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【実話で研究!アラサー男子の恋愛観】怒らない男子ほど付き合いにくい!?

こんにちは。美容室オアシスのオーナー、小泉です。このコラムではアラサー男子のリアルな恋愛エピソードを通じて、男子特有の考え方や感性をご紹介していきます。

これを読んで是非あなたの恋愛に役立ててくださいね。

今回は温厚な性格でルックスも良いのになぜか恋愛が長続きしないという男子のエピソードです。

<今回の男子>

T君(35歳) 喫茶店経営
ルックス:★★★★★
スタイル:★★★☆☆
お洒落度:★★★☆☆
年収  :★★★★☆
モテ度 :★★★★☆
特徴  :常ににこやかで温厚な性格。怒った姿をみたことがない

また彼女と別れちゃいました

T君「いやぁ、また彼女と別れちゃいました」

小泉「またかい?今回はどれくらい続いたの?」

T君「4ヶ月くらいですかね。僕にしてみれば長い方です」

小泉「よく別れるよね。君が長続きしたって話はきいたことがないよ(笑)」

T君「そうなんですよね。20代の頃はそれでも良かったんですけど、僕ももう35歳ですからそろそろちゃんと恋愛しないとマズいんですけどね……」

小泉「いつもフラれるのかい?」

T君「うーん、どちらかというと僕が冷めてしまうことが多いですね」

小泉「温厚な性格なのになぜそんなに早く冷めるのかな?」

温厚な性格だからって何も考えていない訳じゃない!

T君「たしかに怒ることはほとんどないから、自分でも温厚な性格だとは思いますよ」

小泉「そうだよねぇ」

T君「でも、皆さん勘違いしてるのは、温厚な性格の僕でも思うところはある訳です」

小泉「ん?どういうこと?」

T君「例えば彼女が酷いワカガマを言ってきたとして、普通ならそこで口論になりますよね」

小泉「まぁ、そうなるかもね」

T君「僕はそこで軽く受け流すので口論にはなりません」

小泉「それは彼女の立場としては楽なんじゃないか?」

T君「僕もそう思っているからこそ怒らないんですけど、その一方で『この子はワガママな性格なんだな』っていうマイナスの評価は下しています」

小泉「あ、そこには気付いているんだね(笑)」

T君「そりゃそうですよね。温厚な性格と鈍感は違いますからね(笑)」

小泉「でも、そのやり方だとどんどんマイナスの評価が溜まっていくんじゃないかい?」

T君「溜まりますね。で、溜まり過ぎると気持ちが冷めてしまうんです」

小泉「つまり彼女としては、まったくケンカをしたことがなく順調だと思っていたのに、ある日突然彼氏から『冷めた』って言われる訳だ」

T君「そういうことになりますね」

小泉「そうなるくらいならその都度、口に出していった方がいいんじゃないかい?」

T君「そうかもしれませんが、それで彼女の性格がなおるものなんでしょうか?」

小泉「うーん、なおらないことの方が多いかもね……」

T君「そもそも、彼女の方が『この人は温厚な性格だから何をやっても怒られない』という解釈をしている気がしてなりません」

小泉「そうならないように、最初にしっかりと二人のルールみたいなものを決めておいた方がいいかもね」

今回の教訓

温厚な性格というのは人当たりが良く優しいイメージがありますよね。なので一見すると付き合いやすいイメージがあり、女子からの人気も高いようです。

しかし実際には「怒らない」というだけであって、何も感じていない訳ではありません。むしろ怒るという感情表現をしない分、何を嫌がっているのか、何を考えているのかが分かりにくいこともあるようです。そのため、怒られないからといって油断しているとある日突然別れを告げられることも……

そうならないようにするには、何が嫌なのか、どういったことに幻滅するのか等を最初にしっかりと話し合っておく必要があるかもしれませんね。

小泉洋

44歳。都内某所で美容室オアシスを経営。

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