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【実話で研究!アラサー男子の恋愛観】男が「自己満では?」と感じる尽くし方

こんにちは。美容室オアシスのオーナー、小泉です。このコラムではアラサー男子のリアルな恋愛エピソードを通じて、男子特有の考え方や感性をご紹介していきます。

これを読んで是非あなたの恋愛に役立ててくださいね。

 

今回は自称「尽くすタイプ」の女子と付き合い始めたK君のエピソードです。

<今回の男子>

K君(37歳) 飲食店店長
ルックス:★★★☆☆
スタイル:★★★☆☆
お洒落度:★★☆☆☆
年収  :★★☆☆☆
モテ度 :★★★☆☆
特徴  :哲学的な思考が得意。

「彼女が大爆発しちゃいました」

K君「実は今、彼女と大ゲンカ中で連絡をとるのも気まずい状態なんですよ」

小泉「あらら。どうしたの?」

K君「それがですね。先日、突然彼女が『私がどれだけ尽くしてるか分かってる?』って聞いてきたんですよ」

小泉「ほうほう」

K君「確かに優しい彼女ではあるけど、僕の中にはそこまで尽くしてもらってるという意識はなかったので『尽くしてるって何が?』って聞き返したら彼女が大爆発しちゃって……

小泉「その返事の仕方はマズかったんじゃないかい?」

K君「多分、そうなんでしょうね」

小泉「彼女としては色々と頑張ってたんだと思うよ」

尽くすと自己満足は別物なのでは?

K君「おっしゃる通りで、僕の言い方がマズかったし彼女もこれまで色々と頑張っていたんだと思います」

小泉「そうだろうね」

K君「ただ、その頑張りが僕には全然伝わってなかったというか、むしろそこまでしなくてもいいよって思えちゃうんですよ」

小泉「例えば?」

K君「例えば、早起きして豪勢なお弁当を作ってくれてたんですが、そのせいで彼女は毎晩早く寝ちゃう訳です」

小泉「それで?」

K君「僕としてはお弁当はそこまで頑張らなくていいから、夜一緒に過ごせる時間を大切にしたいと思ってて、これまでに何度もそう伝えてきました」

小泉「なるほど。彼女の頑張りとK君の希望が合致していないんだね」

K君「そうです。もっというと、彼女の中にはお弁当作りを頑張っている自分に自己満足している節があるんです」

小泉「お弁当作りより一緒の時間を大切にしてほしいK君から見れば、そういう風に見えるかもね」

K君「彼女には悪いけど、頑張ってほしいポイントが違うんですよ」

尽くすとは相手に見返りを求めない行為なのでは?

K君「それにですね、尽くすというのは相手のためになることを無償でしてあげることであって、その行為によって相手からの愛情や感謝の気持ちを得ようとするのは違うと思うんですよ」

小泉「なるほど。愛情や感謝が報酬になってしまうと、もはや尽くすというより労働となる訳だ」

K君「そう思います。報酬がなくても相手のために何かをしてあげるというのが尽くすということであり、そのしてあげたことが相手の望むことであれば、気持ちが伝わりやすいということではないでしょうか」

小泉「無償の愛ってことだね」

K君「はい。今回のケンカでは、彼女が『尽くしてる私をもっと評価してよ』というスタンスだったので、僕もイラっとしてしまいました」

今回の教訓

尽くすといえば聞こえが良いのですが、頑張っている自分に酔っているだけだったり、相手のからの見返りを期待したりするのは、尽くすとは言わないようです。

また、いくら尽くしていてもそれが相手の望むことでなければ、相手が気づかないこともあるようです。

これから彼氏のために頑張ろうと思っている人は「自分がやろうとしていることは本当に相手のためになるのか?」「自分は見返りを求めているのではないか?」という点から考えると良いかもしれませんね。

小泉洋

44歳。都内某所で美容室オアシスを経営。

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