結婚する気ある?彼の本気度を確かめる「アドバルーン戦術」とは
「長く付き合っている彼氏はいるけど、なかなか結婚の話が出ない」「結婚する気があるのかどうか確かめたいけれど、自分から結婚の話を持ち出すのは抵抗がある」
結婚を意識しはじめると彼の本音が気になるもの。そんな不安をお持ちの女性に向けて、今回は「結婚の本気度を確かめるための会話術」をご紹介します。
彼の本気度を確かめる、最強の言葉
結婚の意志があるかどうかに関わらず、ほとんどの独身男性が恐れることといえば、「彼女の妊娠」。
いわゆる“できちゃった結婚”となると、「相手の親にどんな顔をして挨拶に行けばいいのだろう」「まだ心の準備もできていないのに……」と誰しも怖気づいてしまうもの。でもそんなときこそ、相手の本性を知るチャンスなのです。
とはいえ、実際に“妊娠テロ”を勧めているのではなく、「妊娠したらどうする?」あくまでも仮定の話をしてみよう……という提案です。
例えば、彼とベッドの中で愛し合った後、「コンドームの避妊率って85%ぐらいって言われてるんだって。そろそろ排卵日が近いんだけど、もし妊娠しちゃったらどうしよう!」と冗談っぽく話してみてください。
このセリフを言ったときの彼の反応、表情、声などをよく観察すると、彼の本音がなんとなくつかめてくるはず。真剣交際をしている彼なら「ご両親に挨拶しに行かないとね」というでしょうし、まだ結婚について考えていない彼なら「え、まだ決められないよ」と動揺するかもしれません。
アドバルーン戦術とは?
この会話術は政治の世界で「アドバルーン戦術」と言われています。
「アドバルーンとは『気球』のことですが、とりあえず相手がどんな反応を示すか、それを見るためにアドバルーン(もしもの話)をあげてみる。つまり、相手に対して<仮定法>を用いるワケです」(森川,p61,2010)
「いきなり妊娠の話は重すぎる」「そもそも最近カレとご無沙汰だし……」という方は、もう少しソフトな質問をしてみましょう。
・「親からお見合いをしなさいと言われたんだけど……」
・「もしほかの人と結婚するって言ったらどうする?」
などがおすすめです。
会話から本音を探ってみよう
筆者の友人には、ラブタイム中にコンドームが破れて、リアルに「妊娠したかも」と焦った経験のある女性がいます。
彼女はこのとき「もし妊娠したらどうする?」と話し合いをしたそうで、そのことがきっかけで、数か月後に彼からプロポーズされ、結婚の話がトントン拍子に進んだといっていました。
長く付き合っていると結婚のタイミングって難しいもの。男性は素直に自分の気持ちを伝えるのが苦手なので、プロポーズのきっかけがつかめない人も少なくありません。
そんなとき、「子どもができたかも」という究極のセリフを口にすることで、彼の結婚意欲を押し上げる効果も期待できるかもしれません。
結婚する気のない彼に「プロポーズまだ?」「いつになったらその気になるの?」と迫っても、かえって男性を追い詰めてしまうもの。まずは落ち着いて、彼の本音を探ることから始めてみましょう。
参考文献:森川友義『いますぐカレと結婚!』(講談社)
1988年生まれ。セックスライター。女性のオナニー研究家。女性目線でセックスの楽しみ方を綴ったブログ「PINKY」は50万PV/月を獲得している。オナニーをこよなく愛し、赤裸々な体験談をつづったコラムが、多くの女性から支持を集めている。
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