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夜のプロだけが知る男の裏側~お金持ち男性が結婚を決める意外な理由~

世の中にはお金はいっぱいあるのに、孤独な独身男性やバツイチ男性がいるものです。

「お金持ちの独身男性って何を求めているんでしょうか?」女性たちに時々聞かれることです。

風俗の世界で実際に会った、お金持ち独身男性の本音に迫ってみたいと思います。

え!?こんなすごい人が風俗に?

それは、私が都内の派遣型風俗店で勤務していた頃。ある日、ご依頼があったのは都内一等地、億超え超高級マンション!!

「こ、ここ?!」

慣れない私は、エントランスでキョロキョロ(笑)。

フロントロビーや厳重なセキュリティを通過してたどり着いた高層階、高級家具が並ぶ立派なお宅。

このまるでモデルルームのようなお家に一人暮らしのAさんは、都内でお医者さんをしていました。

年齢は40代半ば。結婚はせず、このマンションを買って一人暮らしとのこと。

ずいぶん大きなお家なのに、一人で暮らしてるなんてさぞ寂しいのでは?と思いましたが、どうやらホントに寂しかったようで、それから何度かお招きいただきました。

ちょっと意外なあのプレイ!

私が在籍していたのは派遣型の風俗店ですから、本来は寝室でアレコレとサービスを行い時間になれば帰るのですが、Aさんの場合は、そういうサービスは最初の一回だけ。

「あのー、ちょっと時間延長して、ゲームでもしない?」

それからは、まずリビングでお茶を飲みながら一緒にテレビゲーム、お腹が空いたらAさんお手製のカレーを一緒に食べて、またゲームやおしゃべりする……

という流れで3時間~5時間が終わります。

風俗的プレイではなく、ゲームプレイ(笑)が彼のお気に入りでした。

結婚しなかったホントの理由

おそらく、お仕事では相当な地位にあるだろうAさん。お金には全く困っておらず、結婚しようと思えば、いつでも結婚できただろうに……

なぜ一人で暮らしているのか?興味が湧きました。

本来なら、風俗店の女の子がお客様のプライベートなことをアレコレ聞くのはルール違反ですが、ご自宅に何度も呼んでくれて少し心を開いてくれたAさんなら、と聞いてみました。

私「Aさん、仕事できるし家庭的な人と結婚したいとは思わなかったんですか?」

Aさん「あはは、結婚したいと言われたことは何度かあるけど、僕は結婚には興味がなくて。家政婦さんやお掃除の人に頼めば家事は困ることないしね。」

私「確かに!(笑)今も結婚願望はないの?」

Aさん「正直、寂しいなと思うこともあるけど、僕のお金を使うことばっかり考える女性は嫌だし、結婚して苦労が増えた知人もいるからね(笑)。◯◯ちゃんみたいな子なら考えてもいいけど、なんてね!」

ウーーム、安らぎかぁ。

私たちって、ある意味安らぎを提供してるのかもしれないと気づきました。

安らぎを感じられる女性なら、彼らは結婚することがあるのかもしれない。お客様と結婚する風俗嬢さんもいますしね。

安らげるオンナの本当の意味

男性の多くは、外の世界で戦っていて、弱音を吐いたり周りの人に自分の気持ちを伝えることを嫌がる。だからこそ、家では安らぎたい!

ここ、私たち女性は「安らぎ」を誤解していることが多いかもしれません。

あれこれ世話を焼いて尽くすことが安らぎじゃない!!!

むしろ、女性に頼られる喜びもあるんだと、多くのお客様に教わりました。

笑顔と一言「お疲れ様」「いつもありがとう」「美味しいね」!それで彼らの頑張りは報われ、また仕事を頑張れるのです。

 

では、家でホッとできないとなると彼らはどこに行けば良いのでしょう?

夜のお店に行ったり、別宅に住んだり、自宅なのに帰りたくないという現象が起きてきます。(多くの芸能人も、夫婦間に溝ができるとたいてい別宅に住み始めますよね)

 

真の心の交流は、お金では買えないものです。

金の切れ目が縁の切れ目となるような人間関係は本物ではありません。お金持ちの男性は、時にお金や地位や名誉に目がくらんだ人たちに囲まれ疲れてしまうものです。

DOKUJOの読者の皆さんに、ぜひお伝えしたいのは、お金持ちの男性ほど心のうちを話せる相手がなかなかいなくて苦しんでいるということです。

ホッとできる、本当の意味で心許せる相手になれば、彼らは心を開いてくれるかもしれませんね。

古山直美

離婚後29歳で夜の世界に飛び込み、4年間で2000名を超えるエグゼクティブのお客様を接客。国内はもとより世界の富裕層を顧客に持つ。現役時代のブログが1日最高11万PV、起業家ランキング1位を記録。女性育成セミナーやレッスンは即日満席となる。引退後、全てを理解してくれる現在の夫と再婚、夫婦円満協会を設立。これまで全国のべ700名を超える人々に講演、anan、MINE、WOMeなど有名WEBサイトにてコラムニストとして活躍。2016年に書籍出版。講談社等大手出版社の取材も多数。

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