DJあおいの「だからあなたは結婚できない」〜結婚しなくてもいい？苦手な家事、やる気の出し方は？〜

こんばんは、コラムニストのDJあおいです。

このコラムでは恋愛に迷える子羊様たちを救い、幸せに導くべく独自の恋愛哲学をご紹介していきます。

今回は、こちらのお悩みです。

結婚しなくてもいい？苦手な家事、やる気の出し方は？

DJあおいさんこんばんは。

いつも記事を楽しく拝見しています。今後の自分のことで相談したいことがあり、送らせていただきました。

私は31歳独身、一人暮らしで、都内でデザイン関係の仕事をしています。

家事全般がどうしても苦手で、部屋の中の整理整頓ができずどうしても散らかってしまいます。料理もできればしたくなくて、外食やコンビニで買う事も多く、たまに頑張って料理をしても片付けができなくて流しが洗い物でいっぱいになり、誰か人が遊びに来ることになればようやく片付けます。

今は夫婦共働きの時代とは言え、周りの既婚の友人から聞くのは、旦那さんにあまり家事を手伝ってもらえないとか、旦那さんが仕事が忙しくてそもそもあまり家に居なかったり帰りが遅くなったりするから、結局奥さんの方が家事のほとんどを行なっているという話を聞きます。

だから結局、結婚するなら家事はできた方がいいんだなとも思うし、私自身一人っ子で今彼氏はいないのですが、親も60代半ばで周りの友人に孫が産まれているので、「結婚しないの？彼氏は？」と顔を合わせる度に聞かれてうんざりしてます。

そのこともあり、今後彼氏を作って結婚もして、子供も産んだ方がいいだろうなとは思うので、料理教室に通ってみたり収納術の本を読んだりもしましたが、やはり興味がないので楽しくなくて料理教室は１回行ったきりです。

私は仕事が楽しくて、親の目がなければ「結婚せずにこのままでもいいんだけどな」と思ってしまいますが、親戚などからも「今はいいだろうけど、歳とって子供を産めなくなってから後悔するよ。」などと言われたりもします。

確かに、結婚して子供も産めば、大変だろうけど一人では経験できないたくさんのことを経験できるだろうし、老後などの楽しみも増えるのだろうなとは思いますが、本音はこのままずっと独身でもいいんじゃないかなと思っています。

親などのことも踏まえて、DJあおいさんは結婚する・しないについてどう思いますか？また、私の場合は家事全般ですが、苦手なことを楽しめるようになる方法って何かあるのでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。

DJあおいからの回答

家事ってべつに　『わーい、楽しいなー』　と思ってやっていることじゃないですよ。

それは生活のルーチンみたいなもので、楽しいとか苦手とかの次元の問題ではなく、べつに料理を極めるつもりもないし、お片付けのプロになって出版してひと山当ててやろうという気もありません。

完璧にやろうという気も楽しもうとする気も毛頭ないので、テキトーに手は抜いているし、テキトーに当たり障りのない程度にこなしているだけ、100点を取る気なんてさらさらないのでいつも60点から70点くらいの出来栄えですよ。

家事が続かない人というのは完璧を目指してしまっているんですよね。

やるのならとことんやりたいという完璧主義の持ち主で、やり始めると丸一日時間を掛けてピカピカに掃除をしたり、夕飯のカレーを朝から作ろうとしたり、中途半端なことが嫌いな性格で、だから完璧にできないことはやらなくなってしまうんです。

そうやって放置した家事は日に日に溜まっていく一方ですから、次第に完璧にやることが難しくなってどんどん家事が嫌いになってしまうわけですね。

大事なことは続けること、それを習慣化することですから、べつに毎日満点にする必要はないんですよね。

続けることができる程度の労力で毎日やっていればいいことで、努力をしようとしたらダメなんです。

むしろなるべく努力をしないように、上手な手の抜き方を習得する方向で努力をした方がいいかもしれません。

そして、生活は残酷なほどに顔に出るものですから、生活が汚いとせっかくの美人がブスになってしまいますよ。

結婚は　『する！』　と決めないように、それと同じく　『しない！』　とも決めないように、

結婚はしてもしなくてもどっちでも幸せになれる能力を身に付けておくこと、そしてその能力とはどちらも同じ。

自尊心を保ち、生活力を上げ、自分を知り、感情をコントロールして、理性を磨くこと。

これができない人は結婚をしてもしなくても不幸になってしまう人です。

よって不幸が似合う残念な人しか振り向いてはくれません。

逆にこれができる人は結婚をしてもしなくても幸せになれる人です。

よって幸せが似合う素敵な人が振り向いてくれるものです。

それ等を養うための土台となるものが生活習慣、家事は幸せに値する生活を支えるための大事な習慣のひとつ。

結婚はどっちでもいいけど、せめて幸せが似合う人になれるように、幸せな生活習慣はつけておいた方がいいと思いますよ。