出会いがなくて、もう疲れた……アラサー女子が陥る「婚活疲れ」の原因と解決法
アラサー女子が結婚したいと思っても、なかなかできない現代。あなたは、婚活疲れに陥っていないでしょうか?生涯未婚率の増加、そして少子化問題も深刻になっていることから、様々な婚活サービスが登場しています。
婚活の末、見事結婚を手にする女子がいる一方、なかなかうまくいかず、苦しみや悩みを抱えてしまう人もいます。
このコラムでは、婚活疲れに陥ってしまう理由や原因を探り、婚活疲れを克服した人に婚活疲れの解決法を聞いてみました。
Contents
婚活疲れを感じる原因の第1位「理想の相手に出会えない」
DOKUJOでは、なぜ婚活疲れが起きるのか、独自にアンケート調査を行ってみました。
婚活疲れを感じている方に質問です。原因は何だと思いますか?
- 理想の相手に出会えない 45 票
- 相手に選ばれない、断れられる 34 票
- 周囲のプレッシャー 10 票
- 自信の喪失 30 票
- 体力的に厳しい 10 票
最も多かった回答は、「理想の相手に出会えない」というものでした。
報われない行動というのは、疲労を感じる度合いも激しいものではないでしょうか?
選択肢のほとんどは、精神的なものに属していると言えます。
「体力的に厳しい」との回答(10人)を除く119人、なんと全体の9割以上人が、精神的な理由で婚活疲れを起こしていることがわかります。
「婚活疲れ」に襲われる瞬間ってどんな時?
それでは具体的に、一体どんな瞬間に婚活疲れの症状は出るのでしょうか?今度は、実際に「婚活疲れ」を経験した女子たちの話を聞いてみました。
「理想の男性に出会えず……」
「週に3回、彼氏を見つけるべく合コンやパーティーなどに参加していました。6か月ほど続けていましたが、ぜんぜん理想の相手に巡り会えず「婚活疲れ」が発症してしまいました。」(29歳/食品メーカー)
「男性からしつこく迫られた……」
「合コンで出会った男性と最初に名刺交換してしまったのがそもそもの間違いでした。最初は軽いメールだったけど、下ネタを送ってくるようになりました。出勤して朝メールを開いて、彼からまた連絡が来ているのを見て、げんなりしてしまった。」(女性27歳/通信)
「年齢を言って敬遠された…….」
「すごい落ち込みました。20代~30代の男女という幅が広めの婚活パーティに参加しました。会話中、私の年齢を伝えたところ、「えー!?本当に?見えないね!」と笑顔で褒めてくれた彼は、「飲み物とってくるね」と言ったきり戻ってきませんでした。(女性34歳/ライター)」
「あんなにお金をかけたのに……」
「出会いの場へ行くときの参加料や交通費、モテ服やアクセサリーの購入費、美容院代などなど……婚活関係の出費を見ると、多すぎてびっくりした。余裕で海外旅行ができたはず。これだけの出費をしても彼氏すらできないなんて、悲しすぎる」(女性30歳/サービス)
最終的には「人は性格が大切」と思っている男性だとしても、「まずは見た目が合格でないと!」と思っている男性は多いのかもしれません。でも、「見た目で選ぶ男性は全部自動的に排除できた」と思えば、少しは気が楽になるかも……。
「見た目で選別された……」
「自分なりに身なりを整えて品よくしていても、美人の子がいればみんなそっちへ行ってしまう。彼女は料理もできないし金持ちしか相手にしないけれど、それでも男性が寄っていく。結局見た目で判断されるのかと思ったら、なにもかもバカらしくなった」(女性31歳/広告)
「男性からの未読・既読スルーされて……」
「1回目のデートまではスムーズに予定が決まるのに、2回目のデートになるとなかなか予定が決まらず……そのまま音信不通にされてしまうことが多いと思った」(女性27歳/農業)
「『この人、素敵!』と思って自分から積極的にアプローチしても、いつも無視される。最初に会ったときは多少相手をしてくれるけれど、LINEを交換したあとは既読スルーどころか未読スルー。それが何人もいた」(女性31歳/製造)
「ライバルに先を越された……」
「私は必死で婚活をしているのに、婚活どころか合コンや街コンにさえ行かない友だちに彼氏ができてしまった。行きつけのお店で知り合ったというから、「天然もの」の出会いになるんだろうけど、なんだか悔しい」(女性28歳/医療)
「帰省すれば○○ちゃんが結婚したらしいよ……」と親のプレッシャー
ライターの村上ちぃさんも帰省するたびに親からのプレッシャーに遭っているようです。
「いい人おらんが?」「こっちに帰って来んがけ?」(富山弁)
私は毎年、こういう質問をされるたびに、とてつもないストレスを感じてしまうのです。そして同時に、どうして私はこんなにもストレスを感じてしまうのだろうか、と疑問にも感じています。
なぜかというと、東京にいる友人からだって、
「彼氏いないの?」「ずっと東京で暮らすつもりでいる?」といった類の質問をされることはあるからです。
そのとき私は、全くストレスを感じることもなく、ただ普通に
「彼氏はいないよ」「うん!東京で暮らしたい」などと答えています。
婚活成功者に訊く!「婚活疲れをどう克服しましたか?」
いかがでしたでしょうか?「婚活戦線」の実際を、ほんの少し覗いてみたというところなわけですが、エピソードを聞いただけで疲労感でグッタリという人もいるのではないでしょうか…
一体、このシビアな消耗戦をどうしたらくぐり抜けることができるのでしょうか?
ここでは婚活疲れを解消できた女性の意見を紹介します。
婚活友だちと距離を置いて自分をリセットしたら、婚活がうまくいった!
「婚活を始めたと友人に言ったら、同じように婚活中の友人がいることがわかりました。情報交換やストレス発散も兼ねて頻繁に会っていたのですが、周りの進み具合が気になって、焦る気持ちが募ってしまったんです。
そのため、彼女たちと会う頻度を減らして一人でゆっくりする時間を増やすことに。今までの自分の婚活を棚卸しできるし、どんな人が理想なのか、どうして結婚したいのかも含めてちゃんと考えられるようになりました。
それから、少し自分の中の婚活モチベーションが上がってきて、ある合コンで知り合った男性とお付き合いして、遂に結婚できました。
今ではあのリセット期間があったから成功したんだと実感しています」(32歳/編集)
結婚も婚活も人それぞれ。周囲の声が気になり始めると、婚活が競争になってしまい、本来の目的を見失ってしまいます。
どうして結婚したいのか、なぜ婚活をするのかをきちんと噛みしめて、自分のペースを守ることが、実は一番大事なことなのかもしれません。
婚活疲れを解消したいなら、いったん心を休めてリセットすることも
目的やモチベーションがわからなくなってしまった状態では、よい相手にめぐり会える可能性も逃げてしまいます。
結果が出ないという焦りはストレスを増加させ、更なる悪循環を招いてしまうでしょう。
そんな時は思い切って、婚活を休んでみたらいかがでしょうか?
もし、結婚相談所などを利用しているなら、一時休止の申し込みをしてもいいでしょう。
婚活友だちにも事情を説明して、合コンの参加を少し遠慮するなどといったことでもよいかもしれません。
大事なことは、ここでじっくりと自分と向き合う時間を持つことです。
そして将来どんな人生を送りたいのか、自分自身に問いかけましょう。
「なぜ、あなたは結婚しなければならないのでしょうか?」
答えは明確になっていますか?
どんなタイプの男性と結ばれて、どこで式を挙げて、どこに新居を構えて、何人の子どもを産んで、どんな素晴しい家庭を築いて、最後にどんな老後で人生を全うしたいのか。
まずは、相手を知るより自分を知ること。
周りのことにばかりに注意が向かってしまう時ほど、自分の心を見つめる時間を大事にしてください。