DJあおいの「だからあなたは結婚できない」~思い出してしまうのが苦しくて、元彼と行った場所に行くのが怖い。〜
コラムニストのDJあおいです。
このコラムでは恋愛に迷える子羊様たちを救い、
幸せに導くべく独自の恋愛哲学をご紹介していきます。
今回は、こちらのお悩みです。
別れた彼氏と行った場所に行くのが怖い
別れた彼氏と行った場所に行くのが怖いです。
ふつうに友達と〇〇に行きたいなと予定を立てようと思うのですが彼との思い出ががフラッシュバックされて苦しくなりその場所に行くことをためらってしまいます。
ふつうに行けるようになるには時間が必要なのでしょうか?
DJあおいからの回答
失恋直後等は、思い出の場所に限らず、
思い出の音楽や思い出の映画、
思い出の服や思い出の食べ物、
果ては匂いに至るまで、恋人を思い出させるもの全てが怖くなりますね。
だから失恋直後等は、恋人を思い出すことのない見知らぬ環境で、見知らぬ文化に触れて傷心を癒したくなるものなんですよ。
思い出してしまうのが怖いのは、思い出してしまうと自分がどうなってしまうかわからないから。
もしかしたら未練が深くなってしまうかもしれない、
もしかしたら諦められなくなってしまうかもしれない、
もしかしたら忘れられなくなってしまうかもしれない、という恐怖心が思い出と触れ合うことを拒絶しているからです。
忘れよう忘れようと必死で過去を振り返ることを自分に禁じているわけですね。
そのやり方はべつに間違いではありません、それでも時間と共に浮かばれない思いはいずれ成仏していくでしょう。
失恋なんてものは忘れないほうが難しいもので、どう足掻いても最後は忘れてしまうものですからね。
しかし時間に解決してもらうやり方ではうんざりするくらいの長い時間が掛かってしまいますので、
一刻も早く立ち直りたい人はアグレッシブに失恋と立ち向かう必要があります。
時間だけに頼らないで、自分自身で未練を自浄すること、
時間作用と自浄作用のコンボで短期決戦に持ち込むわけです。
失恋したときにやるべきことって知っていますか?
趣味に没頭する?仕事や勉強を頑張る?新しい恋愛に精を出す?
どれもこれも不正解、失恋したときにやるべきことはたったひとつ、泣くこと、この一点のみです。
そのためには、
思い出の場所や思い出の音楽、
思い出の服や思い出の食べ物、
恋人を思い出せるものに能動的に触れて、
思う存分泣くことが立ち直るための最短距離になるのですよ。
思い出に触れても未練は深くはなりません、
むしろ思い出に触れて泣くことによって、記憶は涙と共に浄化されていくのです。
泣くことはネガティブなことだと思われがちですが、
実は次の一歩を踏み出すためのポジティブなものなんですよ。
涙は気持ちに 『。』 をつけるもの、泣けば気持ちに区切りがつく。
泣くことを恐れるな、
今日降る雨は明日咲く花のためなんだぜ?
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謎の主婦。ツイッターで独自の恋愛観を綴り、一般人として異例のフォロワー22万人。数々の名言ツイートや厳しくも的確な恋愛相談の回答が大人気。DJあおい公式Twitter
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