無駄な論争は起こさない!彼とのケンカで関係を壊さないための言い文句
カップルにはケンカがつきもの。育ってきた環境や考え方が違う他人同士が深く付き合っていこうと思うのだから、時々、いや常々、ケンカは起こってしまうものですよね。
でもそのケンカ、あなたの魅力や品格を下げるだけのものになっていませんか。
相手に同じことを伝えたくても、言い方によって、カップルにとってプラスになるか、マイナスになるかががらりと変わります。どのような言い方がNGで、OKなのか、探っていきたいと思います。
彼がメールをくれないとき
NG「なんで全然メール返してくれないの?返すくらい時間あるでしょう。浮気してるんじゃない?」
OK(たまにきたメールに対して)「仕事忙しいのにメールをくれてすごく嬉しい。すき」
メールを返してくれない彼に対して、“寂しい・悲しい・辛い”といろいろな気持ちがありますよね。でもそれらは全て、彼が“好き”だから生まれている気持ちです。悲しいときに冷静になるのは難しいですが、一時の感情を真っ先に伝えるのではなく、まず好きという大前提にある気持ちを伝えれば、ケンカは避けられます。
彼が食事中に片手で携帯をいじっているとき
NG: 「食事中になんで携帯をいじるの!マナーが悪い!」
OK:「食事は2人にとって楽しい時間だから、私は携帯をさわらないよ」
感情的になったときにそのままその思いをぶつけてしまわないことが、ケンカを避ける一番の方法ですよね。せめて何分かでも、冷却期間を置いて頭の中で整理しましょう。それでも伝えるべきだと思えば、相手を責めるような売り言葉を言わず、自分はこういう考え方だという言い方をすれば、楽しい食事中の論争を避けられます。
彼女がお泊まりなのに、遅い時間に友だちと電話で盛り上がっているとき
NG 「遅い時間に友だちと電話をするな、眠れないじゃん 」
OK「もう夜遅いし、一緒にベッドに行こう」
自分にとって常識外れなことでも、相手にとっては常識や日常であることはよくあります。自分と考え方の違う全てのことに対して、非常識だと怒っていては、誰とも長くお付き合いをすることはできません。
怒鳴るのではなく、相手を喜ばせる一言を入れて、相手の行動にお願いすることが大切です。
彼が仕事で疲れて、「疲れた」と連呼するとき
NG「わたしと会っているのに、疲れるの?そんなこと言わないで」
OK「仕事大変で疲れているのに会ってくれてありがとう。早めに2人で家に帰ってゆっくりしようね」
よく起こりうる“どちらか片方だけが、すごく疲れている”問題。
自分は楽しみで仕方がなく、待ち合わせ場所に行くと、彼は仕事で疲れきっている……という場面はありますよね。とてもショックだと思います。でも、考え方を変えれば、“あなたと会うのに疲れている”のではなく“忙しくて疲れているのに会ってくれる”のです。
最初から責めるようなキツい言い方をしてしまうと、相手が「なんでわざわざそんな言い方をするんだよ!」と思ってしまうのは自然なことです。なんでもマイナスに考えるのはやめて、相手をいたわる気持ちを持ちましょう。
同じことを言うのにも、NGとOKの言い方では全然違いますよね。言い方を変えるだけで、無駄なケンカはかなり回避できるのではないでしょうか。
そんな菩薩みたいな所業できない!と思ってしまいますが、長く続いているカップルに秘訣をきくと、このような心構えをしているようなのです。
もう大人な年齢になっているのなら、感情的にケンカをすることは減らしていきたいですよね。あなたにとっての、せっかくの運命の相手を、自分で潰してしまわないようにしたいですね。