イイ男は自分で育てる!何もできない彼氏を家事好きに育てる方法
「家事ができない男性」は若い世代にも少なからずいます。付き合っている頃はそれでよくても、いざ同棲・結婚するとなると、男性が家事を全くしてくれないと、ふたりの関係がギクシャクする可能性も……。
そこで今回は、彼を家事能力の高いオトコに育てることに成功した既婚女性に「家事好き彼」育成法を聞きました。
まずは彼のために「小さな仕事」を作る
家事を何もできない、やったことのない彼。そんな男性に家事をしてもらうためには、どのようにアプローチすればよいのでしょうか。
「同棲し始めた彼は実家暮らしが長く、家事がほとんどできませんでした。一度にたくさんのことをお願いするのは難しいので、あえて細かい仕事を作り、1つずつやってもらうように。たとえば『洗ったお皿の水気をこの布巾で拭き取ってほしい』という形で、自分でやればちゃちゃっと済むことを、あえて頼むとかね」(30歳/保険)
「『ゴミ袋をゴミ捨て場に運んでおいて』という形で、本当に簡単なことから始めさせるのがおすすめです。徐々に難易度の高いお手伝いをさせるようにしました」(27歳/IT)
この手の「そもそも何をすればいいのかわからない」男性に、次から次へと仕事を依頼するのは逆効果。1つ1つ着実に成長してもらった方がよいので、まずは彼が嫌がらない小さな仕事を作るのが秘訣だとか。
いきなり「洗い物をして」「洗濯をして」と仕事を振るのは酷な話。まずは簡単なことから始めてもらい、次第にハードルを上げていく形が望ましいでしょう。
具体的に伝え、お願いする……アプローチは丁寧に
次の段階はもう少し大きな仕事を頼みます。具体的な依頼内容に加えて、なぜそれをお願いしたいのか「理由」も伝えるのがおすすめです。家事に「理由」がいるのは、いかにも男性っぽいですけど……!
「彼は理由を伝えれば協力的。『今日は夜勤で帰りが遅くなるので、洗濯物を取り込んでおいてください』とか、『ブラウスだけは別につるしておいてください。取り込んで積んでおくとシワになるので』とか。理由が納得いくものなら、けっこう細かい指示も忘れません」(22歳/医療)
「理系でものすごく理屈っぽい彼。それなら、と、調味料の配合からスタートして料理を教えてみたところ大成功。塊ビーフは高温に熱したフライパンで焼かないとカリッとしないけど、薄切りビーフはやわらかい火加減のほうが美味い、とか、もう私では太刀打ちできない。こだわりの料理人に変身」(29歳/販売)
すごい成功例ですね。適性がある仕事を伸ばす……有能マネージャーみたいな彼女です。
お礼を言う、仕上がりを褒める……フォローも大切
次は、上手に家事タスクをしてもらった後、どのようにフォローすればよいのか聞いてみました。
「家事ができない男性は不器用で、見ていると正直イライラします。とはいえ叱りつけても逆効果だと思うので、やってくれた後に『ありがとう』の言葉は欠かしません。『助かるわ』という言葉も、相手の気持ちをアゲるみたいです」(28歳/ライター)
慣れない家事に挑戦した男性に対するねぎらいの言葉は効果的です。新たに別のことを頼んでも快く動いてくれるはず。
「彼に『掃除機をかけてくれたおかげでキレイになったね』『掃き掃除をしてくれたから玄関がスッキリしたよ』という形で、家事の効果があったことを伝えるようにしています。そうすれば次回以降、進んでやってくれるんですよね」(28歳/メーカー)
「ありがとう」のメッセージに加えて、仕上がりについてコメントすることも大事。彼が「手伝ってよかったな」と思えたら成功です。
まるで部下育てや子育てのような「家事好きカレ」育成法。
でも彼を家事が得意な男性に育てるか、家事できない男性のままでいさせるか?これは女性の将来にかかわる大きな問題。彼を気持ちよく家事できる男性に育てたいものですね。