銀座のママ役には若すぎる?武井咲『黒革の手帖』主演に不安の声
2017年7月10日に、今月20日から放送が開始される新ドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)の制作発表記者会見が行われた。
会見には主演の武井咲(23)のほか、江口洋介(49)、仲里依紗(27)、滝藤賢一(40)、和田正人(37)、内藤理沙(28)、高嶋政伸(50)、真矢みき(53)、奥田英二(67)、伊東四朗(80)ら、豪華出演陣が出席した。
武井は、役作りのために銀座のクラブに行ったことを明かし「毎日楽しいですよ。こんなに気持ちのいい役は本当に初めて。元子のように打ちのめしたいなと思っています」と、自身初の悪女役についての意気込みを語った。
『黒革の手帖』は松本清張の大人気長編小説が原作で、これまでに何度もドラマ化されており、2006年には米倉涼子(41)が主演の舞台版も上演されている。平凡な銀行員が、銀座にクラブを開き、様々な出会いのなかで駆け引きをしてのし上がっていく元子を演じる武井に、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
演技力が心配だけど……意外とハマり役かも?
ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。
「意外と腹黒い強い女似合いそう!米倉さんには負けそうだけど……」
「綺麗な子だね~声が役にはまるかちょっと心配」
「もう少し悪女が出来る演技力を付けてからの方が良かったかな?」
「見た目は合格でしょ。あとは演技次第かな」
「お嬢様演技の殻を破れたら、かなり評価が高まると思う。お水の女になりきれるか!?」
「元も美人なんだけど濃い化粧が凄く似合う」
演技力が心配だが、悪女役は意外と武井に合うのではないか?と感じているひとが多いようだ。会見で見せた着物姿が好印象だったのかも知れない。
以前ドラマ化された際に主演を演じた米倉涼子の名前がいくつか見られる。「元子を演じたことで米倉は女優としてひと皮むけた」と評するひとが多い。武井にとっても『黒革の手帖』が、ターニングポイントとなる作品になるのかも注目が集まりそうだ。
武井咲は若すぎる?貫禄が足りない?
武井が主演することに、演技力への心配の声も多かったが、年齢的な部分にも意見が集まっている。
「可愛いんだけど、大人の女って感じがない」
「もう少し歳とってからの方が良かったかも?」
「あと5年後くらいにして欲しかったなー」
「黒革やるには早いよね。32、3歳ぐらいでやって欲しかったな」
「あの役をやるにはちょっと若すぎるかな。銀座のママの貫禄が出せるのかな」
「綺麗だけどこの役演じるには5年早かったんじゃない?」
野心を秘めた銀座のママを演じるには、武井は若すぎるとして、貫禄が出ないのではないか?と心配しているひとが多いことが分かる。濃い目の化粧も似合うであろうし、見た目的には文句なしとしつつも、5年後ならもっとよかったのではないか?と感じたひとが多いようだ。
人気作品への視聴者の期待と関心はかなり高い。演技力や年齢的な部分でマイナスな意見が目立ってしまったが、マイナスな意見を覆すような姿を武井が見せることができれば、武井への評価はかなり変わることだろう。武井がドラマでどのような姿を見せるのか、視聴者の感想と共に注目したい。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。