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婚活中のアラサー女子たちが堕ちた8つの「婚活地獄」

アラサー になったし結婚したいと思っても、なかなかできない現代。生涯未婚率の増加、そして少子化問題も深刻になっていることから、様々な婚活サービスが登場しています。

それらを活用し、結婚相手を探すのが「婚活」です。婚活の末、見事結婚を手にする女子がいる一方、なかなかうまくいかず、苦しみや悩みが増えてしまう人も多いよう。

まさに「婚活は地獄」、そう感じてしまっても過言ではないかもしれません。DOKUJO編集部にも、1年4ヶ月の婚活を経験したスタッフがいます。彼女の経験をもとに婚活疲れに迫ってみたいと思います。

婚活疲れの原因を8つ挙げてみた

1:ロクな男がいない……

今は独身の男性が増えているとか、そもそも結婚願望がないソロ男が増えていると言いますけど、婚活の場では男性が少ないと感じる機会が多かったです。

そこまでは百歩譲っていいとしても、少ない男性の中にまともな男性が本当~にいませんでした。

キモい、ケチ、コミュ障に薄汚いハゲ……婚活をせざるを得ない男性はワケありなんだと感じましたね。だって、まず彼女がほしかったら合コンが手っ取り早いはず。

それなのに合コンに行かない、つまり呼ばれないということは、友人が少ないか呼ばれる人間性がないということじゃないですか?

もしこれから婚活をするなら、まずは原点に戻って合コンや友人の紹介から始めることをオススメします。

婚活を通して結婚したカップルもいますから、必ずしもそうとは限りません。自分の心の持ちようで、素敵な男性を引き寄せることもできるはずです。

2:ロクでもない男にすら選ばれない……

一番地獄だと感じたのは、婚活パーティに行って誰からも声をかけられなかった時。

オシャレして、気合いを入れて参加しましたから、その衝撃は大変なものでした。

そもそも私は、マッチングアプリを通してロクでもない男性ばかりと会って来ました。彼らからアプローチされても、いい迷惑くらいにしか感じていなかったんです。

でも婚活パーティという、他の女性と比較される場に行ったら、私はまったく相手にされなくて……。今思うと、女性らしくて大人しそうな参加者が人気でしたね。

もちろん、興味がない男性からモテても意味はないのですが、自分が『ロクでもない』と感じてバカにしていた男性にすら選ばれない、ということは、自分自身がロクでもないからってことか。

そんな屈辱を感じた時は、『婚活は地獄だ』としか考えられませんでした。あの瞬間は、二度と味わいたくありません。

恋愛や結婚は勝ち負けではありませんが、誰かと比較される場に行くと、どうしてもそう考えてしまうのかもしれません……

3:年齢(30代)へ風当たりが年々激しい……

彼女のマッチングアプリから始まりました。男性の条件を絞れるだけでなく、空いた時間にササッとデートの約束もできて簡単だと思ったからです。

登録したばかりの時は、とても楽しかったです。男性からのアプローチがひっきりなしに来たので『モテている』と錯覚できましたから。

しかし、婚活中に30代になったことで風向きは一転。男性からのアプローチが目に見えて少なくなったんです。男性って、女性の年齢は『29歳まで』で絞り込むことが多いらしいことが原因でした。

他にも、合コンや婚活パーティに行くと20代女性の方が多かったり、自分より年下の男性が多かったりしたので引け目を感じてしまいました」

男性は年収で、女性は年齢で選ばれるとも聞きます。時間の流れには逆らえませんから、年齢に負けない魅力を身に付けることが一番ですね。

4:女のライバルが年々多くなる……

「婚活パーティやイベントに行って感じたのは、女性の人数の方が多い時が目立ったということ。

例えば婚活パーティ。理系男子、年収600万円以上、大卒などの好条件が揃った男性が来るものでは、女性の方が人数が多く、自己紹介タイムでは1人で待つ時間もよくありました。その時間はちょっとした地獄。婚活パーティ中に一人になるキツかった……。(29歳/アパレル)」

筆者の経験上でも男性より女性が多いイベントは多く存在しました。女性は友人と参加する傾向が強いので、自然と人数も集まるみたいですが、男性は1人で参加することが多いんです。

『婚活している』と言うのが恥ずかしいからみたい。

でも逆に、女性が不足する婚活イベントがあるのも事実。人を集めるのは大変ではありますが、少しでも多くカップルが成立するように主催者も努力を惜しまないでほしいですね。

5:理想がどんどん高くなる……

「婚活を始めるまでは、理想の男性像を具体的に考えることなんてありませんでした。なんとなく、価値観が同じで自分を愛してくれる人……くらいしか考えてなかったと思います。

しかし婚活をするようになってから、具体的な条件を考えるようになりました。というか、考える必要に迫られました。マッチングアプリに登録する時、参加する婚活イベントを選ぶ時、友人に紹介を頼む時など、わかりやすく伝えないといけない時が増えたんです。

このように『どんな男性がいいのか』と問われる機会が増えたことで、相手の職業や年齢、年収に学歴といったことを考え始めると、外せない条件が出るわ出るわ!

最終的に50項目挙げましたが、友人や編集部スタッフからは『理想が高い』『なんでこれにこだわるの?』と猛バッシングを受けました」

結婚という明確な目的を持った男女が集まる場では、具体的な条件を挙げることになります。しかし、条件に縛られ過ぎると、相手の本質を見落としてしまいかもしれません。

6:どんどん自分の価値観が崩れる……

「婚活をするまで、男性に求める条件を考えてきませんでした。しかし、婚活で改めてその条件を洗い出してみると、自分にとって当たり前と思っていた要素が婚活市場では贅沢であることがわかりました。」

例えば、相手が大卒であることは当たり前と思う人も多いハズ。最低限MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)以上でないと無理と考えていたら、そういう男性ってなかなか出会うことが困難です。

また、年収も厄介です。年に2回ボーナスが出て、福利厚生がしっかりした会社に勤めていれば年収500~600万円は当然あると思っていたのですが、30~34歳男性の平均年収って438万円らしいですよね。

自分が高望みしていて、それらが叶わないなら諦めがつきます。でも馬場の場合、当然と考えていた要素を引き下げる必要に迫られましたから、かなりショックでした。自分にとって「ありえない」男性の中から選ばなければいけないなんて……こんな婚活地獄はありません。

自分がいる環境によって考え方は異なります。これらに正解や不正解はありませんが、柔軟な考えができる方が多くの男性を受け入れられますから、結婚のチャンスを増やすことはできるかもしれませんね。

7:完全に自信がなくなる……

「自分が長所と思って自信を持っていた個性的でユニークな面も、婚活で全くプラスに働かなかったので、ますます自信をなくしてしまいました。そうなると、もう婚活どころでななくなっちゃうんですよね、間断なく自分で自分を責め続ける、無間地獄ですよ……」

婚活は、相手の男性のことだけ見ること以上に、自分自身を見つめ直すことが大切になります。

それは、男性から好印象を持ってもらえるメイクや服装、振る舞いを身に付けるというシンプルなことだけでなく、なぜこの条件は譲れないのか、自分の何が男性を遠ざけるのか、そもそもどうして結婚したいのかという婚活の核になる部分まで掘り下げることになります。

その作業の過程では、否が応でも自分のダメな部分に気付かされます。馬場の場合、何て自分勝手でワガママで頑固なんだ!と感じて、婚活疲れを引き起こして一旦婚活をお休みしたりもしましたね。

何事にも自信は大切。ネガティブな考えに苦しめられそうになったら、早めに対処した方がいいかもしれませんね。

8:結婚したいかわからなくなる

「婚活をしていて一番地獄だと感じたのは、婚活をしている意味を見失ってしまった時でしょうか。つまり、『なぜ結婚したいのか』がわからなくなってしまったんです。

婚活を始めた頃は楽しくできていましたが、うまくいかず苦しくなってくると『婚活を辞めたいから結婚したい』という、よくわからない目的で動くようになってしまいました。さらに周囲の結婚ラッシュも相まって、『結婚式を挙げたいから結婚したい』とまで思うことも。

そうなると、そもそも結婚したいのかわからなくなるんです。極論を言えば、結婚は相手を選ばなければできるはず。

でもそれは絶対にイヤということは……結婚すること以上に求めていることがあったってことなんでしょうね。

婚活を終わらせるためには自分と徹底的に向き合うこと

彼女は1年4カ月かかって婚活を終わらせましたが、すぐに結婚するわけではありません。

もちろん結婚はしたいです。

でも、婚活をしていた時ほどの焦りはなくなったかもしれません。きっと、結婚以上に自分が重視していることがわかったんだと思います。

婚活の目的を見失ってしまうと、結婚へのモチベーションが下がってしまうだけでなく、自分が何をしたいかすらわからなくなってしまいます。

そうなってしまったら、一度婚活をお休みするといいでしょう。

楽しく婚活できる人もいれば、辛く地獄のような婚活を味わう人もいるでしょう。どちらにしても、自分がなぜ結婚したいのか、そのために今頑張れるかを常に確認しながら、過ごしていくといいかもしれません。

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