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【実話で研究!男の恋愛観】お金が無くても見栄は張るのはなぜ?

こんにちは。美容室オアシスのオーナー、小泉です。このコラムではアラサー男子のリアルな恋愛エピソードを通じて、男子特有の考え方や感性をご紹介していきます。

これを読んで、是非あなたの恋愛に役立ててくださいね。

今回は、久しぶりに彼女ができた常連客、I君が理想と現実の間で葛藤するエピソードです。

<今回の男子>

I君(32歳)、不動産会社勤務。

ルックス:★★★☆☆
スタイル:★★☆☆☆
お洒落度:★★☆☆☆
年収  :★★☆☆☆
モテ度 :★☆☆☆☆
特徴  :お金がない割に見栄っ張り。真面目で頑張り屋。恋愛経験が少ない。

「やっと彼女ができました!」

訳あってお金がなく、そのせいかこの数年彼女がいなかったI君にもやっと春がきました。お相手は26歳の清楚なお嬢様風女子です。

I君「久しぶりに彼女ができたけど、やっぱり恋愛っていいですね」

そう嬉しそうに語りながらI君はネックレスや指輪のパンフレットを観ています。

小泉「お!良かったねぇ~。で、プレゼント選び中なのかい?」

I君「今度、彼女と旅行に行くんですよ。丁度3ヶ月目の記念日だからプレゼントも用意しようと思って」

小泉「ほぉー、旅行にプレゼントまで!そりゃあ彼女も喜ぶだろうだねぇ」

(大好きな彼女ができるとプレゼントしたくなる、それが男子というものです)

こんなやりとりをしたのが今年の3月でした。

I君の体に異変が!

あれから4ヶ月、I君のSNSには週末になると彼女と楽しそうに過ごす写真が投稿されていました。たしかにどの写真も幸せそうです。

しかし私は、I君が明らかに痩せてきていることが気になりました。

(仕事が激務なのか?)

そう思いつつI君に電話してみることに。

小泉「I君、最近店に顔出さないけど元気?写真だと随分痩せた感じだけど」

I君「そうでしょうね。何しろまともな食事をしてないので」

小泉「は?」

そう言えばI君は見栄っ張りだった!

I君によると、生活費を削ってデート代やプレゼント代に充てているのだとか。無理な生活だと自覚しながらも、お嬢様風の彼女を満足させようとかなり見栄を張っていたようです。

I君「もう貯金もないしカードも枠いっぱいで、彼女と付き合っていくのは限界です」

小泉「それは彼女に正直に言うしかないでしょ」

I君「それはそうですけど、でも……」

どうやら、見栄っ張りな性格が災いして今更お金がないとは言えないようです。

さらに、彼女の元彼がそれなりの高給取りだったこともあり、「負けてはいられない」という意識もはたらいていたようです。

小泉「で、どうするの?」

I君「もう別れようかと思ってます。最近デートの予算が減ってきたから、彼女もつまらなさそうだし」

(うーむ、最初に頑張り過ぎたようだね……)

今回の教訓

男子は彼女の前では見栄をはりがちです。特に金銭面では、彼女の元彼と張り合ってしまったり、大人な自分を演出しようとして、自滅するパターンが多いようです。

I君の場合は彼女からおねだりされた訳ではないのですが、「お金がない自分」というものを彼女に見せられなかったのでしょう。

これは極端な例であるとはいえ、類似のことはアラサー男子によくある話です。

今回のエピソード、基本的にはI君が見栄っ張りであることが問題なのですが、それが男子の習性でもあるのでなかなか治らないもの。

だとすると、彼氏が見栄をはる必要のないように、彼女の方から気を使ってあげるのも良いかもしれません。

お金に相当余裕のある彼氏でない限り、相手に金銭的な無理をさせないように配慮するのが、交際の長続きに繋がりそうですね。

小泉洋

44歳。都内某所で美容室オアシスを経営。

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