結婚したくないワケじゃないけど「一生独身」が頭をよぎる瞬間
2030年には20%以上の女性が生涯独身を貫くと言われているこのご時世。ヒトゴトではないなあと、身をもって感じる女子の皆様も多いのではないでしょうか。
というわけで今回は、女子が「もう結婚できないかも・・・」と思う瞬間をご紹介します。
気楽さを手放せない
結婚は「安定」や「安心」を手に入れられる代わりに、「自由」を手放さなければならない場面が多々出てきます。
「既婚の友人を見ていると、夜遊びなんてなかなかできないし、お姑さんとのトラブルが絶えないなど、何かと窮屈な思いをしているように映ります。それに比べると独身貴族の気楽なこと。『この自由な生活を手放すくらいだったら結婚なんてしなくていいや・・・』なんて考えが頭を過ぎってしまいます」(30歳/広告)
20代後半~30代は結婚適齢期であると同時に、仕事や遊びが楽しい時期でもあります。そこで「結婚しない自由」を選択をした場合、若いうちは良くても、年を取ってから孤独や不安を感じやすくなるものです。きちんと考えてから将来設計をしましょう。
理想のパートナーに出会っていない
未婚女性の言い分で多いのは「結婚するような人にまだ出会っていない」というもの。確かに、結婚に至るまでには、出会ってお付き合いをして婚約して・・・というプロセスを踏まなければなりませんよね。
「それなりに恋愛経験は積んできたつもりだけど、ピン!とくる人に出会っていません。結婚は一生モノだし、どうしても慎重になってしまいます」(29歳/営業)
出会いがないならば、自分から積極的に行動しましょう。慎重になりすぎて婚期を逃すくらいなら、高望みはやめるのが吉。結婚は“勢い”らしいですよ。
経済的に厳しい……
玉の輿に乗れた場合は別ですが、結婚をすると独身時代よりもお金がかかります。不景気な今、男女ともに経済的な理由から結婚を渋る人は少なくありません。
「今の状況だと結婚の初期費用はまず捻出できないですね。デート代や洋服代がかかると思うと恋愛すらも難しいです」(28歳/金融)
新居への引っ越し、新婚旅行、結婚式・披露宴など全て行った場合、かかる費用の平均は400万円~600万円だとか。ただし今は「スマ婚」もありますし、新婚旅行や新居も慎ましいものにするなど、工夫をすれば低コストで押さえることも不可能ではありません。お金のせいで結婚の機会を逃す・・・なんてことにならないためにも、見栄を張りすぎないことが大切かもしれないですね。
とにかく仕事命!
バリバリ仕事をこなす女性ほど、結婚はどうしても後回しになりがちです。デートや合コンは仕事に差し支えになる!と、恋愛をないがしろにしていたら、そりゃあ結婚どころではありません。
「学生時代からの夢だった職業に就け、様々な業務を任されるようになった今、仕事が楽しくて仕方ないです。結婚したくないワケではないけれど、恋愛している暇があったら新しい企画を考えたいなあ、とか思ってしまいます(笑)」(32歳/出版)
仕事命の女性は男性顔負けの収入がある場合も多く、一生独身でも差し支えないかもしれません。しかし、仕事が一段落して、ふと暖かい家庭が欲しい・・・と思い始めた頃にはもう手遅れかも。30歳を過ぎたら一端立ち止まって、人生計画をもう一度見直してみる必要があるかもしれません。
結婚はタイミング。少し遅れているからってあまり焦る必要はありません。とはいえ、年齢を重ねるほど結婚しづらくなるのも事実。自分が本当に結婚したいのか、したくないのかを見つめ直し、考えてみる時間も大切ですね。