これは浮気？彼女がいるのに風俗に行くオトコの本音

なんで男は彼女がいるのに風俗に行くの？と思ったことありませんか？

夜の世界で勤務した経験を持つ古山直美が、そんな女性の素朴な疑問にお答えします。

男性経験も少なく、ごく普通の主婦だった私。

無一文で離婚したことをキッカケに風俗の世界に飛び込んでみたところ……そこは抱いていたイメージと少し違う世界が広がっていました！

彼氏のポケットから風俗の名刺が……！

「彼氏のポケットから風俗の名刺が！うそ、サイテー！私どうしたらいいの？」

彼氏の洋服から風俗の名刺を見つけてしまった！これは辛いですね！せめて、ちゃんとゴミ箱に捨てとけー！と言いたいですよね（笑）

でも、ここでひとつお知らせしたいのは、風俗の名刺を持っているからと言って、本人が必ずしも行きたくて行ってるとは限らないということです。

「え？風俗に行ってて、行きたくないなんてことあるの？」はい、実はあるのです！

彼女がいるのに風俗に来た男の事情って？

ある時私が接客させていただいたお客様。

「僕は来たくなかったんですが接待でどうしても……」

年齢は、40代の落ち着いたビジネスマン。その言葉通り、本当に何もせず、お話をしてお茶を飲んでお風呂に入って「助かったよ、ありがとう」とお帰りになりました（笑）

このように、男性は仕事のお客様や取引先、上司など、断れない相手とのお付き合いや接待で、風俗を利用することがあるのです。

いや、そんなつもりでは……と言いながらも、しっかりやることはやって帰る方ももちろんいますが、中には本当に「妻がいまして」「彼女に悪いので」と、申し訳なさそうにお帰りになる方も。

そんな時、無理強いすることはもちろんありません。私としても、せっかく来ていただいたので、せめて楽しい気持ちで帰っていただきたいと、男性が楽しく会話できるお話をします。

たとえば、奥様や彼女とご旅行された時のお話をしたり、彼女との恋愛相談をされるお客様もいます（笑）

恋愛感情と性欲は連動するの？

どうしたら、もっと彼女を喜ばせてあげられるか？女心を教えてください！と、プチ恋愛講座をやったこともあります。つまり「風俗の名刺＝彼の浮気！」とは言えないということなんですね。

また、たとえサービスを受けていても、肉体的な快感は愛情や恋愛とは全く無関係というのが男性の面白いところです。女性の私たちだと、好きでもない相手とそんなことはできない！

誰だかわからない人としたくない！と普通は思いますよね。でも男性の場合、恋愛感情とは関係なく性欲を満たすことができるようなのです。

ある時お客様が、「風俗はエステやサウナのようなものかなぁ」とおっしゃいました。

モヤモヤした気持ちやストレスを風俗で発散することで、仕事を頑張れて家族にも優しくなれるということらしいのです（笑）

私も女性ですから、そんなものかぁと不思議な気持ちになりましたが、確かに多くのお客様を見ていると「恋愛感情と性欲は別物なんだな」と納得したものです。

風俗は浮気なのか？それとも……

男性が風俗で本当に恋に落ちてしまうことも、もちろんありますけど、そんなに多くはありません。

のめり込んでいないこと、彼が自分に優しく大切にしてくれているのなら、そんなに心配する必要はないということです。

むしろ、風俗の名刺を見つけたらラッキーと思って大丈夫！彼は性欲を満たすために、お金を払ってプロのところで解消しているのです。

これは、彼女や奥さんを気遣っている心の表れ。本当に無節操なら、手当たり次第まわりの女性に手出ししているはずです。素人相手に浮気されるほうが、よっぽど危ない。

またプロの風俗嬢さんもお仕事でお金をいただいてお相手していますから、彼氏や旦那様を奪おうなんて１ミリも思っていませんのでご安心ください。

彼にとって私の存在ってなに？

風俗に行く男の本音は、「気分を変えたい」「イライラを解消したい」「付き合いで仕方なく」「まだまだ現役でありたい」など様々です。

けっして女性がイメージするような愛情や恋愛を求めて、そこに行っているわけではないのですね。

女性からすると本当に不思議なことですが、私も風俗の世界で働いてみて知ったことでした。

もし彼の持ち物から、風俗の名刺を見つけたら、そっと戻しておきましょう。そのことを問い詰めても、意味がありません。

男達は、妻や彼女に対する愛情とは、全く違うものを求めて風俗に行く。だから、家庭や恋人を大切に思う気持ちは全く変わらないのです。

彼が風俗に行ったことを知ってしまった時、彼を責めたところでどうにもなりません。二人の関係は悪くなることはあっても、良くなることはありませんよね。

むしろ、失うもののほうが圧倒的に多い。

ぜひ彼があなたに与えてくれる愛情にフォーカスしてみてくださいね。彼にとって特別な存在はあなただけなのですから。