手がただアクビをしただけで『私と一緒にいるのが退屈なんだ』と思ったり、
ラインが少し素っ気ないだけで『飽きられたかもしれない』と思ったり、
拒絶に対していちいちネガティヴに反応してしまうんです。
そして勝手にネガティブになったらり不貞腐れたりしてしまうのですが、
これが相手にとっては面白くないんですよね。
何気ない小さな言動まで不信感を抱かれてしまっては窮屈、
次第に恋愛感情は希薄になりやがて捨てられてしまうことになってしまうんです。
もしかしたら見捨てられてしまうかもしれないという不安が強ければ強いほど、
本当に見捨てられてしまうという一種の自己成就予言ですね。
『疑う人は必ず裏切られる、何故なら裏切られるまで疑うからだ』
と何処かの美女が言っていたように(私ですが)もしかしたら過去の辛い恋愛経験も
拒絶感受性の強さが要因のひとつになっていたのかもしれませんね。
長続きする恋愛というものは信じているから続いているわけではないのです。
拒絶感受性が比較的に弱い人というのは、そもそも『信じる、信じない』という考えにあまり及ぶことはありません。
『自分が本当に愛されているのか』なんてあまり考えないように出来ているんですね。
相手がアクビをしても『眠いのかな』くらいしか思いませんし、
ラインの返信が素っ気なくても『機嫌わりいな』くらいにしか思いません。
言ってみれば少々おめでたい感受性の持ち主で、
ややもすれば悪い男に騙されてしまうんじゃないかというほど疑うことをしないんです。
それが相手にしてみたら『信頼』に感じられるのでしょう。
『人が最も裏切ることができないのは人の信頼だ』
と何処かの美女が言っていたように(私ですが)結果的にその恋愛は長く続くということですね。
大事なのは拒絶感受性のセルフコントロール。
どれだけ思いを巡らせても答えなんて出ないことなんて、もう嫌というほどわかっているでしょ。
考えてもわからないことは『まぁいっか』で据え置いておくこと、答えを無理に求めないことが大事です。
最悪裏切られたとしても最後まで裏切らなかった自分を誇ればいいだけですからね。
(文/DJあおい)
謎の主婦。DOKUJOで「だからあなたは結婚できない」連載中。ツイッターで独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万人。女性の悩みに対し発信する独自の恋愛哲学が好評で、著名人のファンも多い。
謎の主婦。ツイッターで独自の恋愛観を綴り、一般人として異例のフォロワー22万人。数々の名言ツイートや厳しくも的確な恋愛相談の回答が大人気。DJあおい公式Twitter
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