「交際0日での結婚は、ありかなしか」問題
放送作家の鈴木おさむ氏と森三中の大島美幸さんで注目された、交際0日婚。よくよく考えると昔は、写真と住所を見ただけで結婚することが当たり前だったくらいです。
今の時代において交際0日で結婚することは、ありなのか、なしなのか。メリット・デメリットをあぶり出して、分析していきたいと思います。
交際0日婚のメリットって?
結婚したということで、お互いの全てを受け止めようという大きな心が持てることは、メリットと言えるのではないでしょうか?
交際期間中は好きな部分だけでなく、やはり嫌いな部分も見えてしまうもの。結婚することになれば、一緒に人生を添い遂げられる喜びとともに、嫌いなことをこれから延々と我慢しなければならないということになるのです……。
結婚後に相手に合わせなければならないことに耐えきれず、交際中や同棲中に別れを選んでしまうカップルは多々います。そういう面を考えると交際0日で結婚生活を送りながら、お互いを知っていくことは毎日が新しい発見出来ますから新鮮ですよね。また結婚しているということもあり相手の嫌いな部分を見たとしても、大きい心で受け止めてあげようと思えるのではないでしょうか?人間的にも大きく成長出来そうです。
また交際中のドキドキ感を、結婚生活を送りながら体験出来るというのもメリットでしょう。夫婦になるとどうしても恋人だった頃の、相手への思いやりや好きという気持ちが薄れてしまうもの。交際0日婚では、そんな相手を思う気持ちを常に高めながら日々を送れるのです。
交際0日婚のデメリットは?
結婚前のハードルが高いことは、デメリットと言えます。いきなり「結婚します」と両親に報告しても、両家とも目が点になること間違いなしです。結婚してもいいよとOKを出してくれる親御さんは、ほぼ0ではないでしょうか?そう考えると、交際0日婚は婚姻届を出すまでのハードルがかなり高いと言っても過言ではないでしょう。
全てが合わなかった場合、別れにくいというのもデメリットです。交際期間がなかったということは、分かっているのは職業や年齢くらい。結婚生活を送っていく上で大切になってくる、性格やライフスタイルなどの情報は何も得られぬまま、スタートするのです。もしかしたら性格が劇的に合わないかもしれませんし、生活スタイルがまるっきり逆かもしれません。普通ならすぐに別れることが出来ますが、婚姻届を提出しているとすぐにそういった選択は出来ませんからね。ある意味、一世一代の賭けなのです。
交際0日婚はかなりの賭けとも言えますが、恋愛から、結婚から、遠ざかっている方は試してみる価値はあるかもしれません。今の時代、離婚するのは恥ずかしいことではないですしね。人間的に成長したい方にもオススメです!
おうちワーカー、BEF TOKYOアンバサダー rusbank.net。”年上男性×恋愛”、”悲しい女子の生態”、”ワークスタイル”が中心のライター・エディター。山ほどあるコンプレックスを活かして、仕事しています。 いじめられッ子から脱皮したくて、キャバクラで2年働いた過去あり。癒しは、日々10時間の海外ドラマ視聴。twitter:@tatsumi_mami
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