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【毒舌独女】期待を裏切らない作品、実写版『こち亀』

マンガやアニメの実写化成功の鍵に、原作の持つ世界観をどう生かせるか、がある。

最重要課題と言っても過言では無い。

世界観を壊さない演技をする役者も必要だ。

最近、上手くいった例は、TBSドラマ『JIN-仁-』だ。

TBS開局60周年記念ドラマということもあり、気合が入りまくっていた。

まぁ、これはレアなケースで。
マンガ原作の実写化はコケるのが定番

コケるぞコケるぞと思いながら観て、「やっぱりコケた」と言う為に視聴する人も多い。

そんな多くの人の期待を裏切らなかったドラマが、2009年に放映された。
大ヒット『JIN-仁-』を放映したTBSで。

ドラマに力を入れているTBSで、平均視聴率一桁という、ある意味偉業を成し遂げた作品。

それは、香取慎吾主演の『こちら葛飾区亀有公園派出所』だ。

原作はいわずと知れた、週刊少年ジャンプで連載されている秋本治のご長寿マンガ。
破天荒な主人公、両津勘吉が繰り広げるドタバタコメディ。

アニメ版はフジテレビで放映され、ヒットした。
私も観ていた。そこそこ、面白かった。

このヒットに触発されたTBS。
お家芸のドラマで、原作ヒットの三匹目のドジョウを狙った。

第1話こそは視聴率12.2%と、まぁまぁな滑り出しだった。
「やっぱり面白くなかった」と言う為に観た人が多かったのだろう

2話以降は悲惨な数字で、遂に第8話で打ち切りになった。

香取慎吾主演の『こち亀』はTBSの黒歴史

そもそも、小柄な中年である両津勘吉に、童顔で高身長の香取慎吾をキャスティングしたのが間違い。

見た目から、皆に愛される「両さん」ではない。

それに、香取慎吾の声はハイトーン。
中年の声じゃない。

ちょっと考えれば、香取慎吾に両さん役は無理と判るのに、GOを出したTBSは原作を軽視している。

元々、ドラマ化するのであれば、
アニメ版で両さんの声を担当したラサール石井が良いと、
原作者から直々にご指名があったそうだが、何故か香取慎吾。

キャスティングでは原作を軽視しているにも関わらず、妙な所でこだわりがあったようで。
メインキャラの中川と麗子の衣装の色は原作そのままの、原色の黄色とピンク。

実写化なら、それなりに現実世界に溶け込むようにするのが常。
なんだかもー、ちぐはぐ。

期待通りにコケる要素、満載

で、壮絶にコケた

ここまで大コケしたのであれば、未来永劫、封印するものだ。
しかし、何をトチ狂ったのか、同じキャスティングで、今年8月に映画が公開された。

ドラマで大コケした作品の映画化は初めてじゃないか
玉砕覚悟としか言いようが無い。

「第二の寅さんにしたい」とまで言い、特攻公開。
勝ち目の無い戦に臨んだ。

で、爆死
赤字は10億円とも。

不況の昨今、「やっぱり面白くなかった」と言う為だけに映画館に足を運ぶ人は居ない。

映画『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!』を観ようという人は、香取慎吾のコアなファンか、亀有の住民ぐらいじゃないか。

亀有は私の地元なので悪くは言いたくないが、町おこしの為、『こち亀』に依存し過ぎている感がある。

同じ葛飾区内で、柴又帝釈天が『男はつらいよ』で有名なのが、よっぽど羨ましいと見える

亀有にそんな名所は無いのに。

あ、あるか。
亀有香取神社がある。良い所だよ。

ハッ!

香取神社…。香取慎吾…。
陰謀の臭いがする…

もしや、亀有香取神社を盛り上げようと、神社庁から圧力が掛かったのか!?
原作者ご指名のラサール石井でなく、香取慎吾を起用したのは、こういう理由なのか!?

そう考えないと、不可解なキャスティングに合点が付かない。

亀有香取神社さんからのお便りをお待ちしています。

旭堂花鱗

コラムニスト/コンテンツライター

広島県安芸郡出身、大阪府高槻市在住。恋愛記事から豆知識、果てはビジネス文書まで幅広く執筆するライター。古典芸能に携わっていた経験もあり、日本文化について少し詳しい。文芸春秋『週刊文春』に載せてもらえたのが人生の自慢。

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