婚活で出会った彼なのに独身じゃない!?婚活サービスに潜む「自称独身男」たち
婚活パーティー・婚活アプリ・ネット婚活・デーティングサービスやシングルズバー等、著しく進化を続ける婚活サービス。
信じられないことに、最近では、こういった独身男女を対象としたサービスを利用したのにもかかわらず、実は既婚男性が混じっていたという女性の声が後を絶ちません。
そんな経験をしたからこそ、独身証明書の提出が必須である結婚相談所を訪れた、なんて声もたくさん。
婚活界において、本当は結婚しているという事実を隠して婚活サービスを利用し、女性の結婚願望を逆手にとって有利に交際に持ち込む「自称独身男」が急増しているのです。
自称独身男の実態
結婚相談所を経営する筆者の調査によると、自称独身男が不倫をするタイミングとして最も多いのが、単身赴任中。
男性が家族と離れて1人で暮らしているケースですね。戸籍上は結婚していても、ライフスタイルとしては、独身男性とあまり変わらないことが多いからです。
または、経営者や一部の高収入の男性等は、自由になるお金が多く、家族と住む自宅以外にも部屋を所有していることも。
そして多忙であることを言い訳に、上手に家庭と恋人とのデートを両立しているというケースもあります。
いずれの場合におきましても、たとえ女性が男性の部屋に行っても既婚であることは確かめようがありません。
さらに、家族と暮らしている場合でも堂々と独身だと言い張り不倫を続ける男性もいます。
某大手婚活パーティーにて知り合った男性と交際していたという女性は、彼が実家暮らしと聞いていた為いつも女性側の自宅や女性宅の近所で会っていたそうなのですが、彼が二児の父であったという事実に、交際していた2年もの間全く気が付かなかったそうです。
自称独身男の報告事例
実際に自称独身男の被害にあってしまったという女性達から、彼らにはどういった傾向があったのかをヒアリングしてみました。
すると、彼らには多くの共通点があることに気がつきます。
自宅の場所が不自然 / 自宅に入れてくれない
前述した、単身赴任中や本宅とは別に部屋を所持している場合には当てはまりませんが、都心の大手企業で働く男性が、勤務地から遠く離れた郊外に暮らしている場合や、男性が一人暮らしをするようなエリアでない場所に暮らしている男性は、単身ではない可能性が考えられます。
また、交際して何度か会っているにもかかわらず、30歳を超えている男性が実家暮らしや寮住まいを主張して自宅に入れてくれない場合等も怪しいです。
中には、奥様の里帰り中に女性を招き入れ、靴箱内の奥様の靴等に関しては、元カノのものだと言い張っていたという強者もいるようですが……。
主要な駅で会ってくれない
主要な駅付近や彼の勤務先に近い場所で会おうとしない、または、特定のエリアを避けるのも怪しいでしょう。人に見られては困る理由がある可能性が高いです。
SNSに情報がなさすぎる
婚活アプリによってはSNSと連動しているものもあるようですが、彼のSNSにほとんど友達がいない・投稿がないといった状態の場合、そのアカウントは、アプリを利用する為に作成した裏アカウントの可能性があります。
また、彼の名前でSNSを検索してみたら、彼のアカウントから結婚指輪が写りこんでいる写真が出てきたり、奥様のアカウントを発見したりという報告も多数。
怪しいと思ったら、SNSチェックは必ず行っておくべきでしょう。
一般的なイベントの日に会えない
何かと理由をつけて大型連休やお正月、お盆、クリスマスに会ってくれない男性は、なんだかんだで、やっぱり家族と過ごしている可能性大。
これはクリスマスに「仕事だから」と会ってくれなかったという自称独身男のエピソードですが、クリスマス当日、いま会社のデスクにいるという写真を、わざわざ彼女に送ってきたのだそう。
しかし、画像データの情報を調べてみたところ、見事、別の日に撮り貯めしていた画像であったことが発覚したとか。
早期の見極めが肝心!
このように、既婚であることを隠して婚活女性に近づく男性は「独身」という嘘を守るために、様々な嘘を重ねていく傾向があります。
従って、いつかどこかでボロを出す可能性も高い。しかし、彼に夢中になりすぎたり、結婚に固執しすぎたりすると、不自然な点を見逃しがち。
「彼に限って……」なんていうポジティブな解釈もしてしまうでしょう。
前述した項目は、冷静に考えればあやしいと容易に判断できることばかりです。盲目になりすぎぬよう、少しでもこのような傾向が見られたら、まずは、きちんと見極めを。
また、自称独身男の悪質なところは、月日が経過し、女性の気持ちがすっかり男性に傾いてきたころを見計らって、「実は……」と切り出したり、女性が気づかない事をいいことに、長期間嘘をつき通すケースも多いところです。
将来を考えている女性は時間のムダにならぬよう、十分に気をつけてくださいね。