【ダメンズの処方箋】第7回~食い気味で返事をする都合のイイ女?~
自分から好きになる男性は決まってダメンズばかり。
そして「次こそは」と意を決するものの、結局また付き合っていくうちにどうしようもないダメンズであることが発覚するという恋愛を続けて、はや十数年。
そんな自他共に認めるダメンズハンターの私が、これまでの実体験を基に“ダメンズに騙される女子の特徴”と“彼らに振りまわされないための対策”をご紹介するこの企画。
第7回目となる今回のテーマは「トークに食い気味で乗っかる女子は都合のイイ女扱いされる」というお話。それでは早速、今回もダメンズハンターであり、ダメウーマンでもある私のダメ恋愛記録をご覧ください。
Contents
他人の会話を横取りしがちなダメンズハンター
さて、皆さんの周りにはお喋りの最中に「分かる~!私もね~」と他人の会話を横取りする女子っているでしょうか。
おそらく、このタイプの女子って高確率で周りから嫌われるタイプだと思います。かくいう私も、そんな女子に苦手意識を持つひとりです。
……と言いたいところなのですが、正直、私自身がこのタイプなのですよね。
いや、普段はきちんと人の話は最後まで聞こうと思っているのです!ただ会話が楽しいあまり、テンションがあがってくると無意識のうちに「分かる分かる!私もな!」と思いっきりトークに食い気味で話し始め、他人の会話を横取りしてしまうのです。
ええ、最悪の人間です。この場を借りて周りの友達に謝ります。本当にごめん。
でも、こんな私のようにトークに食い気味で乗っかってしまう女子はご注意を。実はこのタイプの女子も、ダメンズから都合のイイ女扱いをされる可能性が高いのです。
片思い3年、告白回数5回
それは学生時代に数年間、私が片思いをしていた他校のG君とのお話。
もう毎度毎度のことながら、ほぼ一目ぼれに近い状態でG君を好きになった私は、通算5回くらいは彼に告白をしていました。まあ、すべて全滅だったんですけどね。
それでも諦めずに彼を思い続けていた私は、その後も健気にアプローチを続けていました。時にはメールの返信を待ち、問い合わせを繰り返している間に夜が明けていたなんてことも。ええ、普通にイタい女です。
で、結局3年くらい片思いをしていたのでしょうか。その間、必死のアプローチをしては告白を繰り返していた私ですが、当の本人であるG君に至っては、私が彼をずっと好きなことに安心しきっていたのか、完璧にキープ女のような扱いをうけていました。
あれですね、冷たくしたかと思えば、気のある素振りを見せたり、都合のイイときに呼び出したりと。そんな感じで彼の手のひらの上で転がされまくっていたのです。
しかし、ここまで頑張り続けてきた私ですが、さすがにそろそろ諦めムードが漂ってきました。そこで「これで最後にしよう」とG君へのラスト告白にチャンスをかけることに決めたのです。
ラスト告白の意外な結末とは?
ラスト告白当日。もう告白をするということに慣れ過ぎてしまっていた私は、G君との電話の中で「あ、ちなみに好きです。付き合ってください」とあっさり告白。そして、「いや、もうこのパターンええわ(笑)」とこれまた冗談で流そうとするG君。ええ、3年間の中で私たちが培ったお決まりのパターンです。
しかし、いつもであれば「ごめんやで」とあっさり私を振ってしまうG君なのですが、なぜか今回ばかりは様子が違います。というのもいつも通りの冗談を言った後、あっさりと私を振ることはせずに、なぜかしばし沈黙ムードに入ってしまったのです。
「もしやこれは、いける?」と期待に胸をふくらます私。すると次の瞬間、「じゃあ、付き合ってみる?」とG君からまさかのOKの返事が! きた、きたぞ! 私はこの瞬間を待っていたのだ!
しかし、ダメンズハンターの私。ここでやらかしてしまいます。
何をしてしまったかと言いますと、しばしの沈黙ムードの時点で妙にそわそわして落ち着かなかった私は、G君が返事をくれた途端、「じゃあ、付き合ってみ……」「うん!付き合う付き合う!」とまさかの食い気味で彼の話に乗っかってしまったのです。
そんな私の食い気味トークを目の当たりにしたG君。そこで彼はおそらく思ったのでしょうね。「あ、まだこいつキープとしといても大丈夫やわ」と。そして彼はすかさずこう言いました。
「ごめん、やっぱ今のナシで」
まさかの告白キャンセル。
そしてせっかくの付き合えるチャンスを、トークに食い気味で乗っかるという失態で無駄にしてしまった私。
その後どうなったかと言いますと、結局相変わらず焦らしに焦らされてはキープ扱いを続けられた後、G君は別の女性と付き合い始めたのでした。
結論:食いつき気味で会話をすると相手のペースにのまれやすい
数年に及ぶ、G君への実らぬ片思いを経て、私が導き出した結論。それは「食いつき気味で会話をすると相手のペースにのまれやすい」ということ。
特に相手が自分を都合のイイ女扱いするダメンズである場合は、相手の一挙一動に食いつき気味になるのはやめましょう。
その行為が「こいつ俺のこと好きすぎるじゃん」とダメンズを調子に乗らせ、ますます都合のイイ女扱いされるという悪循環を生むのです。
対策:たまには焦らすという選択肢も時には重要となる
というわけで、今回私が都合のイイ女扱いを続けるG君から学んだダメンズ対策はこちら。
【たまには焦らすという選択肢も時には重要となる】
恋愛には時に駆け引きが重要な場面もあるとは言いますが、まさに今回のパターンはこれだなと身を持って知りました。私のようにダメンズ相手に押してばかりいると、いつまでたっても都合のイイ女扱いをされ続けますので、皆さまもくれぐれもご注意くださいね。
そして恋愛に限らず、トークに食いつき気味になり、他人の会話を横取りする行為もダメですよ。私も今後は本気で気を付けます。
フリーライター/コラムニスト/コスメコンシェルジュ。
高校時代は青春のすべてをギャルサーにささげた生粋の元・ガングロギャル。アパレル販売・営業、ホステスを経て2011年よりライター活動開始。得意ジャンルは恋愛、美容、漫画、ゲーム、レジャー。コラムや取材記事中心にお仕事をしています。
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