今やお見合い結婚のイメージが変わってきている?お見合い結婚診断とうまくいく5つの秘訣
お見合い結婚は恋愛結婚よりランクが下がる…。そんなことを思っていませんか?
でも、実際にお見合い結婚をした夫婦に聞くと、「お見合い結婚で幸せ」と答える人も多いものです。
お見合い結婚が恋愛結婚より劣ると考えてしまう人は、恋愛に過大な期待を寄せているのかも知れません。それは恋人となる人へのプレッシャーでもあります。このプレッシャーから、結婚相手に選ばれない可能性も。
ちょっと肩の力を抜いて、お見合い結婚も視野に入れてみましょう。
Contents
お見合い結婚はメリットがいっぱい!
お見合い結婚にマイナスのイメージを持っている人は少なくありません。でも、よく考えてみると、お見合い結婚はメリットがいっぱいです。
経済的に安定した人と結婚できる
お見合いは第三者が「この人なら相手を幸せにできるだろう」と見込まれて、紹介されます。ですから、経済的に安定している人がほとんど。恋愛結婚にまれにある、結婚した途端に経済DV…という心配も少ないです。
面倒な恋の駆け引きがいらない
不器用な人にとって恋愛の駆け引きは、とてもストレス。でも、お見合い結婚ならスタート時点から結婚していますから、じっくり相手と向き合えます。
これが恋愛結婚以上にステキな愛になることもよくあるんですよ。
見た目より条件で選んでもらえる
男性は一般的に視覚優位な性です。ですから、美人や巨乳の女性は男性に選ばれ、そうじゃない人は眼中から外れます。
しかし、お見合い結婚なら見た目でなく「条件」が重要です。中身で勝負がしたい人にとって、これほど素晴らしい出会いはありません。
スピーディに結婚できる
結婚を前提に出会うお見合い。なので、付き合い始めたらスピーディに結婚に至ることが可能です。
1年2年と待たされることはありません。すぐに結婚したい!と思う人にとって、お見合い結婚は最適です。
そもそもお見合い結婚って誰からの紹介?
メリットがいっぱいのお見合い結婚。でも、誰から紹介されるのが「お見合い結婚」なのでしょうか?一昔前の昭和では、上司や親戚からの紹介が「お見合い」でした。では令和になった現代、どのようなものが「お見合い」なのでしょうか?アンケート調査をしてみました。
Q.「お見合い結婚」のイメージはどれ?
調査地域:全国
調査対象:年齢性別不問
調査方法:OKgirlアンケート機能使用
調査期間:2020年2月6日~2月13日
有効回答数:212人
【回答数】
1. .上司や親戚からの紹介(41%87票)
2. 結婚相談所や仲人からの紹介(19%41票)
3. 1と2を含んだもの(27%58票)
4. 1と2に婚活アプリを含んだもの(10%21票)
5. その他(2%5票)
令和になった現代でも、「上司や親戚からの紹介」をお見合い結婚だと捉えている人が多い結果になりました。
アンケートに参加してくれた方の声に以下のようなものが。
回答者:ねこ笠地蔵さん
圧倒的にイメージとしては、1なんですけど、
最近は聞かないですが、2よりは1よりの仲人さんも居ますよね?
結婚紹介所の方では無くて、ご近所?的な世話好きの仲人さん。
お見合いだけセッティングする方と言うのかな?
そんなイメージなのは私だけかな?
でも、答えとしては、1ですね。
言われてみれば、仲人業をされていた方も一昔前は多かったですね。最近ではあまり耳にしません。今ではなじみのない職業の一つになってしまいました。
【調査】お見合い結婚はアリ?ナシ?
上司や親戚、仲人さんからの紹介のお見合い結婚。独身女性はどのように捉えているでしょうか?アンケートを取ってみました。
少し古い調査ですが、大きく意識に変化はないはずです。
Q. お見合いに抵抗はありますか?
調査地域:全国
調査対象:年齢不問・独身女性
調査期間:2014年10月16日~10月23日
有効回答数:100人【回答数】
Yes:55
No:45
10%の差で「お見合いに抵抗はない」と答える人が多い結果でした。この結果になった理由は、「お見合い結婚のイメージ」のアンケートにあったコメントが参考になります。
回答者:匿名さん
お見合い結婚は、第三者が主体的に行動するもので、恋愛の主体は当事者という分け方がぴったり来る。
今や婚活アプリのアルゴリズムがおせっかいおばさんに変わって、当事者に候補者をリコメンドしているに過ぎない。
お見合い結婚だと、結婚に至るまでの主導権を他人に握られているように感じる人もいるかも知れません。現代の女性はキャリアを積み、自分で自分の人生を切り開きたいと考える人も多いですので、お見合い結婚は避けたいと思ってしまうのでしょうか。
【お見合い結婚診断】あなたはお見合い結婚or恋愛結婚?
自分で自分の人生を切り開きたい!そう願う人の中にも、実はお見合い結婚に向いている人がいます。
以下のチェックに5つ以上当てはまったら、恋愛結婚だけでなくお見合い結婚も視野に入れてみましょう。
- 年齢がアラサー以上
- 出会いがない
- 一度、結婚寸前までいった彼氏がいた
- 良い人がいれば今すぐ結婚したい
- 相手の収入は重要な条件
- 浮気しないことが絶対条件
- 結婚してもラブラブでいたい
- 男は見た目だと思う
- 今まで彼氏が5人以上いた
- 自分はモテると思う
5つ以上当てはまったらお見合いをしてみて!
上記のチェックに5つ以上当てはまった人は、お見合いを今すぐすべきです。上司や親戚など人脈をフル活用して、お見合いをセッティングしてもらいましょう。
お見合いも出会いの一つです。幸せになるも不幸になるのも、結局は自分次第です。
それに、嫌な相手なら断りを入れればいいだけ。会ったら必ず結婚しなくてはならないということはありません。恐れず気楽に臨むと、ステキな出会いがあるかも知れませんよ。
出会いがない人は四の五の言わずにお見合い結婚
女性ばかりの職場で働き、休日は女友達と過ごす。こんな生活で結婚ができるはずがありません。
出会いがない人は、四の五の言わずにお見合い結婚です。そんな状況で恋愛結婚を夢見ている場合ではありません。幸せになりたいなら、まず行動です。上司や親戚、結婚相談所をフル活用し、まず出会いがない状況から打破しましょう。お見合いから恋愛に発展することもありますよ。
モテ女子はお見合い結婚向き
モテ女子は、実はお見合い結婚向きです。
というのも、数多くの男性を見てきていますから、目が肥えています。よって、恋愛結婚をするとなると見る目がシビアに。
それならば、最初から条件でシビアに選べるお見合い結婚の方が、モテ女子には向いています。モテ女子なら、データだけでもどのような人柄かも分かる人もいます。
結婚寸前までいったことのある人はお見合い結婚向き
結婚寸前までいったことのある人は、絶対にお見合い向きです。彼氏ができたとしても、結婚できなかった元カレと比べ落胆してしまうことがあるからです。
燃え上がるような恋愛は別れた元カレで終わりです。今度は、落ち着いて相手を見るお見合い結婚をしましょう。これならうまくいくことも。
これは「妥協」ではなく、新たな幸せの第一歩ですよ。
浮気をされたくない人は絶対にお見合い結婚向き
男性は浮気をするもの…なんて我慢をするなんて嫌!という人は、お見合い結婚向きです。
お見合い結婚は誰かからの紹介ですから、紹介してくれた人の顔を潰さないようにどちらも行動をします。これが浮気防止に効くのです。
特に上司からの紹介だと、夫婦間の揉め事が出世に響くこともありますから、浮気など考えません。
お見合い結婚がうまくいく5つの秘訣
恋愛結婚と違い、お見合い結婚は燃えるような恋はありません。その分、静かに温める愛が生まれる可能性が高い結婚スタイルです。
このお見合い結婚をうまくいくための5つの秘訣を知って、二人なりの愛を育みましょう。
減点方式でなく加点方式で相手を見る
相手の悪い部分ばかり見て、「やっぱりお見合い結婚はダメだった」と思うと幸せになれるものもなれません。
結婚生活をうまくいくようにするには、相手の良い部分に目を向けることが必要です。
ダメ出しばかりの減点方式で結婚相手を見ると、必ず不幸になります。加点方式で見ていきましょう。
感謝の言葉を伝える
嬉しいことがあったら、「ありがとう」や「嬉しい」と伝える。これだけで夫婦関係はうまくいくようになります。
条件だけでお見合い結婚した相手であったとしても、感謝の言葉は伝えたいものです。感謝の言葉があると、条件というデータだけでない人間味に触れることができますので、愛情が生まれやすくなりますよ。
価値観のすり合わせをする
金銭感覚や子供の有無、果ては食の好みまで、お互いの価値観をよく知るようにしましょう。
恋愛結婚だとしても価値観が完全一致することはありません。違いがあるからこそ、人間は話し合い理解を深めていくものです。
違いがあるなら、すり合わせをして妥協点を探る。この作業を何度も繰り返すことにより、穏やかな家庭が築けます。
困った時は仲人さんに相談
お見合い結婚最大のメリットは仲人の存在です。二人をよく知るからこそ、引き合わせてくれたはずです。
ですから、困った時の相談相手にはピッタリなのです。
もし結婚生活の中でパートナーとトラブルがあったとしても、仲裁に入ってくれるでしょう。何より、共通の知り合いが一人でもいるだけで、パートナーとの仲はグッと深まるものですよ。
お見合い結婚だということをオープンにする
お見合い結婚は恥ずかしい…と思っていると、幸せな結婚生活は送れません。お見合い結婚だからこそ、パートナーと出会えました。
もしかすると、お見合い結婚をバカにしてくる人もいるかも知れません。
そんな時は、その人と距離を取ってください。その人は自分の価値観を振りかざし、マウントを取ろうとしているだけです。そんなものに付き合うだけ損ですよ。
お見合い結婚が楽しみになるおススメ漫画4作品
お見合い結婚をテーマの漫画を読んで、お見合い結婚へのテンションを上げるのも一つの手です。
『 5時から9時まで』 相原実貴
石原さとみさん主演でドラマ化もされた『5時から9時まで』は、お見合い結婚にゆれる主人公に感情移入しやすい漫画です。他の登場人物もバラエティーに富み、『東京版セックスアンドシティ』というキャッチコピーに偽りナシの面白さですよ。
『 このたびは』 えすとえむ
何気ない生活がテーマのオムニバス作品集です。この中の「ふつつかものですが」がお見合い結婚をテーマにした漫画です。顔だけで結婚相手を選んだバリキャリ女性は、果たしてどのような結果に?!
『 年の差婚』 中間淳生
29歳女性と44歳男性のお見合い結婚がテーマの漫画です。ほのぼのとした夫婦生活が、読んでいてほっこりさせてくれます。ただ、この漫画を真に受けて年の差お見合い結婚をすると、大失敗しそうな予感がします。
『 お見合い結婚 恋愛なしってアリですか?』 美波はるこ
ティーンズラブ作品ですが、きゅんきゅんくるお見合い結婚漫画です。なかなかかみ合わない二人が衝突を繰り返しつつも、愛情が育まれていく様子が生き生きと描かれています。主人公もパートナーもちょっと世間ズレしているところが、笑いを誘います。
お見合い結婚で幸せになるには行動あるのみ
お見合い結婚は、数ある結婚の中の一つの形態です。大切なのは、結婚生活が幸せかどうかではないでしょうか。
それに恋愛結婚をしたとしても、結局離婚してしまった夫婦はごまんといます。
要は、出会いをどう幸せにつなげるかが肝心です。
幸せは待っているだけでは訪れません。相手をよく知り、会話を重ねることで生まれてきます。これが分かっていれば、お見合い結婚は恐れるものではありません。
幸せをつかんでください。応援しています。
恋愛コンサルタント・コンテンツライター/広島県安芸郡出身、大阪府高槻市在住。心理学を用いた人間関係の構築と修復を得意とする。古典芸能に携わっていた経験もあり、日本文化について少し詳しい。(株)文藝春秋『週刊文春』に載せてもらえたのが人生の自慢。ふじかわ陽子公式twitter
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