「ケンカするほど仲がいい」は嘘?男子は感情的な女子が大の苦手
BAR北条へようこそ!バーテンダーの北条誠です。このコラムでは、北条が経営するBARで毎夜繰り広げられる実際の恋模様を元に、恋愛の駆け引き・コツをご紹介していきます。
さて、恋愛において、「ケンカできる恋愛は良い関係」という考え方をする女子もいますよね。確かに一時的に感情を爆発させてスッキリさせることで不満が解消されるのかもしれませんが……
実はそれ、彼氏にとってはとんでもないストレスなんです。そんなケンカをするたびに、彼氏の気持ちがどんどん冷めていっているかもしれませんよ?
今回は、そんな彼氏とのケンカに関するお話です。
女子と男子ではケンカの仕方が違う
一般的に女子が彼氏とケンカをする時は、感情面が先に出ることが多いようです。「イライラするから」「気に食わないから」といったことから口論が始まります。
また口論の最中も「私は○○だと思う」「嫌なものは嫌」というように、理屈を抜きにして自分の感情面における不満をぶつける話し方になりがちです。
一方、男子の場合は、「△△が間違っているところがおかしい」「××するのは間違っている」というように、まずは一般常識や理屈に合わない点を指摘するところから口論になりがちで、口論の最中も理論的に話しているようです。
このように、ケンカの最中における基本的な考え方・出発点がまったく異なるため、男女間におけるケンカは解決しないことがしばしばあります。
感情的なケンカは理論的な男子にはストレスでしかない
それでは、ケンカの後はどうなるのでしょうか?
女子の場合は、ケンカしたことで不満を吐き出し、それで感情的におさまればスッキリする傾向があるようです。そのため、「急に機嫌がよくなる」「一晩寝ればケンカしたことも忘れる」といった自覚のある女子も多いですよね。
ところが、男子の方はどうかというと……
実はまったくスッキリしていないのです。感情的な女子と理論的な男子のケンカですから、なかなか綺麗に解決されることがなく、お互いの主張は平行線のままです。
それでも、女子は不満を吐き出すことに意味があるからスッキリするのでしょうが、理屈で考える男子は、ちゃんとした答えのないままケンカが終わると消化不良になってしまい、いつまでも「どっちが悪いんだ?」とか「俺の彼女は人の話をまったく聞かない」などと思っています。
つまり、ケンカの度に女子はスッキリとした気持ちになり、男子はモヤモヤとした感情が積もっていく訳で、これが続くと、どんどん気持ちが冷めていくのです。
建設的な話し合いの伴わないケンカは意味がない
このように、男女ではケンカの仕方もその後の気持ちも違う訳ですが、それは性別の違いですから仕方ありません。問題は、双方にとってスッキリできるケンカとは何なのか?ということです。
そこでオススメなのが、ケンカをしたら必ず建設的な話し合いで終わらせるということです。まず最初に女子が感情的な部分をすべて吐き出してしまいましょう。
それである程度気持ちがおさまってきたら、同じような内容でケンカを繰り返さないための現実的な妥協点・解決策を二人で話し合うようにしてください。
この話し合いがきちんとなされることによって、男子も気分が落ち着きますし、ケンカした意味があったと感じられるのです。
そうやって問題点を一つずつ解決していけば、徐々にケンカをする回数も減っていくはずです。
このように、よい恋愛関係を築いていくには、相手の主張も聞いた上で妥協点を見つける能力が必要となります。
決して難しいことではないので、彼氏とケンカをしてしまうことが多い女子はぜひ実践してみてくださいね。