TENGA美人広報に聞く「エロトリビア」~「アダルトVRエキスポ」特別レポ
前回は、最新技術「VR」と性についてお届けしました。その中で、「アダルトVRフェスタ」という性とテクノロジーの今がわかるイベントについてご紹介しました。そしてなんと、そのイベントが先日も開催されたとの情報が!
そこで今回、TENGA社の美人広報工藤まおりさんがイベントに突撃。どんなイベントだったのか、早速レポートしてもらいました。
「アダルトVRエキスポ2016」イッちゃった!?
6月に開催したときは、開始後すぐに500名近くの長蛇の列ができ、入場制限がかかるほどの人気を集めた「アダルトVRエキスポ」が8月にも開催され、私、工藤も参戦してきました。
VRとは、「仮想現実(Virtual Reality)」のこと。コンピューターで作り出されたCGや実写3Dの空間を、専用のヘッドセットをつけて体験するというものです。その技術は、性の世界をどのように変えるのでしょうか?
訪れた場所は、都内某所。
男性向けコンテンツばかりなので薄々気づいていたものの、周りをみればみるほど男性ばかりでした。そして、一つのコンテンツを体験するのに5~6名ほどの列ができるほどの混み具合。
今回は抽選式で体験人数を絞っていたのでまだマシだったと思いますが、これが抽選式でなく並ぶのであれば……何時間かかるかわかりません。
さっそく並んでVR体験。
アダルト動画を配信しているHBOX.JPさんのブースでは、AV女優の小西まりえさんや舞園ひなさんがいました。
VR体験会なのに、本物の女優さんに会える幸せを噛みしめながら早速体験。
つけてみると、こんな感じです。
重そうかな?と思いきや、頭に装着しても違和感がないくらいの軽さでした。つけるだけで『最新技術を体感している!』という高揚感が出てきます。
見ている画像はというと……
自分が実際にベッドに横になり、SEXをしているような角度で女性が見えます。
そして、ちょっと視線をずらすと……
視線に合わせて見える場所もずれるんです。顔を斜め下に向けると肩が見えました!す、すごい!
まるで本当に自分が体験しているかのような感覚に陥ります。うっかり自分の性別すら忘れてしまいそうです。特に映像が綺麗だからか、見えている空間にすんなり自分が入り込めるのでびっくりしました。
VRヘッドセットの価格を聞いてみると、1,000円台~10万円以上のものまで様々。
ちなみに今回私は2,000円台のものから5万円くらいのものを体験しましたが、どれも金額相応の価値があるなと思います。
個人的な感覚では、やっぱり値段が高いものの方がより映像が綺麗なので、より感情移入できそうな気がします。もし、女性向けのVR動画が配信された場合、私なら5万円までなら出しちゃうかもしれません。
様々な価格の商品が揃っているだけでなく、スマホをはめ込んだり、仮想空間を歩くことができるものなど、色々な種類やスペックがあるようです。
これなら、自分のマスターベーションスタイルに合わせて色々選べそうですね。
楽しすぎ!?「未来のセックス」を体験
VRを使ったアダルト動画体験のほかに、アダルトVRゲームもたくさんありました。エロトリビアを学ぶ女子を代表して片っ端から体験した結果、その中で一番テンション上がったのが「なないちゃんとあそぼ!」というアダルトVRゲーム。
どんなゲームか簡単に説明すると、ズバリ「なないちゃんという美少女キャラと、部屋のベッドの上でエッチな事ができちゃうゲーム」です!
その仕組みは、オナホールが装着された人形にスマホが取り付けてあり、人形を動かせばスマホが反応して映像内のなないちゃんが実際の人形に合わせて動いてくれるというものなんです。
どのように体験するかというと……
こんな感じです。
私の左側にあるビニールの人形を動かせば、なないちゃんもそれに合わせて自然に反応してくれます。
正常位の他にも、バック、背面座位まで様々な体位ができるなないちゃん。
人形を動かすだけで、どんな体位も体験可能です。
しかも人形の動かし方によって、なないちゃんが「あっ……!」「激しくしちゃイヤ!」など声を出して反応してくれます。あんなコトやこんなコトをしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいました。これなら、いくらでも遊べそうです。
AVでは味わえない「相手の反応」を感じることができるので、よりセックスしている感覚をVRで体験したい人には向いているかもしれません。
他に、水着のモデルさんの近くのカメラで撮影している映像が、離れた位置から見ることのできるInsta360という装置も体験。モデルさんがカメラに近づくと、見ている映像の中でもどんどん近づいてきて、水着のモデルさんに実際に迫られているようでちょっとドキドキします。
この機械はオナニーだけでなく、遠距離カップルにも使えたらとても良いなと思いました。離れていても隣で話しているような気持ちになれれば、距離も乗り越えられそうですね。
VRの技術を応用すれば、オナニーの追及だけでなくカップルに役にたつ技術も生まれそうな気がします。
VRを満喫した後、主催者の方から、「近々大きい会場や、海外でも展示会の予定もある」という話を聞き、この市場の可能性がとても楽しみになりました。
今回は、地域住民の反対により会場が急きょ変更になったそう。特殊な業界のため今後もそういうしがらみと戦う必要がありますが、きっと成長していく分野だと感じました。男性陣の夢と希望を与えてくれることは間違いないので、引き続き注目していきたい分野ですね。