格付けし合うアラサー女子たち!アラサー女子カーストに悩む人々【東のEditor’sEYE】
「私、この人よりは上ネ」と無意識に友だちを格下げしちゃったことはありませんか。 女性が格付けし合う「カースト問題」。女子界にもカーストは少なからず存在します。今回はカーストに悩んでいる女子たちに話を聞きました。
あなたにも心当たりはありませんか。
「彼氏の有無」からカーストは始まる
アラサー女子になると、まず比較対象であげられるのは「彼氏の有無」。
「自分が彼氏がいない時は、友だちに恋愛の話を振りづらい。もし彼氏ができていたらショックだし、彼氏のいない自分は負けたような気がする」(28歳/広告)
「彼氏ができた子が勝ち誇ったように『最近どうなん~?』なんて聞いてきてウザかった。明らかに自分の恋愛を自慢したくて言ってきた感じ」(31歳/マスコミ)
「モテなかった子に彼氏ができると、彼氏のいない私に先輩風を吹かして、アドバイスをしてきます。この敗北感。なんか悔しいです」(28歳/マスコミ)
女子カーストは「彼氏の有無」で線引きがされているようです。特に「彼氏ができた途端に偉そうになる友だち」のクレームはよく聞かれました。
さらに彼氏のスペックで比較
彼氏がいたとしても、安心することなかれ。次に彼氏のスペックがモノを言ってきます。
「女子会に居合わせたショップ店員の彼がいる子と、弁護士の彼がいる子。ショップ店員の子は明らかに『悔しそうな顔』をしていました」(30歳/建築)
「友だちと彼氏の年収で競ってしまう。無意味なこととはわかっているんですが……でも負けたくないから高収入の彼氏を見つけたい」(30歳/メーカー)
話を聞いていくと、彼が会社経営者や医者、弁護士などの年収の高い職業、広告代理店、マスコミなど華やかな職業が上位の階級に行くようです。
「彼氏なし階級」から抜け出しても、次はスペックで格付けされる。心が休まることはありませんね……。
女子カーストならでは「結婚の予定の有無」
また、彼氏持ちの中では、結婚予定の有無でも格付けがあります。
「私は彼氏がいますが、結婚予定のある人と比べると、下に感じます。私も早く結婚したいので」(32歳/医療)
「結婚が決まって女子が集まる女子会で報告したら、『アナタは私たちとは違うから』と線引きされてしまいました。なんだか居づらい雰囲気です」(28歳/公務員)
結婚適齢期になり、結婚願望がある人たちにとっては、結婚予定があるほうが上。これは女子カーストの最たるものでしょう。
結婚したら「ママカースト」が待っている!?
女子を卒業したらカーストを抜けられる!と思っても、待っているのはママカーストです。 旦那の年収、持ち家か借家か、マンションの階数、子どもの能力などで格付けされると聞きます。
女性ならではの「カースト問題」。もちろん、すべてのグループにあるわけではありませんが、カーストで苦しんでいる人がいるのは事実。
女って一生カーストで苦しむんでしょうか?
コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。
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