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【実話で研究!アラサー男子の恋愛観】社内恋愛の悲劇

こんにちは。美容室オアシスのオーナー、小泉です。このコラムではアラサー男子のリアルな恋愛エピソードを通じて、男子特有の考え方や感性をご紹介していきます。

これを読んで是非あなたの恋愛に役立ててくださいね。

今回は、社内恋愛の末に起こったトラブルについてご紹介します。

<今回の男子>

A君(29歳) 証券会社勤務
ルックス:★★★☆☆
スタイル:★★★☆☆
お洒落度:★★★☆☆
年収  :★★★★☆
モテ度 :★★★☆☆
特徴  :実直で黙々と働くタイプ。

「3年間、誰にも知られずに社内恋愛してきました」

証券会社に務めるA君は同じ支店に務めるK実ちゃんと3年間に渡って社内恋愛をしてきたそうです。

A君「K実とは仕事に対する考え方や趣味の話などで意気投合して付き合うようになりました」

小泉「社内恋愛のきっかけとしてはよくあることだよね」

A君「同僚から気を使われるのが嫌で、ずっと秘密にしてたんですよ」

小泉「それも社内恋愛としてはよくあることだよね」

A君「ただ、結婚を急ぐ彼女と仕事に専念したい僕との間で意見が合わなくなってしまって、3ヶ月前に別れました」

小泉「ん~、結婚のタイミングって難しいよね。で、今は?」

A君「最近になって新しい彼女が出来まして。といっても今度は派遣の女の子なんですけどね」

小泉「おぉ、また社内恋愛か。まぁ、社会人ともなると社内以外に出会いの場はほとんどないからねぇ」

A君「そうなんですけど……それがきっかけで大問題に発展してまして……」

A君にセクハラ疑惑が!

何やら酷く深刻な様子のA君。

この数週間の出来事を説明し始めたのですが、要約すると、A君に新しい彼女ができたことを知った元カノのK実ちゃんが「Aさんからセクハラされた」と社内で言いふらしているのだそうです。

小泉「で、セクハラ、実際にやっちゃったの?」

A君「やってないですよ。ていうかK実とはちゃんと交際していた訳だし、別れてからは業務に関すること以外は話していません」

小泉「ということは、K実ちゃんの嫉妬が原因ってことかい?」

A君「間違いなくそうでしょうね。K実との交際は秘密にしていたので、同僚はみんなK実の話を信用してしまって……おかげで人事部長に呼び出されて事情聴取されました」

小泉「あらら、それはマズいねぇ」

A君「K実の立場も考慮して穏便に済ませるつもりだったんですけど、あまりにも事が大きくなり僕が処罰の対象になりそうだったので、仕方なく交際していたことを告白しました。証拠として交際中のLINEの一部を人事部長に見せたことで、セクハラの疑いは晴れましたけどね」

小泉「それは良かった。でも、そうなるとK実ちゃんは嘘がバレたことになるよね?」

A君「はい。K実はその後、地方の営業所に左遷されました。表向きは単なる異動ですが、嘘のセクハラ被害を社内に言いふらすという問題行為への処罰だったと思います」

(K実ちゃん、結局何一つ得することがなかったね)

今回の教訓

一つの恋愛が終わるとき、場合によっては納得がいかないことや、騙されたと思うこともあるでしょう。また、未練がある内に元カレに次の恋人が出来てしまうということも考えられます。

そうなれば、悔しかったり、辛い気持ちになりますよね。ただし、そういった一時の感情にまかせて元カレに復讐しても、大抵の場合は元カレから憎まれたり、自分自身が損をしたりします。

どんな事情で別れたにせよ、別れることになったからには大なり小なり自分の中にも反省点があるはずです。嫉妬による復讐に燃えるよりも、反省点を生かして一日でも早く次の彼氏を見つけることに労力を費やす方が有意義なのでしょうね。

小泉洋

44歳。都内某所で美容室オアシスを経営。

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