人気再熱か? 沢尻エリカの毒舌に「清々しい」とネット大絶賛
2017年4月11日放送の『踊る!さんま御殿!』(日本テレビ系)で、女優の沢尻エリカ(31)がゲスト出演した。トークの中、SNSでの中傷の話になると、司会の明石家さんまが「沢尻、慣れてるやろ?」と質問。すると沢尻は「全然なんとも思わないです。全然。『死ねばいいのに』とか(書かれると)『お前が死ねよ』みたいな」と強気な返しをした。 沢尻は「共演した子役のいたずらを怒れない」などと以前より少し丸くなった印象を感じさせるトークも展開させたが、「お前が死ねよ」の一言にネット掲示板ガールズちゃんねるは盛り上がりをみせた。
毒舌だけど清々しい!
芸能人が不特定多数の人間から見られていることを考慮すれば、ネットの中傷に対してどう思うか質問されても、流したり笑いでごまかしたりといった対応もできるだろうに、自分の感じたことをストレートに表現した「お前が死ねよ」の発言に、スタジオからは拍手がわいた。ネットでは沢尻を支持するような声が多くあがっている。
「さすがエリカ様」
「死ねばいいって書かれたならそのくらい思っていい」
「それぐらい強くないと芸能人やっていけない」
「みんなが言わないだけで普通にそんなの書かれたらそう思うだろ」
「観てて清々しかったよ」
また、話題がSNSの中傷だけにネット掲示板ならではの声もあがっている。
「ぎくーっ」
「私の好きな芸能人もよく死ねとか消えろとか言われるけど、ファンも傷つくんだよ」
匿名だからこそ書けることもあるが、匿名だからこそ限度がいきすぎてしまうこともある。この沢尻の発言に、お茶の間にいる視聴者も心の中で拍手を送っていたのかもしれない。
一周まわって沢尻が好き!
沢尻といえば、その不機嫌な態度で世間を騒がせていたイメージが強い。鋭い目つきにツンとした態度。記憶に強い印象を残しているのが「別に」という主演舞台の挨拶での言葉。ドラマや映画の撮影現場では、名だたる俳優の前でまるで大女優かのような態度をとっていたというエピソードもある。そのため、過去のイメージを強くもつ視聴者は、沢尻の強気な発言に過去がよみがえるようで、
「やっぱりキツく見える」
「好き嫌いは別として、性格は絶対悪いよ」
などという厳しい声もあがる。しかし、最近のバラエティでの沢尻はトークにも参加し、時折笑顔を見せる。以前より態度や言動など丸くなった部分もありながらも、独自の意見をはっきり言う沢尻に、以前より親近感がわくのか好意がもてるという声があがる。
「結婚してるときや不機嫌な頃より今の方が好感もてる!」
「昔は大嫌いだったけど、最近好き(笑)」
「エリカ様一周回って好きになったーやっぱり可愛い」
最近では、主演の新ドラマ『母になる』の番宣があり、多数のバラエティに出演していた沢尻。4月10日放送の『しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話 合体SP』(日本テレビ系)では、どんな女性にイライラするのかという問いに対し「携帯をいじる女」「やたら褒めてくる女」と答えた。やたら褒めてくる女については、わざとらしくバカにしてくるようで嫌悪感を感じると説明している。一度人にされたことがあればわかると思うが、2つともうなずける意見である。
「別に」騒動の頃はいろいろなことがあって、子どもだったし、ちょっとおかしかったと語ったことがある沢尻。現在は「別に」を自らネタとして使うなど、以前のキャラクターよりも馴染みやすくなった印象がある。 4月12日にスタートした新ドラマ『母になる』では母親役に挑戦している沢尻。これからの活躍から目が離せない。
文・岸はなえ
ライター/好きなことは、映画、音楽、芸能、美容。インスピレーションと勘を頼りに生きている。独自の見解で芸能情報を掘り下げることが好き。