ダメ彼氏が家に転がり込んできた!そのとき女性がとるべき行動とは?
彼氏が頻繁に自分の家を訪れ、半同棲状態になるという流れは交際が順調に進んでいることを表します。
とはいえ「家賃が払えず追い出された」「自分の分も家事をやってほしい」など、彼女を都合のイイ家政婦扱いする目的で家に転がりこんでくるのは、典型的なダメンズの行動でしかありません。できることなら、一刻も早く家から出て行ってほしいと苛立ちを感じることでしょう。
でも、あえてその状況を「彼氏を自立させる良いチャンス」だと思ってはどうでしょうか。今回は、ダメ彼氏が家に転がり込んできたときにとるべき行動についてご紹介いたします。
最初は放置して徐々にお手伝いを頼む
多くのダメ彼氏は、何でも人任せにして他人に頼る一面があるため、誰からも相手にされなくなると急に寂しさを感じます。ひとりでは何もできないからこそ、人一倍、他人に依存する習性があるのです。
もし、ダメ彼氏が家に転がり込んできたら、不満から苛立ちを感じるかもしれません。しかし、最初はあえて彼の行動に怒ったり、文句を言ったりせず、ただ放置しておくようにしましょう。
そして、彼が彼女の顔色をうかがい始めたら、買い物や洗濯など簡単なお手伝いを頼んでみるのです。彼女から頼みごとをされると、彼も「構ってもらえた」という嬉しさから喜んで家事を手伝ってくれます。
その後は満面の笑みでお礼を伝え「家事を手伝うと彼女に構ってもらえる」ということを彼氏に理解させましょう。きっと、今後は自分から積極的に家事を協力してくれるようになるはず。
頻繁に女友達を家に呼ぶようにする
ダメンズと呼ばれる男性の中には、外面が良く、家族や彼女の前だけでダメンズぶりを発揮する人もいます。もし、あなたのダメ彼氏がこのタイプであれば、積極的に女友達を家に呼ぶようにしましょう。
普段は家でゴロゴロしているだけのダメ彼氏も、彼女の女友達が来ると、途端に良い顔を見せようと“できる彼氏”を演じ始めます。外面の良いダメンズは、他人を前にすると無意識のうちに偽りの自分を演じるスイッチが入ってしまうのです。
そして、女友達が頻繁に遊びに来るようになると、ダメンズモードよりもできる彼氏モードで過ごす時間の方が長くなります。その習慣を続けることにより、できる彼氏としての行動が自然と身につくようになるのです。
また、いつ女友達が遊びに来るかわからないという緊張感から、普段の身だしなみや行動にも今まで以上に気を使うようになるはず。
簡単なルールをひとつだけ決める
勝手に家に転がり込んできて、何もしないダメ彼氏を見ていると、つい口うるさく言ってしまうこともあるでしょう。しかし、ダメ彼氏の中には、なぜかプライドだけが無駄に高い人もいます。そのため、彼女から指摘されたり、怒られたりすることにより機嫌を損ね、そこからケンカが始まってしまう場合もあるのです。
そこで、彼との間では簡単なルールをひとつだけ設けるようにしましょう。ルールの内容は「脱いだ服はその場に散らかさない」「トイレの電気をつけっぱなしにしない」など簡単なもので大丈夫。そして、彼がそのルールを守ったら、思いきり褒めてあげるのです。
すると、約束を守るなど、何かに縛られることを嫌うダメ彼氏も「こんな簡単なことで褒めてもらえるんだ」と考えを改めることができます。その後は徐々に簡単なルールを増やしていくようにすると、彼のだらしなさも軽減するはず。
約束事を守れずに何もしないダメ彼氏には、まず「ルールを守ることは簡単にできる」という事実を実際の行動で教えてあげることが大切なのです。
わざと帰りが遅い日や家を空ける日をつくる
仕事から疲れて帰ってきた後、自分と彼の二人分の家事をしなければいけない生活が続くと、自然とストレスもたまります。なにより、黙って家事をする彼女に対し、ダメ彼氏が感謝の一言も述べない態度を続けると、二人の関係にも亀裂が生じるでしょう。
そこで、たまにはわざと帰りが遅い日をつくったり、友達との旅行で数日間家を空ける予定を入れたりしてみましょう。
彼女が家にいなければ、当然、料理や洗濯を始めとした家事を彼ひとりでこなさなければいけません。そこで初めて家事の大変さや面倒さを実感することになるでしょう。同時に、実家から出て初めてひとり暮らしをしたときのように、家事をしてくれる人がいるありがたみを改めて知ることができるのです。
自分で家事をしなければいけない状況をつくることは、それまでの彼の考えに大きな変化を与え、家事に対して協力的になるきっかけを生むはず。
ダメ彼氏を理想の彼氏に変えよう!
ダメンズを更生させるのは一筋縄ではいきません。自分がいくら努力しようとも、一向に彼が成長しない姿を見ると思わず別れを考えてしまうことだってあるはず。でも、今後も交際を続けていきたいのであれば、長い目で見て、ダメ彼氏を徐々にできる彼氏へと変えていきましょう。
相手の自尊心を尊重しつつ、ひとつひとつ成長させるための試練を与えて行けば、いずれダメ彼氏を理想の彼氏に変身させることだってできるはずです。
フリーライター/コラムニスト/コスメコンシェルジュ。
高校時代は青春のすべてをギャルサーにささげた生粋の元・ガングロギャル。アパレル販売・営業、ホステスを経て2011年よりライター活動開始。得意ジャンルは恋愛、美容、漫画、ゲーム、レジャー。コラムや取材記事中心にお仕事をしています。
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