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アラサー女子はもう普通の恋ができなくなっている

結婚適齢期を迎えたアラサー女子は孤独だ。周りの友だちはパタパタ結婚し始め、それと同時にまともな同世代の男も次々に売れていく。

しかし彼女たちも恋愛をしていないというわけではない。結婚に向けて順調に交際を続ける人もいれば、結婚には向かない不毛な恋愛にハマる人が増えてくるのもこの世代だ。

多くの女子が分類可能?結婚が遠のく複雑恋愛

周りを見渡せば、複雑な恋愛パターンに当てはまる女子は多いのでは? アナタの周り、またはアナタ自身はどうだろうか。

<不倫に走る>

精神的に余裕があり魅力的に見える既婚男性。既婚者でも愛してくれるなら・・・と不倫に走る女子は多い。関係が長く続けば結婚も遠のき、最悪の場合、奥方にバレて慰謝料を請求されるケースも。

居心地のいい関係だが、断ち切るかどうかはアナタ次第。交際が3年以上に及ぶケースも多く、関係を深めるにつれ結婚をあきらめる人も多い。

<年の差恋愛~15歳以上年上専門>

ひと回り以上年上の包容力と哀愁に惹かれる“枯れ専”女子。両親の年齢とも近く、結婚するには説得が非常に難しい。また、高い確率で不倫またはバツあり子持ちを併発。

相手がバツありの場合、こちらが初婚なのでできれば相手も初婚の人を・・・と思い、結婚になかなか踏み出せない。子どもや養育費というハードルも高くそびえ立つ。

<年の差恋愛~10歳以上年下専門>

とにかく男性にフレッシュな若さを求める女子。同世代の男性が持ち合わせない、肌の美しさ、素直さ、無邪気さが重要視される。

「話がつまらないのは当たり前。とにかく若い子を抱ければいい」と、男顔負けのことを言う肉食女子もこのパターンに多い。ジャニーズや韓流など、アイドル熱が再燃する人もこの世代には増えてくる。

<万年セフレから抜け出せない>

付き合う前に体の関係を持ってしまい、そのままズルズル・・・。または、元彼と縁が切れずにズルズル・・・など、定期的に体の関係はあるが、いつまでも本命彼女の座にはつけない永遠の2番手。

孤独や性欲は満たされているので、彼氏を見つけようというハングリーさに欠ける。次の男が見つかったとしても、なぜか同じパターンを繰りかえす人も多い。

経験値の高さゆえの恋愛とも言えるが・・・

これらは、それなりに恋愛をしてきた女子に許される、ある意味ハイレベルな恋愛と言える。しかし、この種の恋愛が幸せをもたらすかというとまた別の話。

結婚できないとわかっていて突き進む人が多いのも、なんとも不思議な話ではある。

東 香名子

コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。

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