「婚活どころじゃない」は嘘?忙しくても結婚できる人・できない人
「仕事が忙しくて、婚活どころじゃない!」。そう叫びたくなるほど、忙しい女性の方も多いのではないでしょうか。しかし、どんなに仕事が忙しくても、結婚している人はしています。
既婚者が特別美人なわけでも、特別何かに長けているわけでもありません。見た目や性格、仕事など個人が持つスペックは結婚ができるかどうかに関係ないように見えます。
では、皆が等しく忙しい職場の中で、結婚できる人とできない人にはどのような違いがあるのでしょう。
忙しくても出会いをモノにする
どんなに忙しい仕事をしていても、できる人にはちゃんと彼氏ができて結婚もできます。ものすごく美人とか、モテる要素を特別に持っているようには見えないのに。
そう考えると、もはや自分磨き云々の問題ではなく、ただ単に相性の良い男性とのご縁があるかないか、の違いなのではないかと思うのです。
忙しい職場でも彼氏がいる女性たちに、彼氏との出会いのきっかけを聞いてみました。
すると、趣味のスポーツのサークルだったり、前の職場の時からの付き合いだったり、オフ会だったり、身近なものばかり。いわゆる「婚活」に励んだわけではなく、好きなことや昔からあるご縁をないがしろにしなかった結果だということがわかります。
仕事が忙しいため、出会いの機会が決して多いわけではない。けれども、オフタイムを充実して過ごすことが上手で、そこでできたご縁は大切にする姿勢が結婚につながっているようですね。
一人の人と長く付き合う
仕事が忙しくても彼氏がいる人のなかには、一人の人と付き合い始めたらとことん長く関係を続けられる女性もいます。
忙しいからこそ、お互いが時間をやりくりして会うように頑張っていたり、会える時間が限られるため楽しく過ごそうと努力したりしているようです。
各自の時間も大切にしながら、ベタベタしすぎない、比較的自由な関係でいることが、長く続く秘訣。そうして積み上げた時間が絆に変わり、結婚へ導くのでしょう。
忙しいことを言い訳にしない
仕事で忙しいことは、できないことに対する言い訳にも使えます。「忙しいから婚活ができない」「忙しいからやりたいことができない」など。
確かに、本当に忙しくて身動きがまったくとれないこともあるでしょう。
けれども周りから「彼氏いないの?」「結婚はまだ?」と聞かれた時に、「仕事が忙しいから」という言い訳は最も使いやすいもの。対外的にはこれで良いのですが、これが自分に対する言い訳になってしまうと、婚活しない自分を正当化する手段になってしまいます。
仕事がデキる女性はモテないなどという説もありますが、本当はそうでしょうか。仕事がデキる人は、コミュニケーション能力に長けていることが多いので、頭の回転も速く、相手への接し方、自己アピール力も申し分ない。
さらに共働きを求める男性が増えている昨今では、仕事を頑張っていることは長所と言えるでしょう。仕事が忙しいことを言い訳にして婚活をしないのではなく、むしろそれを武器として、出会いに貪欲になっていきたいものですね。
職場が婚活に与える影響
「一億総活躍社会」と政府は掲げるものの、現実的には結婚をして出産をした後の職場復帰がスムーズにできなかったり、時短勤務に肩身の狭い思いをしたりなど、出産後に働く女性のための環境が完璧に整っている会社はまだまだ少ないようです。
筆者の友人のかつての職場は、連日終電まで働くことが通常の忙しい環境で、体力的にも負担が大きいため独身の若い男女が労働力の中心でした。
社員の中に既婚者はわずかな男性だけで、子育て中の人もゼロ。会社の意向を忖度すると産休取得などあり得ないし、産休どころか結婚さえ歓迎されていないかのような雰囲気。だからなのか、多くの人が退職後に結婚を決めていたそうです。
結婚に至らないことは決して仕事のせいでもないのですが、結婚しやすい環境に身を置くことは、最低限のスタートラインではないかとも思うのです。結婚しやすい環境とは、既婚者が多いとか、産休や時短勤務を遠慮することなく取得でき、それらの制度を利用して働く先輩が多いなどということ。
仕事で忙しいことが婚活において不利になるとは限りませんが、結婚しても働くことを考えるなら、会社のシステムや社風が自分のライフスタイルに合っているのか、検討する必要がありそうです。
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