経済学者・門倉貴史先生に聞いた「愛とお金の経済学」~婚活編
前回に引き続き、TVを中心としたメディアで大活躍中の経済学者・門倉貴史氏に、編集部が突撃!
今回のテーマは「婚活」。アラサーが結婚すべき男性や合コン必勝法まで、「ホンマでっか」なアレコレが飛び出します。
「20歳年下の男性」と結婚すべし!?
―――アラサー女子と相性がいいのは、どんな男性でしょうか?
生物学的には、女性が年上で20歳くらい離れている方がうまくいくんですよ。
―――ほ、ホンマでっか!?
ホンマです!性欲は、女性は40代に向けて上昇し、男性は20代がピークを迎えます。性欲曲線で考えると、ピッタリ合うんですよ。
―――若い男性をつなぎ止めるに、女性も頑張らないと……
女性がエステや美容に頑張るとお金が動き、経済効果が生まれます。一石二鳥かもしれません。
―――では、男性が年上の「年の差婚」がメジャーな今は、経済が動かない?
そうですね。男性より女性の方がお金を使いやすいうえ、美容関係は収入に関わらず一定の支出はしたいと思っています。そこを刺激するのが恋愛なので、年上女性と年下男性の年の差カップルが増えれば、経済効果があると言えるでしょう。
―――でも、20代前半男性を落とすなんて……私(31歳)にはムリです!
そんなことはありません!今は、熟女キャバクラに行く若い男性も多いんですよ。
―――熟女キャバクラ!?なぜですか?
若い男性ほど、癒しや母親のような包容力を求めるみたいですよ。それを持っているのは年上女性ですから。
―――でも、見た目では若者に敵わないのでは?
容貌へのこだわりは、男性もだんだんなくなると思います。「平常時ゴーグル効果」というのを知っていますか?
―――「平常時ゴーグル効果」?
老眼で視界がぼやけて、常に相手がキレイに見えることを言います。その効果に加えて内面を磨けば、年齢を重ねた女性でも婚活市場を勝っていけると思います。
―――でも、老眼のおじいちゃんたちにしか使えないテクでは?
そんなことはありませんよ。今は小さい時からお勉強を頑張って目が悪くなり、30、40代で老眼になる男性が増えているんです。
―――では、高学歴の男性にこのテクが使えるかもしれませんね!
全員がそうとは限りませんけど……(笑)
「水曜の合コン」は行っちゃダメ!?
ところで、合コンはいつしますか?
―――週末の金曜や、ノー残業デーの会社が多い水曜が多いです。
本当ですか!?水曜の合コンは避けた方がいいんですよ、特に女性は。
―――なぜですか?
水曜の15:30以降は、働く女性が一番老け顔に見えるんです!調査結果もあります。
―――えーーーー!?
水曜は1週間のど真ん中で疲れが出やすく、顔も「おむくみ」になりやすいんです。
―――お、おむくみ……(笑)
土日にお酒をたしなむと、72時間後に顔が「おむくみ」になります。日曜に飲んだとしたら、ちょうど水曜がそれに当たりますから。
―――では、月曜が一番いいということ?
はい、週の前半の方がいいでしょう
―――すると、金曜が一番危険?
金曜は翌日がお休みなので、仕事のテンションやモチベーションは上がりやすいうえ、顔の「おむくみ」も木曜以降和らぐので、大丈夫ですよ。
35歳女子「年収1000万管理職男」と同価値
―――ある調査で、「35歳の独身女性」は「年収250万円のフリーター男性」と同価値というものがあり、非常にショックを受けました。これって妥当だと思いますか?
いや!それは低すぎます!今は「熟女ブーム」でもあるから、もっと高いと思います。
―――では、門倉先生から見た「35歳の独身女性」は、男性に例えるとどれほどの価値が?
ホワイトカラーの管理職で年収1000万円!
―――それはスゴイ!勇気が出ました。
今の平均初婚年齢は、女性で29.4歳です。だから35歳で独身というのは、結構普通ではないでしょうか。キャリアウーマンの方なら、なおさら。
―――では最後に、もしアラサー女子が「門倉先生と結婚したい」と思ったら、いくら必要ですか?
ズバリ、ゼロです!身一つで飛び込んできてください!(笑)
楽しいトークと豊富な知識で、女子を救ってくれた門倉先生。明日からの婚活に、ぜひ取り入れてみてくださいね。
「不倫経済学」
著者:門倉貴史
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