カップルが破局する「スレ違い」って本当のところ何だと思う?
カップルが破局する時の理由で一番多いのがいわゆる「スレ違い」。
でも「スレ違い」ってほんとのところ、何なのでしょうか?なにが「スレ違い」なのか「スレ違い」を生んでいるのは何かを付き合う前にキチンと確認しておいたほうが良さそうですよね。
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「スレ違い」と表現される行き違いって?
ただの「スレ違いだった」という言葉で済ますのではなく、なにが原因だったのかをしっかりと把握することが大切です。
「会いたい時に会えなくて」スレ違いが起きたのであればそれは時間の「スレ違い」、相手の気持ちがうまく伝わらない気持ちの「スレ違い」、相手のいいと思うこと、目指していることがあなたの心に響かないなら、それは価値観の「スレ違い」……それぞれによって解決の仕方が違います。
とくに大人の男女の場合、生活はたいてい仕事を中心にして回りますから、お互いの仕事をめぐる「スレ違い」は大きな問題になります。今回はこの仕事を通して生まれる「スレ違い」を考えてみたいと思います。
「仕事とあたし、どっちが大事!?」
大人として「働いている」場合、アルバイトですら好きなようにシフトが組めるわけではありませんし、仕事量を自分だけで調整できるわけでもありません。自分の周囲の人や、環境の中でうまくコントロールしてやっていくほかありません。このことをお互い理解することが大切なのです。ですから、一番言ってはいけないのは「仕事とあたし、どっちが大事!?」という一言です。どっちも大事に決まってます。
しかしなぜ、仕事がスレ違いを引き起こすのでしょうか?そこには仕事だけでなく、付き合う上で大切なことをないがしろにしている可能性があるのです。
お互いの職業について、ちゃんと話し合えていない
例えば、銀行に勤めている方はテレビ局のADさんがどんな仕事をしているか知らないでしょう。
世の中には様々な職業や仕事が存在しますが、各々の業務内容や休日、繁忙期を全て把握しているなんて人はいないはずです。なのに「好きだから」という理由だけで、仕事のことはそっちのけで付き合う。お互いの休みが合わなければ、もちろんスレ違いが生まれますよね?ある意味、自業自得でもあるのです。
お互いの働いている業界の常識がほかの業界では通用しなかったり、慣習が実はよそから見れば不思議なものだったり……これを回避するにはじっくりと時間をとってお互いの仕事・職場の話をすることです。
「今まで会えてたから大丈夫」と思い込んでしまっている
このような人は、今までうまくいってきたことを信じてしまいがちです。「これまでの彼氏とも会えていたんだから、新しい人と付き合っても大丈夫」と。しかし、仕事はそんな事情を考慮してくれません。いきなり昇格する可能性も、新しいプロジェクトに参加する可能性もあるのです。これまでの経験に引きずられて、あえて自分から危険を冒しているとも言えます。
一人一人の相手が別人格、別の環境にいる、ということをよくわかっておきましょう。
チェックしておくべき、たった1つのポイント
仕事が原因で別れを選ばないためにも、しっかりとチェックしておくべきポイントが1つだけあります。
それは「お互いの仕事を尊敬しあえるかどうか」です。
「自分は銀行に勤務している。彼女はちっちゃなベンチャーに勤務している。釣り合わない」
「結婚するなら何が何でもCA。CA以外は眼中になし」
こんな男性がいたら、ほとんどの女性が願い下げですよね。これは男性から見ても同じ。結婚相手のステータスや職業に執着せず、相手がどんな仕事をしていてもきちんとした態度で接するというのが何よりも大事です。
また、相手の男性にも同じような気持ちを持っていてほしいもの。あなたが将来どんな仕事を選んでキャリアを積もうとも「キミが選んだ仕事だもの」と理解してくれるかどうか、そこはきちんとチェックしておきたいですね。