「男のプライド」の正体と彼氏のプライドを傷つけない行動
彼氏にどう接していいわからず考えほど行き着いてしまう、永遠の疑問「男性のプライド」。
そもそも男性のプライドとはどんなことでしょうか?
今回は男性本人に「彼氏を立てる」とはどういうことか訊いてみて、そして、男性のプライドとはに迫ります。
また男性を立てるためにはどうすればいいか、男のプライドを傷つけない行動を紹介します。
Contents
男性に訊く、「彼氏を立てる」とはどういうこと?
「彼氏を立てるべき」とよく言われていますが、そもそも彼氏を立てるとはどういう意味なのでしょうか。
女性が考える立て方と男性が理想とする立て方が違うと、立てたつもりがまったく立ててないことになる可能性があります。
男性が考える「彼氏を立てる」の意味を探るため、DOKUJOで男性252名にアンケートをとってみました。
男性に質問:「彼氏を立てる」とは具体的にどういうことですか?
第1位 彼氏の欠点を人に話さない 100 票/32%
第2位 人前で彼氏を褒める 93 票/29%
第3位 彼氏の話が知っている話でも知らないふりをする 56 票/18%
第4位 彼氏のわからない・知らない言葉や話をしない 31 票/10%
第5位 彼氏より彼女のほうが優れているコトがあれば隠す 30 票/9%
第6位 彼氏よりいいモノを身に着けない 6 票/2%対象:DOKUJO読者(男性限定)
期間:2017/09/05-17/09/13
有効回答数:252人(316票)
約3割が「彼氏の欠点を人に話さない」「人前で彼氏を褒める」と答えました。
1位と2位を取得したこの二つは、どちらも他人に彼氏をよく見せる行為です。彼氏を立てるときは、まず「他人」の目を意識するといいでしょう。
例えば彼氏+仲の良い共通の友達といるとき、からかい半分に彼氏をいじってみたり、彼氏の失敗談を笑いのネタにしたりということを、軽い気持ちでする女性もいるのではないでしょうか。
このときは彼氏も笑っているかもしれませんが、内心は「恥をかかされた!」と思っていると思います。笑っているからといって、許容しているわけではないのです。
また友だちの前だけでなく、彼氏のご両親の前でそんな態度をとれば、彼氏のご両親から悪い印象を持たれます。「男性を立てられない女性」のみならず、「品のない女性」「コミュニケーション能力がない」と判断されるでしょう。
男のプライドとは?
アンケート結果でわかってきたことは、男性のプライドとは、つまり、彼を男性としてリスペクトするということなります。
男性を立てたり、一歩引いてリードしてもらったり、とにかく男性の顔をつぶさないように心がけることです。
男性は、今も昔も認められたい生き物。認められることで「自分のことを大事にしてくれているな」と男性は嬉しく思い、あなたを女性として丁重に扱うでしょう。
誰でも男性とはいい関係を築きたいと思うもの。そうであれば互いにリスペクトできるように、まずは自分を見直してみてはどうでしょうか。
男を立てる、男のプライドを傷つけない行動
楽しい初デートを過ごしたと思っのに、二度目のデートの誘いが全然ない……。その理由には、女性にとって厄介な”男のプライド”が関わっているのかもしれません。自分の気付かないうちに、彼のプライドを傷つけていることもありそうです。
男性に、男のプライドが傷ついたエピソードを聞いてみました。
人前で彼氏を褒める
「俺はワイルドでたくましい”男らしい男”が一番だと考えています。だから僕自身もそうなるよう努力しています。そのため中性的な男性を褒められてしまうと、俺のことを否定された気分になってしまう」(28歳/IT)
人それぞれ自分の目指す男性像はあるかと思いますが、男性らしさが少ない中性的な男性は、人によってはその魅力が理解不能かもしれません。
自分にとって好感のもてない男性を褒められてしまうと、自分の価値観や存在を理解してくれない女性だと思われる可能性がありそう。
どんな男性を褒めるかは重要なポイントです。彼の理想とは遠そうな男性を褒めるのは控えておきましょう。どうせなら、彼と近い感じの男性を褒めておくといいですよ。
割り勘を提案する、おごりを拒否する
「食事をご馳走しようとしたら、割り勘しようと言われた。また、何が何でもおごりを断ろうとする女性もいます。女性から財布を開かれると、僕に経済力がないと言われているようで、なんだか嫌だった。素直にご馳走させてほしい」(35歳/介護)
割り勘が当たり前の時代になってきているものの、そこには男のプライドも関わってきます。
「奢られて当然という態度の女は嫌。でも、男のプライドを守るためにオレがおごりたい」そんな男性も一定数いるはずです。もしも彼がそういう考え方なら、こちらからお金をだすのはNG。
彼が「ご馳走するよ」と言ったときは、素直にご馳走してもらいましょう。せっかくの行為を断る必要はありません。
彼氏よりいいモノを身に着けない
「質の良いものを長く使う派なので、持ち物にはそれなりにお金をかけています。だからこそ、女性が僕よりも良いものを持っていたときにとてもショックを受けました」(33歳/アパレル)
こだわるからこそ、お金をかける……そういう男性は持ち物に自信を持っていると思います。できる範囲で精一杯のお金をかけて、質のいいものを買っている人もいるはず。
デート相手に自分よりももっと良いものを持たれてしまうと、自分のほうが劣っていると思えてしまうよう。
こだわる者同士として仲良くできればいいのですが、なかなかそうはいかないようです。あえて質の悪いものを持つ必要はありませんが、相手のレベルより少し下あたりがちょうどいいかもしれません。
一方、男性は女性の持ち物の値段・質がわかるのでしょうか。靴、バッグ、服、メイク用品まで、私たち女性同士でもよくわからないことがあります。
もしかしたら「そんなに高いモノを持っていると思わなかった!」なんて思っているのかもしれません。それなら、わざわざ持ち物の値段や質を言う必要はなさそうです。「贅沢な女性」と思われないためにも、黙っておきましょう。
身体的なコンプレックスを意識させない……高いヒールetc
「僕は背が低いです。160cmの女性が3cmヒールを履けば僕の背を追い越されてしまう。だからこそ女性は気を使ってぺたんこ靴を履いてくれるのですが、それが逆に惨めですね。堂々とヒールを履いてほしい」(27歳/運輸)
男性の背が低い場合、気を使ってぺたんこ靴を履いて行く女性もけっこういるのでは。それが男性へのマナーだと思っている女性もいると思います。
それなのに、せっかくの気遣いが逆に男性のプライドを傷つけてしまうなんて……。ヒールを履いたら履いたで男のプライドを傷つけてしまいそうなので、どちらがいいのか判断がむつかしいところですね。
どちらにすればいいか悩まないように、初デートは散策やスポーツなど、ヒールを履かないのが自然なデートにすればいいかも。
二回目のデートに繋がらない女性は、男のプライドを傷つけている可能性があるでしょう。なぜ男のプライドを傷つけているのかよく考えれば、次の恋に活かせると思います。そうすれば、きっと二回目のデートができますよ。
知っている話でも知らないふりして彼の話を聞く
3位は「彼氏の話が知っている話でも知らないふりをする」、その後「彼氏より彼女のほうが優れているコトがあれば隠す」「彼氏のわからない・知らない言葉や話をしない」と続きますが、これらは男のプライドに関わる重要なポイントです。
「彼女から頼られる存在になりたい」「すごいと思われたい」という気持ちが強い男性だと、彼女が自分より優れていることに自尊心が傷つくのでしょう。
知らないふりをするのも面倒ですが、せめて自分からわざわざ「知ってる」なんて言わないようにするだけで、彼氏のプライドは保たれると思います。
まとめ「彼氏を立てるのは自分にもメリットあり」
一番気にしておきたいのが他人の目です。「彼氏の欠点を人に話さない」「人前で彼氏を褒める」を心がけるだけで、「素敵な彼女だ!」と思ってもらえますよ。そうすれば、彼氏からも大切にしてもらえると思います。
無理のない範囲内で、彼氏を立ててみてはいかがでしょうか。
「全然女の子扱いされナーイ」なんて月夜に吠える女子をよく見かけます。彼女たちが言う「女の子扱い」は、例えば、店に入るときに男性がドアを開けてくれるレディ・ファースト、歩道を歩くときに男性が車道側を歩く、重い荷物を男性が持ってあげるなど。
つまり女性として丁重に、そして紳士的に扱ってくれることが「女の子扱い」。そうされると、「ワタシって大事にされているワ」と嬉しくなるものですよ。