DJあおいの「だからあなたは結婚できない」～理想の女性像に近づきたくて無理してしまう〜

コラムニストのDJあおいです。

このコラムでは恋愛に迷える子羊様たちを救い、

幸せに導くべく独自の恋愛哲学をご紹介していきます。

今回は、こちらのお悩みです。

理想の女性像に近づきたくて無理してしまう

こんにちは！長い間 あおいさんのブログを拝見させていただき参考にさせてもらってます。

最近、私は2歳下の彼氏ができました。

今まで歳上の男性と付き合ったことしかなく、甘えてばっかりの恋愛をしてきたと思います。もうこの歳になり、そろそろ自立した恋愛をしたいと感じています。

今の彼は 思ったことがあるなら言って。我慢しないで。と言ってくれます。

私の心は未熟で、些細なことで不安になったりヤダなぁと感じることがありますが、私の中には理想の女性像もあり、いや、ここはこう言う女性がかっこいい。なりたい。と思うものがあり、我慢する事もあります。

理想の女、なりたい女に近づきたくて頑張ることが今は時折辛いと感じたり、これは偽りの、背伸びしてる自分なのかな。

本当の自分は違うのに無理してるだけかなって思ったりします。

そのため、言葉では言えても表情にヤダなぁという感情が出てしまい、強がらなくていいのに。と言われることが多いです。

まぁ、態度もついてけよ！って話なんですけどね。笑

いつか私の心の中もついていけるようになるのでしょうか。

お忙しいところ、わかりにくく漠然とした文章で相談してしまい申し訳ございません。お返事お待ちしております。

年齢：26歳
相談者ペンネーム：mami

DJあおいからの回答 

『性格』　というのは持って生まれた先天的なものではなく、後天的に身に付いたもの。

幼少期の体験や集団の中での役割、

その時代による社会的文化の影響等、

その時々の環境に適応するために自分を変化させてきた結果が今の自分の性格を作っているわけです。

引っ込み思案な人は最初からずっと引っ込み思案だったわけではなく、

社交的な人は最初からずっと社交的だったわけでもなく、

与えられた環境に適応するために自分を変化させ、そしてそれが今の　『性格』　を形成しているわけですね。

その変化のプロセスには必ず葛藤があるもので、

今のあなたのように　『本当の自分はこんなんじゃないのに、、、』　という苦悩と共に変化してきたのですよ。

『本当の自分』　というものは決して変えられないものだと思っている人が多いのですが、

実は今までにも何度も何度もモデルチェンジしてきたものであり、

そしてこれからも変わり続けていくものなのです。

それが　『成長』　というものであり、

自分の性格を自分で決め付けてしまうと自らの成長を阻害することになってしまいます。

大事なのは　『本当の自分』　という思い込みを捨てること。

『あるがままの自分』　というものは固形ではなく液体のようなものですからね、

環境という器によって形を変えていくものなんですよ。

『理想の自分』　という器があるのならその器の中に自分を入れてしまうのもアリです。

性格を作るものは環境だけではなく、習慣も大事な役割を担っています。

性格というのはいわば考え方の癖、

思考の癖を変えることによって性格も変化していくでしょう。

ただ、思考が習慣化するためには約六ヶ月の時間を要すると言われています（個人差はあります）。

性格を変えるためには六ヶ月間努力をしなければならないということ、

六ヶ月間葛藤をしなければならないということ、

ポジティブな言い方をすれば、人は六ヶ月で変われるということです。

理想の自分になるための対価は六ヶ月という時間、

これはわりとお得な買い物だと私は思いますけどね

（オリジナルサイトでDJあおいさんへ相談を送ることができます）