苦手意識を克服!誰でもできる「簡単・LOVE理論」3選
童貞男子に「モテ」を徹底的に叩き込む指南書、水野敬也さんの「LOVE理論」(文響社・刊)をご存知ですか?「LOVE理論」とは、恋愛に悩める老若男女を正しい恋愛へと導くため、水野さんが独自に展開する恋愛理論のこと。そこで今回は、このLOVE理論を恋愛に苦手意識をもつアラサー女子向けにアレンジしてみました。
デートで失敗しがちな人向け「お返し理論」
「デートでの立ち振る舞い方が分からない」「デートで相手を楽しませる自信がない」、奥手なアラサー女子からよくそんなお悩みを耳にします。デートにまでは漕ぎ着けられるけどそこから交際へと発展しない、そんなお悩みを抱える女性は案外多いもの。そんな人に捧げたいのが、この「お返し理論」です。
「お返し理論」とは、デート中彼へのお返しの気持ちを忘れずにいることで、たちまち魅力的な女性へと変貌を遂げられる理論のこと。「お返し理論」は、まず相手への感謝から始まります。お店を予約してくれたことに感謝、全額(又は自分より多く)支払ってくれたことに感謝、場を盛り上げようと話題を振ってくれたことに感謝、デート当日に自分の前に現れてくれたことに感謝。
するとどうでしょう。「何かお返ししなきゃ」「彼の頑張りや計らいに応えなきゃ」、あなたの中で不思議とそんな気持ちが芽生えるはずです。これは、他人から何らかの施しを受けた場合お返しをしなければならないと感じる「返報性の原理」という心理。これを駆使することで、自然とデートに必要な「前のめりの姿勢」を身に付けることができるんです。
彼からのアプローチを待っているだけのデートは時間の無駄。「相手がいい所を見せようとしてくれてるんだから、こちらもいいリアクションで応戦」、「楽しませようと努力してくれてるんだから、たまにはちょっとしたプレゼントでも」、こんなお返しの気持ちがあなたを「イイ女」へと華麗に変身させる起爆剤になるわけです。「こちらから自分からアプローチするのは苦手」と感じる女性は、全ての言動や行動は「彼へのお返し」だと思って動いてみて下さい。
彼の粗探しをしてしまう人向け「JTS理論」
彼の欠点ばかりを探してしまう女性には、「女子会トーク最強」理論、略して「JTS理論」がオススメ。これは、女子会で彼のことを話せば話すほど「もしかして、私の彼ってすごくいい人なんじゃない?」と彼が美化されていく不思議な現象を理論化したものです。
例えば、あなたが女子会で「私の彼って愛情表現が乏しくて、全然『好き』とか言ってくれないんだよね~」と愚痴をこぼしたとします。するとすかさず「えー!それ寂しくない?まるで女心分かってない。結婚とかちゃんと考えてくれてるの?てか浮気してるんじゃない?」と、彼への酷評が相次ぐはずです。
そんな時あなたは、「でもいいところもあるよ。優しいし、意外に真面目なところあるし……」と、つい彼をかばいたくなる心理が働くでしょう。これこそが、女子会で彼のことを話せば話すほど、けなされればけなされるほど「いや、結構いいところもあるよ」と彼を肯定してしまう「JTS理論」の醍醐味。
彼の良さに気付かせてくれる女子会トークは偉大で最強。とはいえ、度を超したノロケ話は集まりから追放される恐れがあるので注意が必要です。また、顔も見たくないというほど彼への愛情が冷め切っている場合は、残念ながら効果はありません。
結婚の二文字が遠い人向け「セット売り理論」
最後に紹介するのは「セット売り理論」。「モテないわけじゃないのに、お嫁さん候補として見てもらえない」「彼がなかなかプロポーズしてくれない」とお嘆きのアラサー女子に捧げたい理論です。
あなたがお嫁さん候補としてなかなか見てもらえない原因はズバリ、「私を見て!」「私をもっと褒めて!」という承認欲求、自己顕示欲の強さにあります。自己主張が激しい女性は彼女としてはキュートで魅力的ですが、結婚となると男性は尻込みしてしまうでしょう。
要は、彼の不安を拭い去り一世一代のプロポーズを引き出すためには、故意的に「謙虚で控えめな気立てのいい奥さん像」をつくりだす必要があるわけです。そこで、どんな質問に対してもあなたがすべきアンサーは「彼のおかげ」、この5文字です。
「最近綺麗になった?」「彼と一緒にいるおかげかな」、「料理上手くなった?」「彼が褒めてくれるおかげかも」、自分の手柄は彼の手柄、自分と彼をセットにしてアピールすることを心掛けてみて下さい。たちまち、彼のあなたを見る目が変わっていきますよ!
誰にでもできる「簡単・LOVE理論」、是非一度試してみて下さいね。
うる星やつらのラムちゃんのような、チャーミングな女の子目指して恋愛修行中。人の役に立てる仕事に就きたいと高校卒業と同時に秘書検定を取得。女性を笑顔にできる前向きなコラムを執筆できるよう日々奮闘。趣味、ファッション・テニス・旅行。
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