【こじらせ系ビッチ】手軽さが仇に?30代女子がアプリに依存する理由
若さと勢いにかまけたワンナイトラブ、身に覚えがありませんか?
年を重ねるにつれ、そういった衝動的な行動は落ち着いていく傾向にあります。
しかし、適齢期真っ只中にいて、恋愛に迷走しワンナイトラブにハマる女性たちは確かに存在するのです。
本特集では、3人のこじらせ系ビッチのエピソードを取り上げていきます。
彼女たちは何故ワンナイトラブにハマるのか?そして恋愛・結婚に前向きになる為にどうすればよいのか?一緒に探っていきましょう。
1人目「傷つくのが怖い…30代女子がナンパバーに依存する理由」はこちら
2人目~出会い系アプリにハマるBさんの場合~
手軽に男をキャッチアンドリリース
Bさん(31歳/web系事務)は出会い系アプリで頻繁に男性と会っています。婚活目的と言いながら、その約半数と肉体関係を持ち、すぐフェードアウトする(される)、といったことを繰り返しているようです。
――なんで出会い系アプリを使うんですか?
B:やっぱり結婚したいからですね。
――全部まじめなお付き合いに繋げよう、っていうスタンスなんですか?
B:それは使い分けています。ハイスペックっぽい(結婚を視野に入れて付き合いたい)男性とは、会うまでに何回も連絡を重ね、人となりがある程度分かってから会います。初回はセックスしません。
――そうじゃないパターンは?
B:ひとり暮らしで寂しくて。ふと、仕事帰りや夕飯時に寂しいなぁって思ったら、アプリを起動します。あれって、近所の人とかGPS機能でわかるじゃないですか?それで近場で吞めそうな人に連絡します。もっとひどい時……誰かと会いたいけど家から出たくない!って時は、直接家に呼んだりすることも。それで吞んだ流れでヤったりヤらなかったり。会ってみて気に入らなかったら、30分だけ吞んで解散(追い返す)とか、ザラにあります。
――お付き合いに繋がったことはありますか?
B:それは……無いですね。ハイスペック男子は、仕事が忙しいとかの理由で疎遠になりがちです。近場で会った人とは情が芽生えやすく、エンジンかかると毎日でも会いたくなるんですけど(笑)。ただ、毎日は会えないですからね。だから、また寂しくなって、別の人を探してしまうんです。
Bさんの場合、寂しさが先行してしまい、男性をとっかえひっかえして心の隙間を埋めています。出会い系アプリというツールで容易に相手が見つかる為、男性のことを物扱いしている(代替可能な存在とみなしている)ようにも見受けられますね。
自分で寂しさを埋められない
――寂しいとき、人に会わないとダメなんですか?
B:ん~とくに趣味も無いしなぁ……。強いて言えばネットサーフィンかな。女子限定の掲示板をよく見ますね。幸せそうなのから、毒吐きまくりのやつまで、色々見ます。どっちを読んでもダークサイドに堕ちやすいです(笑)やっぱ男性と触れ合う方が即効性がありますよ!
――友達とは会わないんですか?
B:学生時代の友達とは、すっかり疎遠ですね。皆は正社員なのに自分はこの年でアルバイト……っていう引け目が強い。それにほとんど結婚してるし。たまに遊ぶのは、自分と似たような感じの独身の子。そもそも連絡無精だからメッセージ送るのもちょっと勇気が要るんですよ。断られたらショック受けちゃう。出会い系だと簡単にできるのに……。
自分の現況を憂い、趣味として挙げたネットサーフィンですらストレスになっているようですね。友人に連絡するのにも躊躇して、2次元のバーチャルから3次元のバーチャルに逃げた、といったところでしょうか。
ひとつずつ、自信を育てよう
Bさんのような状況に陥っている人は、例えば
・メイクやダイエットなど外見上のこと
・料理や掃除など生活に関わること
・資格の勉強などスキルに関わること
など、いくらか労力と時間を伴う物事に取り組むといいでしょう。努力して何かを達成することで、自分に自信が持てるようになります。自分に自信を持つことができれば、自己評価も高まり自分を大切にできるので、無益なワンナイトラブを避けられるはずです。
既存の交友関係を見直し、大切にする
何か誘いがあっても “なんとなく気が進まない”などの理由で断っていませんか?
幸せ話を聞くのが恐くて既婚の友達と疎遠になっていませんか?
手当たり次第に会う必要はありませんが、会いたい気持ちがある相手なら、勇気をもって会いにいってはいかがでしょうか。いざ会ってみたら、拍子抜けするほど会話が盛り上がったり、違う境遇の話を聞いたりすることで新たな発見があるかもしれません。
Bさんの場合、引け目を感じていることが友人と疎遠になった要因ですが、そのような自分の現状(弱み)を相手に柔らかく伝えてみるのも良いでしょう。一旦心を開いたことで、気軽に付き合えるようになることもあります。
まず既存の交友関係を充実させることが、今後、一から始まる交友関係において心を通わせることに繋がるはずですよ。