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結婚って案外こんなもの!上司の奥さんとの出会いに迫ったら返ってきた意外な答え

彼氏いない歴約4年。「彼氏がほしい」「好きな人が欲しい」と思ってはいるものの、彼氏ができずにいるアラサー女、ライターの村上ちぃです。

婚活と言うよりは「恋活」に励んでいる筆者の悩みを、出会いのエピソードとともに赤裸々に語っていきたいと思います!同じように出会いに悩んでいる方に、共感いただけると幸いです。

前回は、キレイなのにダメ男にばかりひっかかる友人の話をしましたが、今回は私の上司の奥さんとのエピソードをお話しします。

上司の奥さんとの出会いに突っ込む

会社の上司と飲みに行ったときです。プライベートな話、とりわけ恋愛の話など全くしたことのなかった上司でしたが、どんな恋愛話が参考になるか分からない!!と、思い切って突っ込んでみることにしたのです。

「島田(上司)さんって、奥さんとどこで出会ったんですか?」と、前のめりに聞いてみました。

「なんだよ、いきなり」と言われながらも、島田さんは悪い気はしていなさそうです。

「島田さんの恋愛話、聞きたい!!」と周りの同僚も興味深々で、その空気にも飲まれ、島田さんは奥さんとの出会いについて話してくれました。

奥さんは実はタイプではなかった!?

「友人を含めた何人かの飲み会で出会ったんだよね」

おぉ!!またもや、出会いの定番の合コンというやつか!やはり、社会人の出会いは友人との飲み会が多いようです。

「タイプの女性だったんですか?」

「いや、それがタイプではなかったんだよね」

タイプではなかった!それなのに、結婚まで至った。これはなんだかおもしろい展開になりそうです。

「え、タイプじゃなかったんですか!?じゃぁどうして恋に発展したんですか?」

「彼女が積極的で、飲み会の後日に連絡がきて『2人ご飯に行きませんか』って誘われたんだよね」

「え!?待ってください。好きでもない人から2人でご飯に誘われて、行くんですか?」

「行くよ。例え好きじゃないとしても、女性から誘われたら嬉しいもんだよ。とりあえず行くよね」

そうなのか……。私にとって「2人でご飯」というのは、少しハードルの高いものに感じていたのです。好意がなければ行かないものである、と。しかし、世間的にはそこまで特別なことではないことを、この時気づかされました。

「2人での食事はどうでしたか?」

「まぁ、楽しかったかな」

1回のデートではそんなもののようです。

「2回目のデートは誰が誘ったんですか?」

「俺からだよ」

「え、なんで??好きでもないのにどうして!?」

「1回目は彼女から誘ってくれたから、2回目はこっちから誘わないと悪いでしょ」

好きでもない相手を、人情的なもので食事に誘うのか……?男性は皆そうなのでしょうか。

「そんなもんなんですか?」

「まぁ、食事ぐらいはね」

「いつから付き合うことになったんですか?」

「2回目のデートで」

え?早っ!!

「どうして急にそんな展開になったんですか?」

「食事に行ったあと、彼女が近くのイルミネーションを見たいって言って、2人で行ったんだよね。ちょうどクリスマスシーズンで。周りはカップルばっかりで、俺たちもなんだか恋人気分になって。彼女が誘ってるのも感じたから、なんかその場の雰囲気で俺から告白したんだよ」

え?それって、そんなに好きでもないのに告白したってことだよね!?それは、私にとっては雷が落ちたような衝撃でした。

盛り上がる恋ではなくても幸せな結婚生活を

「結婚したってことは、最終的には好きになったってことですもんね」

「そうだね。まぁ結婚してよかったと思うよ」

出会ったときも、付き合うタイミングでも彼女のことを好きではなかった島田さんですが、結婚生活は順調のようです。

正直なところ、「あれ、島田さんって本当に奥さんのこと好きなのかな?」と思ってしまいました。それは、島田さんから一度も「好き」という言葉も表現もなかったからです。しかし、島田さんが奥さんとうまくいっていることは確かなのです。

結婚相手に求めるものは人それぞれなのかもしれません。

“恋人のような恋愛気分を求める人”

“お互い刺激を与え、尊敬し合える人”

“家庭のような安らぎを提供してくれる人”

結婚相手に対しての感情というのは、ただ単に恋愛の「好き」という表現だけでは表せないものなのでしょう。恋愛のカタチがいろいろあるように、結婚のカタチもいろいろあるということですね。

自分が結婚に対して何を求めているのかを見極めた上で、初めからチャンスを狭めずに出会いを楽しもうと思ったのでした。

 

~今回の教訓~

恋愛のトキメキ感だけが結婚に繋がるとは限らない

自分の結婚観を定めるべし

 

村上ちぃ
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